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50代におすすめの不動産投資とは?おすすめの方法と戦略を徹底解説

この記事で解決できるお悩み
  • 50代で不動産投資を始めるべきか迷っている
  • 50代におすすめの不動産投資の方法が知りたい
  • 50代の不動産投資で何に気を付けるべきか知りたい

定期的な家賃収入が得られる不動産投資は、資産に比較的余裕がある50代で人気の投資手法である。

50代で不動産投資を始めるべきか悩んでいる方は、基本的な知識や効果的な運用戦略を理解した上で、始めるべきかどうかを判断しよう。

本記事では、50代が不動産投資を始めるために押さえておきたい基本知識やおすすめの方法、効果的な投資戦略について解説していく。

不動産投資の相談先としておすすめの「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」についても紹介するので、ぜひ本記事を参考に不動産投資を始めるべきか検討してみよう。

目次

50代が不動産投資を始めるための基本知識

50代で不動産投資を始めるのであれば、まずは基本的な知識を習得することが大切だ。

ここでは、50代における不動産投資の役割や50代で始めるべき理由、気をつけるべきポイントについて解説していく。

50代における不動産投資の役割

そもそも不動産投資とは、不動産物件を購入して第三者に貸し出し、家賃収入を得る仕組みの投資手法のことを指す。

基本的には家賃収入を目的に投資を行うものの、物件の値上がりによって売却益を得るという方法もある。

50代は老後生活を間近に控えており、セカンドライフにおける生活資金の準備が重要な課題となる。

不動産投資で安定的な家賃収入を得ながら、資産を増やしていくことが目的だ。

50代であれば若い世代に比べて資金面で余裕があるケースも多く、高額な資金が必要となる不動産投資も有利に進めやすい。

資金力を活用して効果的に不動産投資を実践しよう。

なぜ50代が不動産投資を始めるべきなのか

50代で不動産投資を始めるべき理由として主に以下の2点が挙げられる。

  • 定年後の収入源を確保できる
  • インフレ対策になる

50代は定年退職後の資金計画について考慮しておく必要があるが、問題となるのが退職金や公的年金の受給額の減少である。

リタイア後に受け取れる金額が年々減少傾向にあり、老後の資金不足の可能性が指摘されている。

不動産投資を行っていると定期的な家賃収入を得られるため、老後資金の不足分を補うことが可能だ。

定年後の収入源を確保するという意味で不動産投資を始めると良いだろう。

また、近年はインフレによって物価が上昇しており、相対的に現金の価値が低下している。

預貯金のまま資産を保有していると価値が目減りしていくため、インフレとともに価値が上昇していく資産を保有することが重要だ。

不動産は現物資産であるため、物価上昇とともに価格が上昇する傾向にある。

さらに家賃収入もインフレとともに増加するケースが多く、インフレ対策に効果的な投資先だ。

老後の収入源を確保しつつ、継続的なインフレに対するリスクヘッジも行える点が不動産投資の魅力である。

老後を間近に控えているからこそ、不動産投資を活用して資金不足やインフレに対策しておくべきだろう。

50代が不動産投資で気をつけるべきポイント

50代で不動産投資を始める際、以下の2点に注意が必要だ。

  • 極力リスクを抑える
  • ローンが組めない可能性を考慮する

不動産投資では、物件の空室リスクや災害リスク、価格下落リスクなどが想定される。

リスクが大きい物件ほど利回りが高くなる傾向にあるが、50代の場合は投資で失敗すると年齢的に取り戻すことが難しい。

利回りの高さではなく、極力リスクを抑えられる方法を検討することが大切だ。

特に、物件選びや資金計画は十分に行っておく必要がある。

継続的に需要が見込まれるエリアの物件を選び、無理なく投資を行える資金計画を立てていこう。

また、不動産投資はローンを組んで物件を購入するケースが多いものの、50代は年齢面で融資を受けることが難しい可能性がある。

ローンを組めなかったり、期間が短く設定されたりする可能性がある点を頭に入れておこう。

金融機関によって年齢面での条件は異なるため、複数の金融機関でローンの相談をしてみると良い。

もし融資を受けられず、自己資金だけで不動産物件を購入することが難しい場合は、後ほど解説するREIT(不動産投資信託)の活用を検討してみよう。

50代におすすめの不動産投資の方法

50代で不動産投資を始める場合、以下の3つの方法がおすすめだ。

  • 一棟アパート投資
  • ワンルームマンション投資
  • REIT(不動産投資信託)

それぞれの特徴やおすすめする理由を解説していくので、自分に合った投資法を模索しよう。

一棟アパート投資

一棟アパート投資とは、数戸〜数十戸の部屋があるアパートを一棟購入し、各部屋を貸し出す投資手法のことだ。

建物自体のオーナーとなり、物件全体を管理・運用しながら収益を得ていく仕組みである。

一棟アパート投資がおすすめの理由は以下の2点だ。

一棟アパート投資がおすすめの理由
  • 大規模な運用を行える
  • 運用の自由度が高い

一棟アパート投資はアパートを丸ごと貸し出すため、得られる家賃収入の規模が大きい。

まとまった家賃収入を得られる点が魅力だ。

また、建物すべてのオーナーとして運用を行えるため、建物の修繕や賃料アップなどの判断を自分で行える。

不動産の管理や運用を比較的自由に行える点も一棟アパート投資のメリットだ。

なお、運用の規模が大きい分、購入する金額も大きくなる。

まとまった資産を保有する50代にはおすすめの手法だが、資金面での余裕が少ない場合は無理に投資をしない方が良いだろう。

ワンルームマンション投資

ワンルームマンション投資とは、マンションの一室を購入して貸し出す投資手法のことだ。

特に、空室率が低い都心のワンルームマンションに投資を行い、堅実に家賃収入を得ていく方法が人気を集めている。

ワンルームマンション投資がおすすめの理由は以下の2点だ。

ワンルームマンション投資がおすすめの理由
  • 自己資金が少なくても始めやすい
  • 売却しやすい

ワンルームマンション投資は、一棟アパート投資に比べると購入に必要な資金が少ない点が特徴だ。

一棟アパートを購入できるほどの資金がない方でも始めやすく、ハードルが低いことが魅力として挙げられる。

また、需要があるエリアのワンルームマンションを購入していれば、比較的売却しやすいことも魅力だ。

将来的に「換金したい」と考えたときに買い手が付きやすい点は大きなメリットと言える。

ただし、ワンルームマンションは一部屋のみを所有することとなるため、その部屋に入居者が入らない限りは家賃収入を得られない。

空室時に収入がゼロになってしまうリスクがあるため、物件選びは慎重に行おう。

REIT(不動産投資信託)

REIT(不動産投資信託)とは、ファンドに資金を預けて不動産運用のプロに投資を任せ、その収益を分配してもらう仕組みの商品である。

自分で不動産を購入するわけではないが、間接的に不動産に投資を行って収益を得るという方法だ。

REITがおすすめの理由は以下の2点だ。

REITがおすすめの理由
  • 少額で投資を始められる
  • 複数の不動産物件に分散できる

通常、不動産投資を行うためには数百万円〜数千万円の資金が必要であり、物件の規模によっては1億円以上かかる場合もある。

しかしREITであれば数万円程度から購入できるため、ローンを組めない方や自己資金で不動産物件を購入できない方でも投資できる。

少額で不動産投資を始められる点が魅力だ。

また、REITは複数の地域・物件に分散して投資が行われていることが特徴として挙げられる。

少額で複数の不動産物件にリスク分散を行える点もメリットとして挙げられる。

実際に不動産物件を購入することが資金的に難しいという場合は、REITへの投資を検討してみてはいかがだろうか。

50代におすすめの不動産投資の戦略

50代で不動産投資を始める際、以下のような失敗が想定される。

  • 無計画な投資
  • 過剰な借入
  • 情報不足

こうした失敗を避けるためにも、適切に戦略を構築していくことが大切だ。

ここでは、不動産投資の失敗を避けるためのポイントを3つ紹介していく。

綿密な投資計画の策定

資金計画やリスク管理を無計画に行って不動産投資に失敗するというケースは多い。

綿密に投資計画を策定し、計画的に不動産投資を進めていくことが大切だ。

例えば50代で子どもが大学に進学するタイミングを迎え、まとまった進学費用が必要となるケースがある。

そのタイミングで不動産投資に失敗してしまうと、進学費用が不足する恐れがある。

事前に「どのようなタイミングでどの程度の支出があるのか」という資金計画を立て、不動産投資の収支見通しと照らし合わせておくことが重要だ。

資金計画には不動産投資で想定されるリスクを考慮し、運用が上手くいかなかったパターンも想定して対策法を講じておかなければならない。

さまざまなパターンを想定し、綿密に投資計画を策定していこう。

無理のない資金調達

物件の購入にローンを活用する場合、過剰に借り入れて返済負担が重くなってしまうというパターンも少なくない。

適切な借入額を設定し、無理なく返済できる範囲で資金を調達しよう。

不動産投資のローンは基本的には家賃収入で返済していくことになるが、50代の場合は借入期間が短くなる可能性が高い。

期間が短くなると毎月の返済額も大きくなり、家賃収入だけでは返済しきれない場合がある。

50代の場合、マイホームの購入時に住宅ローンを組んでいたり、自動車の購入でカーローンを組んでいたりするケースが少なくない。

これらの支出に加えて不動産投資のローンも返済するとなると、生活が苦しくなってしまうリスクがある。

ローンを組む場合は「家賃収入だけで返済できるか」「家賃だけで返済しきれない場合に無理なく返済していけるか」という点を考慮して資金を調達しよう。

継続的な情報収集

不動産投資においては「情報が成功の鍵を握る」と言っても過言ではない。

情報不足のまま適当に不動産物件を購入してしまうと失敗する可能性が高いため、徹底的に情報を集めることが重要だ。

例えば、物件のあるエリアに直接行って周辺環境を調査したり、対象のエリアの賃貸需要や将来性の見込みを分析したりなど、市場調査・物件選びを徹底的に行う必要がある。

こうした情報収集を怠ってしまうと、不良物件を掴むリスクが高くなってしまう。

また、不動産投資は市場の金利動向によっても収益性が左右されるため、金融政策の定期的なチェックも重要となる。

継続的にニュースをチェックし、金利動向やそれに伴う不動産市場の動きを確認しておくことが大切だ。

手間や時間はかかってしまうものの、地道な準備が不動産投資の成功につながる。

継続的に情報を収集し、不動産投資を成功させよう。

50代の不動産投資の相談先はどこが良い?

50代で不動産投資を始めるのであれば、専門家に相談してサポートしてもらうことを推奨する。

なかでもIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が相談先としておすすめだ。

ここでは、50代の不動産投資を専門家に相談すべき理由やIFAの特徴、IFA検索サービス「資産運用ナビ」の利用方法について解説していく。

専門家に相談すべき理由

50代の不動産投資を専門家に相談すべき理由として「最適な投資法が人によって異なる」という点が挙げられる。

自分の状況に合った適切な手法で投資を行うためには、豊富な知識と経験を有する専門家のアドバイスが必要だ。

例えば、本記事では「一棟アパート投資」「ワンルームマンション投資」「REIT」の3つの投資法を紹介してきたが、どの手法を選ぶべきかは資産状況や運用目的によって異なる。

また、同じ一棟アパート投資でも「どの程度の利回りを狙うか」「どれくらいの規模で運用するか」という点は人によって変わってくる。

このように個々の状況によって適切な投資戦略が異なるため、自分ひとりで最適な不動産投資を行うことは容易ではない。

不動産投資に対して高い専門性を有するアドバイザーに相談し、自分の状況に最適化された投資戦略を提案してもらう方が効率的に運用できるだろう。

50代から不動産投資を始めたいのであれば、専門家にアドバイスを求めて相談してみよう。

IFAとは

専門家への相談を検討しているのであれば、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)の活用を推奨する。

IFAとは、金融機関や不動産会社などから独立した立場で顧客の投資・資産運用をサポートする専門家のことだ。

IFAに相談するメリットとして以下の2点が挙げられる。

IFAに相談するメリット
  • 中立な立場で助言を提供してくれる
  • 長期にわたってサポートしてくれる

IFAは金融機関や不動産会社に所属せず、顧客に対して中立的な立場で投資助言を行う。

不動産投資を行う場合も特定の物件を推奨するのではなく、本当に顧客に合った物件の紹介や投資戦略の提案などをしてくれるため、安心して相談できるだろう。

また、IFAには転勤や異動などの制度が原則としてなく、担当者が長期にわたるサポートを提供してくれる。

不動産物件の選定や購入手続きのサポートだけでなく、運用中の悩みを相談したり、物件売却時のサポートをしてくれたりと、長期的な信頼関係のなかでサポートし続けてくれる点が魅力だ。

中立な立場からベストな投資助言を長期にわたって提供できる点がIFAの強みである。

不動産投資の相談先をお探しの方は、IFAの活用を検討してみてはいかがだろうか。

IFA検索サービス「資産運用ナビ」

IFAに相談しようと考えている方は、IFA検索サービス「資産運用ナビ」の利用を推奨する。

「資産運用ナビ」とは、相談先を探す投資家とIFAをマッチングさせるオンラインプラットフォームのことだ。

IFAとのマッチングは簡単で、フォームに資産状況やアドバイザーの希望条件を入力するだけで良い。

全国のデータベースからあなたにぴったりのIFAを抽出し、紹介を行う仕組みとなっている。

紹介されたIFAのなかに気になるアドバイザーがいれば、そのまま面談を申し込むことも可能だ。

もちろんIFAは全国47都道府県どこでも紹介でき、対面だけでなくWEBでの相談にも対応している。

IFAの紹介料・相談費用は原則無料となっており、気軽にマッチングできることが特徴だ。

ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を活用し、信頼できる相談先を探してみよう。

50代からの不動産投資で効果的に資産形成を行おう

50代からの不動産投資には、定年後の収入源確保やインフレ対策といったメリットがある。

資産状況や運用目的によって一棟アパート投資やワンルームマンション投資、REITを選択し、資産を増やしていこう。

また、不動産投資の最適解は個人の資産状況や運用目的によって異なるため、専門家の力を借りることを推奨する。

特に、IFAは中立な立場で顧客にとってベストなプランを長期にわたって提供してくれるため、おすすめの相談先だ。

IFA検索サービス「資産運用ナビ」では、あなたにぴったりのIFAを無料で紹介するサービスを提供している。

ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を活用し、信頼できる相談先を探してみてはいかがだろうか。

50代の不動産投資に関するQ&A

50代で不動産投資を始めるのに必要な年収はどのくらいですか?

ローンを組んで不動産投資を始めるのであれば、年収700万円以上を基準としておくと良いだろう。

年収700万円が融資を受けやすくなる所得水準の目安となり、不動産投資を始める年収の基準と言える。

もちろん年収700万円以下でもローンを組める可能性はあるが、ある程度の自己資金を用意しておく必要がある。

なお、自己資金で物件を購入できる資産がある場合は、年収に関わらず始めることが可能だ。

50代で不動産投資をしている人はどれくらいの割合ですか?

不動産投資をしている人の割合は10〜20%程度と言われており、50代は全体のなかで比較的割合が高い。

そのため、20%前後の50代が不動産投資をしていると考えられる。

50代で不動産投資を始める場合、元を取るには何年かかりますか?

利回りによって異なるが、実質利回りが5%と仮定すると家賃収入で元を取るまでに20年かかる。

しかし物件の売却である程度の資金を回収できることを考えると、およそ10年程度で元を取れる。

60代まで不動産投資を続けていけば、元を取れる可能性が高い。

50代が不動産投資で収益を最大化する方法を教えてください。

50代で不動産投資の収益を最大化させるポイントとして以下の2点が挙げられる。

  • コストを削減する
  • 賃料を引き上げる

物件の管理手数料や支払うローンなどのコストを抑えることで、不動産投資の収益性は高まる。

より管理手数料が安い管理会社を探したり、金利が低い金融機関でローンを借り換えたりすることで収益性を高めよう。

また、賃料を引き上げることで収益を増やすという方法もある。

周辺の相場と比較しつつ、契約更新のタイミングや新たに入居者を受け入れるタイミングで賃料を引き上げると良いだろう。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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