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FP相談のおすすめの選び方・探し方は?失敗しないためのチェックシートつき!

今や年金に頼らず、老後資金を自分で用意して欲しいと金融庁が提案している時代だ。ファイナンシャルプランナー(FP)へ老後資金を含めたお金の相談をしたいと考える人数は、年々増えてきている。

「お金の専門家といえばFP」というぼんやりとしたイメージをお持ちの方も多いのではないだろうか。

しかしどんなFPへ相談すれば良いか悩んでしまう方は少なくない。

実際に、適切なFPを探すためのポイントを抑えておかなければ、適切な対処をしてもらえない可能性もある。

そこで今回はFPの相談について、おすすめの相談先の選び方、探し方をわかりやすく紹介していく。

  • おすすめのFP相談先の探し方が知りたい
  • 失敗しないFPの選び方が知りたい

上記のような疑問をお持ちの方にぴったりの内容となっている。

さらにFP相談で失敗しないための相談前チェックシートも用意しているので、相談前に簡単にチェックしておくと良いだろう。

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目次

おすすめ相談先の選び方

FPの選び方で重要なのは、信頼できるかどうかだ。

ただ「信頼できるかどうか」では抽象的すぎるので、ここでは具体的な以下の要素に分けて紹介していく。

  • 独立系である
  • スタンスが合っている
  • アフターサポートが手厚い

1つずつ解説していこう。

独立系である

独立系のFPとは、企業に属していないFPである。個人で事務所を起こし、独立してFPの活動を行っている者をイメージしてもらえばわかりやすいのではないだろうか。反対に企業系のFPはその名の通り、企業に所属してFPの資格を活かしながら仕事をしている者のことを指す。

例えば銀行や証券会社、保険会社などでアドバイスをしてくれる営業担当者がFPの資格を持っていることが多い。

独立系と企業系の比率は、一般的に2対8といわれている。相談時に独立系を選ぶ理由は、企業に属していないことで中立的な立場で顧客の利益を第一にアドバイスしてくれるからである。

もちろん企業系も顧客の利益を優先してアドバイスしてくれることは間違いない。

ただし企業系になると、以下のように顧客にとってはメリットといえない提案をする可能性がゼロではないのだ。

  • 他社商品に適切なものがあっても、自社商品しか取り扱えない
  • 社内ノルマが厳しく、無理矢理にでも営業しなければならない

そのためFPへ本当に自分に合ったアドバイスをしてほしいと考える場合には、独立系のプランナーを選ぶのが望ましい。

スタンスが合っている

プランナーは個々人で自身のコンセプトや理念などスタンスが異なる。

そのため自分の投資スタンスとFPのコンセプトや理念などが合っているかどうかを確認すべきである。理念やコンセプトは、相談時やサイト上での文面で確認できる。

自分に合っているか、という観点では以下のような自分が依頼する可能性のある範囲まで網羅しているか、を確認しておくのが良いだろう。

  • 相談のみ
  • 相談から商品購入
  • 商品は自分で購入したいが、相談と定期的なサポートを希望
  • なんでも一貫してサポートしてほしい

自分がFPへ求めるサービスを提供してもらえるかどうか、を確認しておこう。

おすすめは、相談だけでなく実行までしっかりと支援してもらえるFPが望ましい。

ただプランナー自身は、以下のような資格を持っていないと商品を販売することはできない。

  • 保険:生命保険募集人
  • 投資・運用:証券外務員
  • 税金関連:税理士
  • 不動産:宅地建物取引士(宅建士)

FP資格に+ αで上記のような資格を持っている者に頼めば、かなり踏み込んだサポートまで幅広く対応してもらえる。大は小を兼ねるというが、お金の相談に関しても同じことがいえる。

自分が相談する可能性がある、もしくはこのような資格を持っている人に聞いてほしいなど要望があれば、該当資格を取得しているプランナーを探すとより満足度の高い相談ができるのだ。

アフターサポートが手厚い

FPへ相談するにあたって、相談から実行までサポートしてもらった後、定期的な支援などアフターサポートが充実しているところを探すようにしよう。

特に初心者の場合は、相談した後に別の不安も出てくる可能性が高い。

そんな時、わざわざ自分で連絡をとって相談をするより、定期的なサポートのタイミングで不安点を解消すれば良いので安心感も段違いだ。

顧客目線に立って営業している、という点でもアフターサポートの手厚さは注視しておこう。

FPの探し方

FPの相談先は、主にインターネットで検索することが多い。

もし懇意にしているプランナーがいなければ、インターネットを使って以下のポイントで検索してみてはいかがだろうか。

  • エリアから
  • 相談内容から
  • 口コミや評判から

自分の地域名で検索すれば、すぐに多くのFPがヒットする。

その中から自分の相談内容に合った資格を保有していたり、該当プランナーに対する口コミや評判の良かったりした者から順に確認して自分に合った相談先を探すのがおすすめだ。

他にも相談する際に「契約するまで帰れないのではないだろうか」など不安な場合、オンライン相談から始めてみるのが良いだろう。

オンライン相談で好感触であれば、直接オフライン相談に切り替えるのも1つの手だ。

ただ1点注意していただきたいのは、相談料に関して明記しているかどうかのチェックである。相談料は無料と記載してあれば問題ないが、相談だけでも相談料・コンサルティング料として手数料がかかる可能性もある。

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失敗しないための相談前チェックシート

ここではFPへ相談する前に、失敗しないためのチェックポイントを紹介していく。

無駄な相談をしてしまうリスクを下げられるので、確認した上で相談に臨むようにしよう。

経験などは豊富か?実績は確認したか?

FPの資格を取得している人は、日本FP協会が出しているデータによると、2002年から2022年の間でFP1級からFP3級まで合わせて、1,029,791名となっている。

引用:FP技能士の取得者数 | 日本FP協会 (jafp.or.jp)

税理士の令和2年の登録者数は79,404名なので、かなり多くのプランナーがいることがお分かりいただけるのではないだろうか?日本FP協会のサイト内でもFP資格保有者は探せるが、案外実戦経験が短いプランナーも存在している。

さらにFPが所属するグループ会社などでは「この分野ならA事務所、この分野ならB事務所」など同じ会社で相談内容の偏りで、得意分野に差が生じているケースも少なくない。

必ずしも「事務所の実績が豊富 = 担当FPの経験が豊富」というわけではないのだ。

相談件数が多ければ安心、というわけではないので相談したいプランナー自身の経験や経歴を確認した上で相談しよう。

サイトにメインで記載されている分野はなにか?

ホームページにメインで記載されている分野が、その事務所の得意としている相談分野の場合が多い。

例えば、保険の相談をしたい場合は保険相談について記載されておらず不動産に関する実績が目立つ事務所は避ける方が望ましい。

さらに所属しているFPに関しても以下のポイントを確認しておこう。

  • FP資格以外にどのような資格を取得しているか
  • 経歴の確認(元証券会社所属、元不動産会社所属など)

上記を確認することで、事務所全体の得意分野を判断する材料にもなる。

「自分の相談したい内容をしっかりと解決してもらえるか」を判断するためにも、メインで記載されている分野、つまり得意分野を確認しておこう。

最低受付金額はクリアしているか?

これは必ずしも全ての事務所が設定しているわけではない。

特に資産運用についても対応できるプランナーを探している場合は、念のため「最低受付金額が設定されているかどうか」についても確認しておこう。

また、契約内容によって最低受付金額が設定されることもあるので、契約前に確認するケースも多い。

資産運用についてアドバイスできる資格を持つFPへの相談は、金融資産が1,000万円以上、3,000万円以上など一定以上保有していないと相談できないこともある。

いわゆる富裕層向けの資産運用相談を受けているプランナーへの相談時に特に確認しておくべき、ということだ。

ただ保有しているからといって全額投資するようなことはないので、その点は安心していただきたい。

まとめ

今回紹介してきたようにFPのおすすめの相談先の選び方は、独立系で自分の相談したい目的と合致しているかどうか、を判断しながら選ぶのが良い。

探し方としてはインターネットでエリアや相談内容、口コミや評判などから探してみてもみるのがおすすめだ。

特に、対面相談をしたい場合は自分の居住エリアを優先して絞る方が良いだろう。

また、FPに限らず、「資産運用ナビ」に相談するのも一つの手段だ。プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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