三井住友銀行カードローンは、数あるカードローンサービスのなかでも大手に分類される。
カードローン利用を考えた場合、「大手だからなんとなく安心する」という理由で選択する人もいるかもしれない。
しかし、初めて利用する人のなかには、申込方法がわからない人もいるはずだ。
そこで本記事では、三井住友銀行カードローンの申込方法について解説する。
三井住友銀行カードローンの申込は簡単?
三井住友銀行カードローンは、インターネットを使用した申込が可能である。
自宅でも好きなタイミングで申込ができるという点では、簡単かもしれない。
ただし、申込の際には必要書類の提出などもあり、申込から利用まで相対的に考えた場合に簡単と感じるかどうかは人による。
なお、公式サイトの申込ページでは申込が可能か「お借入れ10秒診断」で確認できる。3つの質問に回答すれば申込の可否が表示される。
申込が簡単かどうかは一概にいえないが、借入診断は質問の回答を選択するだけという点から簡単といえる。
なお、三井住友銀行カードローンの申込はアプリからでも可能だ。
アプリは利便性も高く、申込も簡単に行える。詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして欲しい。
三井住友銀行カードローンのアプリについての詳しい解説はこちら。
三井住友銀行カードローンの申込で必要なことは
三井住友銀行カードローンに申込をする際、以下が必要な点を念頭に置いておこう。
- インターネット環境
上記それぞれについて解説するので、申込を考えている場合は参考にして欲しい。
インターネット環境
三井住友銀行カードローンでは、申込・借入・返済についてはさまざまな方法が用意されている。
そのなかで利便性を考えた場合は、Webを活用した利用方法がおすすめだ。
いつでも好きな場所から借入・返済ができる点は、利用しやすい環境といえるだろう。
ただし利便性が高いWebを活用する場合、インターネットの環境が必要不可欠である。
自宅・外出先のいずれもネットにつながらない場合は、Webが活用できないので覚えておいて欲しい。
三井住友銀行カードローンの申込方法は?
三井住友銀行カードローンでは、以下の3パターンの申込方法が用意されている。
- Web
- ローン契約機
- 電話
それぞれの申込手順について見ていこう。
Webを活用
Webを利用する際は、パソコン・スマートフォンからの申込が可能だ。
公式サイトから申込ページへのリンクボタンが設置されている。
また、Webでの申込の際は、カードレスを選択した場合はカードが発行されない。カードレスまたはキャッシュカードでの借入が可能である。
「カードを増やしたくない」「ローン専用カードは家族に知られるので困る」などの理由がある場合は、それぞれの問題が解決する。
Web申し込みは、楽で便利な方法となるので、もっともおすすめしたい方法なのだ。
ローン契約機を活用
ローン契約機とは、ローン専用カードの発行/申込・借り入れできる専用機械のことである。
以下のような人におすすめの方法だ。
- インターネットに接続できる環境にない
- 三井住友銀行の口座がない
契約機というと、銀行に設置されているATMのようなものをイメージする人もいるかもしれない。
ただ、実際は個室のような形だ。漫画喫茶のボックスシートを想像してみてほしい。
ローン契約機はボックス形式となっており、外からボックス内の様子は見えなくなっている。
そのため、契約しているところを第三者に見られるリスクは軽減できる。
ローン契約機については、以下の記事で詳しく解説している。こちらもあわせて参考にして欲しい。
三井住友銀行カードローンのローン契約機についての詳しい解説はこちら。
電話を活用
三井住友銀行カードローンには、電話からの申込ができる。
以下のような環境にある場合は利用すると良い。
- インターネット環境がない
- 近くに三井住友銀行の本支店がない
電話での申込はカードローンプラザ(0120-923-923)で受け付けている。
申込に必要な項目はオペレーターに伝えれば良い。
ただし、申込は9:00〜20:00までとなっている。また、12月31日~1月3日を除く土日・祝日も受付可能となっている。
三井住友銀行カードローンの申込方法それぞれのメリット・デメリットは?
三井住友銀行カードローンの申込方法は3パターン用意されているが、それぞれにメリット・デメリットがある。
利用する際には、自分の生活環境なども含めてメリット・デメリットを考慮する必要がある。
3つのなかでも利便性が高いWeb・ローン契約機のメリットとデメリットは以下の通りだ。
申込方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Web | 24時間Web完結が可能 | 当日審査が難しい場合有 |
ローン契約機 | スタッフのサポート有 | 営業時間外は利用不可 |
それぞれのメリット・デメリットについて解説するので、参考にして欲しい。
メリット:Webでの申込なら24時間Web完結できる
Webから申込を行う場合、24時間対応している。また、必要書類の提出もオンラインで可能だ。
自宅から出ることなく、好きなタイミングで申込が完結できる点は利便性が高いといえる。
「近くに三井住友銀行の本支店がない」「カードローンの申込を他の人に知られたくない」などの場合にもおすすめしたい。
デメリット:Webでの申込の場合書類が揃わないと当日審査が難しい
Webから申込を行った場合、審査回答は最短当日と公式サイトに明記されてはいる。
ただ、すべてのケースで適用されるわけではない。
カードローンの審査は必要書類が揃わなければ開始されないため、求められる提出が足りない場合は当日審査が困難になる。
当日に審査の結果が欲しい場合は、事前に必要書類を用意しておくなどの工夫が必要だろう。
なお、必要書類・当日の審査結果を受けるためのコツについては後述するので、あわせて参考にして欲しい。
メリット:ローン契約機での申込ならスタッフに質問しながら進められる
ローン契約機で申込を行う場合、スタッフのサポートが得られる点はメリットといえる。
ローン契約機内には受話器が設置されている。
オペレーターに直接つながるようになっており、不明点は随時確認できるシステムだ。
「初めてカードローンに申込をする」「ローン契約機を利用したことがない」などの場合には、操作に戸惑うこともあるかもしれない。
そんな時に、オペレーターからのサポートがリアルタイムで受けられる点は、不安が解消されるという点でも便利である。
デメリット:ローン契約機での申込の場合営業時間外は利用できない
三井住友銀行のローン契約機は、24時間利用できるわけではない。
利用可能時間は9:00~18:00となっており、この時間帯以外は利用不可である。
土日祝も利用は可能だが、12月31日〜1月3日までは利用できないため注意して欲しい。
なお、契約機内に設置されている電話については、ローン契約機の利用可能時間帯ならばサポートが受けられる。※店舗によって受付時間が異なる場合がございます。
金利(実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |
三井住友銀行カードローン申込の流れは?
三井住友銀行カードローンの申込方法について詳しく知りたい人もいるはずだ。
事前に知っておけば、実際の申込時の不安も軽減されるであろう。
主な申込の手順は、以下の通りだ。
- Web・ローン契約機・電話から申込
- Web・郵送などで書類提出
- 所定の審査開始
- 審査結果通知・契約
- 利用開始
それぞれの流れについて解説するので、参考にして欲しい。
Web・ローン契約機・電話から申込を行う
Web・ローン契約機・電話それぞれの申込は以下の通りだ。
申込方法 | 操作方法 |
---|---|
Web申込 | 公式サイトから申込ページへ進み、必要事項を入力後に送信 |
ローン契約機 | 近くのローン契約機からタッチパネルにて本人情報を入力 |
電話 | オペレーターの案内に従って、申込に必要な項目を解答 |
Webからの申込時、三井住友銀行の普通預金口座がある場合はSMBCダイレクトにログインして申込を行う。
口座未開設の場合は申込時に必要な項目が表示されるので、誤りがないように注意して入力して欲しい。
Webや郵送などで書類提出を行う
次に必要書類の提出を行うが、その方法はオンライン・ローン契約機・郵送の3パターン用意されている。
オンラインで提出する際の手順は、以下の通りだ。
操作方法 |
---|
本人確認方法の選択ページから「オンライン本人確認」を選択 |
必要事項を入力 |
提出する顔写真付きの本人確認書類を選択写真撮影で読み取り |
スマートフォンで顔の撮影・照合 |
顔を撮影する際は、マスク・前髪で隠れないように撮影して欲しい。
次に、ローン契約機で提出する際の手順を確認してみよう。
- ローン契約機のスキャナーで本人確認書類を読込
- 申込書に必要事項を記入
なお、申込は他の方法で済ませて書類提出のみローン契約機で行うことも可能だ。
郵送を希望する場合は、カードローンプラザ(0120-923-923)へ連絡をして欲しい。
オペレーターが郵送先を案内してくれる。
必要書類の詳細については、以下の記事で解説している。気になる場合は、こちらも参考にすると良いだろう。
三井住友銀行カードローンの必要書類についての詳しい解説はこちら。
所定の審査を受ける
必要書類の提出が完了すると、審査が開始される。
本審査は本人確認書類・収入証明書などの必要書類を利用して行われるのが一般的だ。
そのため、提出が完了しなければ審査の開始時期は遅れる。
審査の内容については非公開だが、三井住友銀行カードローンに限ったことではない。
多くのカードローンサービスを展開しているところは非公開となっている。
審査結果通知・契約
所定の審査が終了すると、その結果が通知される。
結果の通知方法は申込時に入力・連絡した電話番号・メールアドレスに連絡が来る。
知らない番号・メールアドレスからは受信できない設定にしている場合は、注意して欲しい。
審査が終わるまでは、一時的に設定を変更するなどの工夫をしておいたほうが良い。
なお、審査の結果は必要書類の提出後最短当日にわかる。※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合があります。
これは公式サイトにも明記されていることだ。
ただし、申込の内容・状況によっては当日に結果がわからないこともあり、必ず結果通知が来るとは限らないので覚えておいてほしい。
カードを受け取り利用開始
審査に通過すれば利用開始となるが、すぐに借入ができるかどうかは申込時の内容によって異なる。
カードレスを選択した場合は、すぐにSMBCダイレクトを利用した借入が可能だ。※三井住友銀行の普通預金口座をお持ちでない方、またWEBよりお申込みのお客さまで、本人確認をオンラインで行った場合に限り「カードレス」の選択が可能
ただし、SMBCダイレクトから事前にお振込先を登録されていない場合は、SMBCダイレクトを利用した借入ができないので注意しよう。
ローン専用カードの発行を希望した場合は、郵送でカードが送られてくる。
その到着を待ってからの借入開始となるだ。
もし近くにローン契約機が設置された三井住友銀行の本支店がある場合は、契約機からカードの受け取りが可能である。
三井住友銀行カードローンの申込の注意点は?
三井住友銀行カードローンに申込を行う際、以下の点に注意して欲しい。
- 当日審査希望なら営業時間内に申込を行う
- 提出書類に不備がないか確認する
- 審査に落ちた理由は教えてもらえない
それぞれの注意点の理由を解説する。利用を考えている人は参考にして欲しい。
当日審査を希望なら営業時間内に申込を行う
三井住友銀行カードローンは「審査結果はいつわかりますか」という質問に対して、以下のように回答している。
「最短当日です。お申込や審査が土日の場合は3~5日後のご連絡となります(祝日の場合もお時間を頂戴します)」
上記記述から、カードローンの本審査は、平日にしか行われていないことが予測できる。
当日に審査結果を希望する場合は、営業時間内に平日に申込を行ったほうが良い。
提出書類に不備はなく正確か確認する
カードローン申込時には必要書類の提出が求められるが、不備がないかどうか事前に確認することをおすすめする。
不備があると確認作業が増えてしまい、結果通知が遅れるからだ。
例えば引っ越しをすると現住所が変更になるが、市役所などでの手続きを忘れていると、本人確認書類の住所は未変更のままだ。
すると、申込時に入力した内容・本人確認書類それぞれの住所が異なり、審査時の確認作業が遅れてしまうかもしれない。
内容・状況によっては結果の通知が遅れるだけでなく、審査に落ちる可能性もある。
提出前に内容に不備がないか、必ずチェックすべきだ。
審査に落ちた場合にも理由は教えてもらえない
審査に落ちた場合、なぜ落ちたかの理由は教えてもらえない。
これは、三井住友銀行カードローンに限ったことではなく、多くのカードローンでも同様だ。
なぜ落ちたのか、その理由については自分で推測するしかない。
主な理由として以下のようなものが考えられる。
- 申込条件を満たしていない
- 他社での借入件数・総額が多い
- 信用情報に問題がある
- 収入に対して希望限度額が高い
これらは審査で落ちた場合としてあげられる一般的な理由である。
三井住友銀行カードローンの審査で落ちた理由がこれらにあたるとは限らない。
思い当たる内容がある場合は、解決・見直しを行ったほうが良い。
三井住友銀行カードローンが使いやすい理由は?
三井住友銀行カードローンを利便性の高さで見た場合、以下の特徴があげられる。
- 口座開設が不要
- 振込融資の手数料無料
それぞれの使いやすい理由について解説するので、参考にして欲しい。
三井住友銀行の口座がなくても申込できる
三井住友銀行カードローンは、基本的に三井住友銀行の口座がなくても申込可能だ。
他行をメイン口座としている利用者のなかには、口座を増やしたくない人もいるはずだ。
そのような場合には利便性が高いといえる。
三井住友銀行の普通預金口座をお持ちでない方、またWEBよりお申込みの方で、本人確認をオンラインで行った場合に限り「カードレス」の選択が可能だ。
ATMでのお借り入れはご利用いただけませんがSMBCダイレクトからのお借り入れ(指定口座へ振込)可能となっている。※事前にお振込先を登録されているお客さまに限ります。
手数料無料で振込融資が受けられる
振込融資の手数料が無料な点も、利用者にとって便利と感じるメリットである。
なお、手数料無料の振込融資が受けられる方法は、以下の通りだ。
- ATM(三井住友銀行・コンビニ・ゆうちょ・提携金融機関)
- SMBCダイレクト
これ以外に「振込・振替」があるが、他行あての振込の際には手数料が必要になるので注意して欲しい。
三井住友銀行カードローン申込で必要な書類は?
三井住友銀行カードローン申込で必要な書類は、以下の2種類である。
- 本人確認書類
- 年収が確認できる書類
それぞれの書類について有効なものを紹介しよう。
まずは本人確認書類からだ。
- 運転免許証(変更事項がある方については両面とも)
- マイナンバーカード(顔写真付き)
- パスポート
パスポートを本人確認書類として提出する場合、2020年2月4日以降申請分は所持人記入欄が存在しない。
そのため、別途現住所が記載されている本人確認書類の提出が必要だ。
ただし、提出前にカードローンプラザ(0120-923-923)へ問い合わせをして確認しなければならない。
借入希望額が50万円を超える場合は、年収が確認できる書類の提出も求められる。
その際、有効とされている種類は以下の通りだ。
- 源泉徴収票
- 税額通知表
- 所得証明書
- 確定申告書
- 給与明細書(発行日が3カ月以内のもの)+ 賞与明細書(発行日が直近1年以内のもの)
- 納税証明書
それぞれの写しを提出しなければならない。
給与明細書を提出する場合は、必ず賞与明細書とセットにすることを忘れないで欲しい。
なお、上記の書類は基本的には借入希望額が50万円を超える場合としている。
本人確認書類と年収が確認できる書類を提出しなければ、本審査は開始されない。
借入のタイミングも遅れることになるので、事前に用意しておいたほうが良い。
収入証明書については、以下の記事でも解説しているのでおすすめする。
三井住友銀行カードローンの収入証明書についての詳しい解説はこちら。
三井住友銀行カードローンの申込について知りたいなら
本記事では、三井住友銀行カードローンの申込について解説した。
サポート体制が充実している銀行カードローンということもあり、申込を考える人も多いはずである。
また、基本的には口座開設の必要がなく、借入手数料も無料な点から利便性も高いので実際におすすめだ。
ただし、申込時の選択・タイミングによってはスムーズに借入ができないこともある。
審査結果は最短で当日となっているが、申込がその対象かどうか考慮する必要がある。
申込についてさらに詳しく知りたい場合は、カードローンプラザ(0120-923-923)へ問い合わせをすることをおすすめする。
疑問点を解消してから申込を行おう。