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楽天銀行のカードローン審査基準は甘くない?申込から審査通過対策まで解説

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楽天銀行のカードローンは無担保・無保証人で借入ができる個人向け融資サービスだ。

24時間365日いつでも借りられるので、利便性が高いカードローンだ。

楽天ユーザーの方の中には、カードローンも楽天のものを使いたい方が多いだろう。ただ、銀行系のカードローンは審査が厳しいイメージがある。

本記事では、楽天銀行のカードローンの審査基準について詳しく解説する。また、審査の流れや通過対策についても紹介しているので参考にしてみて欲しい。

目次

楽天銀行のカードローンとは?

楽天銀行のカードローンは、無担保・無保証人なので、担保にできるものがない方や保証人を頼めない方におすすめだ。

Webやコンビニから24時間365日、手数料無料で借入可能だ。ただし、セブン銀行ATMに限っては、一部の深夜帯で手数料が発生する。

ただ、最高限度額800万円と高くなっている。そのため、ブライダルや教育資金などまとまったお金が必要な方でも使いやすいだろう。

金利は年1.9%~14.5%なので返済の見直しなどに活用もしやすい。

10万円の借入なら月々2,000円からの返済ができるなど、負担が少ない返済プランが用意されている点も嬉しい。

また、カードローンの手続きは書類が多くて面倒な方もいるだろう。

その点、楽天銀行では申込書の記入がない。

楽天銀行の口座を作る必要はなく、他銀行の口座を返済先に指定できる。

ただ、楽天銀行口座を開設すると、楽天ポイントがもらえるといったメリットがある。

楽天銀行のカードローンの利用の流れについての詳しい解説はこちら

申込がしやすい

楽天銀行のカードローンに限らず、お金を借りる場合には安定した収入があることを条件にしている金融会社がほとんどだ。

これは、お金を貸しても戻ってこないリスクを回避するために行なっている。

楽天銀行のカードローンは、日本国内に居住する20才から62才までで、毎月安定した収入を得ている方なら学生や主婦でも利用できる。

毎月の収入が安定していれば、アルバイトでも借入が可能だ。

しかし、パートやアルバイトをせず、定期的に収入を得ていない方は利用できない。

また、日雇いのように収入が安定していないと、審査に通らない可能性が高くなる。

最短即日で審査が終わる

楽天銀行のカードローンは、スマホ1台でWebからすべて完結できる。

必要書類の提出も 楽天銀行アプリから提出できるので、郵送によるタイムロスがない。

ただし、即日審査してもらうためには、書類に不備がないようにしよう。楽天銀行のカードローンの公式ホームページでも最短即日審査案内がある。

しかし、土曜・日曜・祝日は楽天銀行がお休みのため、審査ができない。

そのため、審査に時間がかかってしまう。また、申込数が多い場合も審査に時間がかかってしまうだろう。

金利は年1.9%~14.5%

楽天銀行のカードローンでは、金利は年1.9%〜14.5%となっている。

1.9%~4.5%はご利用限度額が800万円の場合のみだ。また、100万円未満の借入の方は年利14.5%だ。

限度額が多くなるほど、金利は下がっていく。

借入の利率は審査で決まり、定期的に見直しが行われているので、契約中に金利が変わることがあるだろう。

楽天銀行のカードローンでは変動金利を採用しており、付利単位1円として1年を365日とする日割計算で金利を設定している。

楽天銀行のローン審査基準は独自で甘くない?

楽天銀行はネット銀行であり、一般的に大手銀行のカードローンよりも審査が緩いとされがちだ。

しかし、ネット銀行であってもローン審査は容易ではない

確かに楽天銀行にも独自の審査基準があるが、審査内容は非公開となっている。

しかし、貸金業法によって年収の3分の1を超えない借入の限度額などの決まりがある。

貸金業法や独自の審査基準と照らし合わせて、借入の可否や限度額が選定されるため、借入できないこともあるだろう。

楽天の会員ランクに応じ審査優遇がある

楽天会員には5つのランクがある。半年以内の獲得ポイント数やポイント獲得回数に応じてランクアップする制度だ。

ランクは以下の5つの通りだ。

  • レギュラーランク
  • シルバーランク
  • ゴールドランク
  • プラチナランク
  • ダイヤモンドランク

このランクが高いほど審査に優遇されるようになっている。

ただし、すべての楽天会員が対象になるとは限らない。この制度は楽天グループのカードローンならではの特典だ。

楽天銀行のカードローンで借入をしており、返済口座も楽天銀行の方は、ハッピープログラムにエントリーしておくとよい。

どちらも行っている方はハッピープログラムのステージが1つ上がる。

会員ステージによって楽天銀行のATM手数料や振込手数料の無料回数が増加する。

借入した分をどこかに振り込む必要がある方には、お得な制度といえるだろう。

他社の借入が多いと審査通過が難しい

他社からの借入が多いと審査通過は難しくなる。

まず、貸金業法では年収の3分の1しか借入できないと定められているためだ。

これは総量規制といって、年収300万円の方であれば100万円までしか借入できない制度だ。

これは、年収の3分の1を超えてしまうと返済が滞ったり、生活が苦しくなったりする可能性があるからだ。

そのため、他社からの借入金額が多いと審査通過は難しい

申告時に借入金額を少なく申告しても、指定信用情報機関で借入残高の確認が可能だ。

また、借入件数が多い場合も審査通過は難しくなる。

多重債務者の問題が年々増加し、深刻な社会問題になっているためだ。

収入の額よりも安定感を重視

楽天銀行のカードローンでは「安定した収入」が審査に大きく関わってくる。

1か月の収入額が多くても安定していなければ、返済が滞る可能性があるためだ。

収入が不安定なフリーランスの方は審査に落ちたのに、毎月安定して収入を得ているアルバイトの方が審査に通ることもあるだろう。

毎月の返済額を問題なく返せるよう、安定した収入の確保が重要だ。

楽天銀行カードローン

金利
(実質年率)
年1.9%~年14.5%
審査時間最短当日
融資速度最短翌日
無利息期間
借入限度額10万円~800万円
収入証明書必要
WEB完結可能
申込条件・満20歳以上62歳以下の方
・日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権もしくは特別永住権の取得が必要)
・お勤めの方で毎月安定した収入がある方(または専業主婦の方)
・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方
※専業主婦やパート・アルバイトの方は60歳以下の方に限定
※楽天銀行が認めた場合は不要
担保・保証人不要

カードローンを申し込んでから借りるまでの流れ

楽天銀行のカードローンは申込してから4つのステップを経由して借りられる。

ここからは、借入までの手続きを詳細に解説する。

本人確認書類・収入証明書を用意

本人確認するためには、名前・生年月日・申込住所・顔写真の確認ができる本人確認書類1〜2点が必要だ。

顔写真がないものでも2点提出すれば審査を受けられる。

運転免許証・マイナンバーカード・住民基本台帳カード・運転経歴証明書は1点の提出で問題ない。

アプリからこれら以外を提出する場合、2点必要になるので書類不足にならないように注意しよう。

また、送付方法によっては、住民票の写しと印鑑登録証明書以外は2点提出しないといけないことがある。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 個人番号カード(顔写真付き)
  • パスポート(日本国内で発行)
  • 住民基本台帳カード(顔写真付き)
  • 健康保険証
  • 各種年金手帳
  • 各種福祉手帳
  • 公共料金の領収書(発行から3ヶ月以内)
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 住民票の写し(原本)
  • 印鑑登録証明書(原本)

収入証明書は以下の書類のうち1点の提出が必要だ。

しかし、利用限度額が50万円以下の方は必要ない。

ただし、審査の結果次第では、送付するよう要求されることがある。

  • 源泉徴収票
  • 課税証明書(所得証明書)
  • 市県民税特別徴収税通知書
  • 個人の確定申告書

在籍確認がとられる

楽天銀行のカードローンでは電話による在籍確認が行われる。

これは嘘の職場を申告していないか確認するためだ。

電話で在籍確認されると、借入したことがバレてしまうと心配な方もいるだろう。

在籍確認する際は、非通知で電話がかかってきて担当者の個人名を名乗るためカードローンのことは知られない。

ただし、非通知を拒否している方には、電話番号を通知した上で電話がかかる。

専業主婦の方には電話確認がない。

カードが郵送される

無事、審査が通ればローンカードが郵送される。

契約完了した翌営業日に簡易書留で発送されるため、契約当日に受け取れない。

簡易書留は手渡しになるので、受け取れなかった場合は再配達の手続きを行おう。

また、年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇は発送日が異なることがある。

審査の結果を受けてATMで借入可能

審査が通ってローンカードが受け取れれば、ATMで借入ができる。

楽天銀行のカードローンが利用できるATMは全国10万台以上ある。ただし、借入の手数料は提携先によって異なるので注意が必要だ。

全国のコンビニATM・三井住友銀行・みずほ銀行などは手数料が無料となっている。以下無料提携金融機関となる。

ATM無料提携金融機関
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • イーネットATM
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • Pat Sat
  • イオン銀行
  • 東京スター銀行
  • 北都銀行
  • 栃木銀行
  • 愛知銀行
  • 名古屋銀行
  • 高知銀行
  • 富山銀行
  • 大光銀行
  • きらぼし銀行

これ以外の銀行は、1万円以下の借入で110円(税込)、1万円以上の借り入れで220円(税込)の手数料がかかる。

楽天銀行カードローンの審査は厳しいのかについての詳しい解説はこちら

楽天銀行のカードローンの審査通過に必要なこと

楽天銀行のカードローンの審査を通過したいなら、以下の4つのポイントを意識しよう。

特に借入時には信用情報が重要だ。

在籍確認はスムーズに

在籍確認がスムーズだと、すぐに審査を始められる。

そのため、在籍確認をかけてもらう電話番号は、自分の名前を把握している方が出やすい電話番号を指定しよう。

特に部署が多い会社は、自分の担当部署の電話番号や直通番号にしておくといいだろう。

会社によっては個人情報保護の観点から、個人的な要件を引き継がない場合もある。

なので、自分の担当部署の電話番号や直通番号を申告するのがおすすめだ。

信用情報に傷がついてないか確認

過去に延滞や滞納があると信用情報に傷がつく。

これはいわゆるブラックリストの状態だ。ブラックリストに入っていると借入はできない。

信用情報が不安な方は、以下の個人信用情報機関に開示請求しよう。

  • CIC
  • JICC
  • JBA

開示請求は窓口・インターネット・郵送で行える。

しかし、どの方法でも有料な点に注意しよう。本人確認書類が必要となることもある。

また、個人信用情報機関では、借入の申込件数・住所異動・勤続年数も確認できる。

この情報も借入する際の審査で利用されると覚えておこう。

審査に必要な情報は正確に記入する

審査に必要な情報なのに虚偽の報告をしてしまうと、審査に落ちる原因となる。

これは、正確に情報を伝えられない場合でも同様だ。

主に以下のような内容が必要となる。

  • 信用情報
  • 借り入れ状況
  • 本人属性
  • 家族構成
  • 勤務先
  • 借り入れ希望額
  • 返済期間

カードローンの申込では、借り入れ状況や返済期間の情報は、返済能力の有無を決めるために特に重要だ。

これらの情報を正しく申告しなくても、個人信用機関などから嘘の情報だとわかる。

嘘の情報は信用度の低下につながるため提出前に再度確認しよう。

書類は事前に揃えておく

楽天銀行のカードローンには、以下の書類が必要だ。必要書類が揃っていないと審査できないので注意しよう。

  • 本人確認書類1〜2点
  • 収入証明書1点(50万円以上借入の方)

必要書類に不備がないかの確認も怠らないようにしよう。

不備があるだけで審査ができなくなってしまう。

特に住所変更したまま本人確認書類の住所を変えていない方や、婚姻後に苗字変更をしていない方は、先に変更をしておこう。

また、パスポートなどを使用する際は、有効期限内のものか確認しよう。

有効期限が切れたものは利用できない。

楽天銀行のカードローンの審査通過が難しい場合は

楽天銀行のカードローンを利用したくても、以下の3つに当てはまっていると審査は難しいだろう。

安定した収入がない

安定した収入がなければ、審査に通ることはほぼ不可能だ。

返済能力の有無を見分けるために、安定した収入でないといけない。

楽天銀行のカードローンでは、安定した収入が求められる。

また、毎月の収入があるだけでは審査は通らない。

転職したばかりで入社して6か月以内の場合、試用期間のため6か月後も働けているかが不明瞭だ。

また、日雇いや株の利益などでは、月によって収入額が大きく変わる可能性がある。

そのため、毎月一定額を長期的に受け取れる安定性が必要だ。

年金や生活保護で暮らしている

年金や生活保護で暮らしていても借りられない規約はない。

しかし、年金や生活保護で暮らしている場合、使えるお金が会社員と比較すると少ないだろう。

そのため、返済能力に不安が残る。

また、生活保護を受けるには、あらゆるものを現金化しても生活するためのお金が足りないことが受給対象だ。

そのため、返済ができないとみなされ、借入は厳しいだろう。

年金受給者の場合、年金は収入として認められる。

しかし、カードローンを借りるには年金だけでは返済能力に不安が残ることから審査には通らない。

3社以上の借入がある

借入件数が3社以上あると、月々の返済額が急激に増加する。

そのため、返済能力に不安が残り、カードローンの審査が通りにくくなるだろう。

借入したい場合は、先に完済して借入件数を減らしておくことがおすすめだ。

借入件数が多いと「1社で増額申請すればよいのに、何かできない理由があるのではないか」と疑念を持たれることがある。

そのため、借入前に件数を減らしておくのがおすすめだ。

カードローンの審査結果はいつ分かる?

楽天銀行のカードローンは、メールやセンターで審査結果を確認できる。

ここでは、審査結果の確認方法を詳しくご紹介するので参考にしてみて欲しい。

審査に落ちた場合はメール配信で通知がくる

審査結果は通過しているかどうかにかかわらず、メールで通知される。

そのため、申込時にメールアドレスの不備がないかよく確認しよう。また、ドメインの受信設定をしている方は注意が必要だ。

設定解除もしくは指定ドメイン「@cc.rakuten-bank.co.jp」を登録しておこう。

審査完了後は「0120-988-411」から、契約内容確認の電話がくるので覚えておこう。

審査に不合格の場合は、理由を問い合わせても回答は得られない。

審査に落ちた場合、先述した内容に当てはまっている可能性があるので、何が原因か考える必要がある。

センターに問い合わせると審査状況がわかる

楽天銀行のカードローンの審査状況は、楽天銀行カードセンターカードローンご案内専用ダイヤルで確認できる。

無料のフリーダイヤル「0120-720-115」に問い合わせよう。

受付時間は、平日9:00〜20:00だ。

また、年末年始やGW期間中でも問い合わせできる。固定電話だけでなく携帯電話も利用可能だ。

審査結果は土日を挟む

楽天銀行のカードローンの審査は、平日のみに行われている。

そのため、土曜・日曜・祝日は即日審査ができない。また、金曜の夜に申込むと、最短で翌週の月曜まで審査されない点に注意しよう。

すぐに借入をしたい場合、平日に申込むことがおすすめだ。

また、審査が混み合っている場合、平日でも審査が終わるまで数日かかることがある。

即日の融資は受け付けてもらえる?

楽天銀行のカードローンは審査さえ通過していれば即日融資が可能だ。

楽天銀行以外の銀行でも当日振り込みは可能だ。ただ、即日入金が可能かどうかは受け取る銀行の24時間決済システムや振込先口座の状態によって異なる。

審査に通過していない場合、融資は最短でも翌日以降となる。こうなると、申込みから当日中に融資を受けることは難しい。

楽天銀行がキャンペーンをしている時期に申込むと審査が通りやすい?

楽天銀行のカードローンは、ポイント還元や金利下げなどのキャンペーンを行うことが多い。

キャンペーン時に審査が通りやすくなるかどうかは不明だ。

ただ、新規ユーザーを獲得するために申込枠を広げている可能性が0とは言い切れない。

キャンペーン期間に申込めば、自分のメリットも大きいため、楽天銀行のカードローンを使用するならキャンペーン期間を狙おう。

カードローンを借りるなら楽天銀行で

楽天銀行のカードローンの審査基準は厳しいが、金利は年1.9%~14.5%と低水準だ。消費者金融の金利などと比較してみると、その優位性がわかる。

必要書類に不備がないように注意して正確な情報で申し込むことで、審査に通りやすくなる。

キャンペーン期間中は、ポイント還元などお得な特典があるので、この機会に是非利用してみてほしい。

楽天銀行カードローン

金利
(実質年率)
年1.9%~年14.5%
審査時間最短当日
融資速度最短翌日
無利息期間
借入限度額10万円~800万円
収入証明書必要
WEB完結可能
申込条件・満20歳以上62歳以下の方
・日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権もしくは特別永住権の取得が必要)
・お勤めの方で毎月安定した収入がある方(または専業主婦の方)
・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方
※専業主婦やパート・アルバイトの方は60歳以下の方に限定
※楽天銀行が認めた場合は不要
担保・保証人不要

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