東京スター銀行のカードローンの金利は高い？スターカードローンαの特徴・審査基準も紹介

インターネットなどで調べると、銀行系のカードローンサービスは複数表示される。

そのなかの1つが、東京スター銀行のカードローンだ。

カードローンのなかでも銀行系のものを利用したい場合、スターカードローンαも選択肢の1つになるかもしれない。

しかし、利用する際に金利・カードローンとしての特徴などは気になる点となる。

本記事では、東京スター銀行のカードローンの金利や特徴・審査基準などについても解説する。

銀行系カードローンを利用したい人は、参考にして欲しい。

東京スター銀行のカードローンの金利は高い？

カードローンを利用する際、多くの人たちが気にするのが金利だ。

高ければそれだけ返済時の負担が大きくなるため、低いほうが良いと考えるのは当然だ。

東京スター銀行のカードローンの金利は、年率1.5〜14.6％である。

これだけで見ると、低いのか高いのかわからないと思う人もいるかもしれない。

銀行系のカードローンにはさまざまな種類があるが、年金利の幅は1.5～15.0％が平均的だ。

また、カードローンには銀行系以外に消費者金融系がある。

こちらも複数の種類があるが、年金利の幅は3.0～18.0％が平均となる。

東京スター銀行のカードローンの場合の年金利は、消費者金融系と比べると低いといえる。

一方、銀行系のカードローンのみで考えた場合は、極端に低いとはいえないが平均的といったところになる。

なお、銀行系カードローンと消費者金融系カードローンの年金利の詳細は記事後半でも解説する。

東京スター銀行のカードローンの特徴とは？

東京スター銀行のカードローンサービスは「スターカードローンα」という名称で展開している。

主な特徴は、以下の通りだ。

スターカードローンαの申込は、Web上で完結できる。わざわざ銀行に足を運ぶ必要がない点は利便性が高いといえる。

また、契約日から30日間は利息がかからない。例えば契約成立後、すぐに10万円を借入したとする。

借入日を起算日として20日後に全額返済したときの返済額は、10万円のみとなる。

金利分が加算されないため、利用者にとってメリットといえる。

ただし、起算日は契約日となる点には注意して欲しい。例えば、9月25日に契約をして講座を開設したとしよう。

実際に借入を行ったのが10月1日だった場合、利息がかからない期間は10月24日までとなる。

10月30日ではない点に注意が必要だ。

東京スター銀行のカードローンの利用前に知っておくべき金利について

カードローンには、大きく分けて以下の2種類がある。

金利説明でも触れたが、一般的には上記2種類のカードローンの金利には大きな差があるので注意して欲しい。

ここから、それぞれの金利について詳細に解説する。カードローンの利用を考えている人は、参考にして欲しい。

銀行カードローン

銀行カードローンは、一般的に金利が低いとされる。

その理由の1つとして、資金調達する必要がないことがことが考えられる。

銀行は、カードローンサービス以外に預金業務も行っている。

預金業務とは、一般人からお金を預かる業務のことだ。

一方、カードローンサービスでは利用者に融資を行わなければならない。

そのためには当然資金調達が必要だが、銀行の場合は預金がある。

銀行系カードローンの融資に使用されている資金は、預金業務で集めたお金だ。

資金集めをする必要がない分、低金利に設定されていると考えられる。

消費者金融カードローン

消費者金融カードローンの金利は、銀行系と比べると高いとされている。

その理由は、資金調達の必要性が高い点にある。

消費者金融で行っているのは貸金業のみである。

そのため、銀行系と違って、カードローンで使用する融資分の資金は別に集める必要があり、コストが掛かるため金利が高く設定される傾向にある。

カードローンの金利計算方法について詳しく知りたい方はこちら。

東京スター銀行のカードローンの金利を他社と比較

銀行系のカードローンは、東京スター銀行以外にも、多くの銀行で取り扱われている。

銀行系の金利を比較した場合、東京スター銀行のカードローンの金利はどれくらいの水準なのか。

ここでは、スターカードローンαの金利を他社と比較してみる。利用を考えている場合は、参考にしてみて欲しい。

イオン銀行カードローン

イオン銀行カードローンと東京スター銀行のカードローンの金利を、下記表で比較した。

カードローンの銀行名	年金利
イオン銀行	3.8％～13.8％
東京スター銀行	年率 1.5％〜14.6％

東京スター銀行のカードローンの金利と比較した場合、下限はイオン銀行のほうが高く設定されているが上限は低い。

横浜銀行カードローン

横浜銀行のカードローンの金利と、東京スター銀行のそれを比較してみよう。

カードローンの銀行名	年金利
横浜銀行	1.5％～14.6％
東京スター銀行	年率 1.5％〜14.6％

上限下限共に金利は、どちらの銀行も同じである。

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンの金利と、東京スター銀行のそれを比較した場合の結果は以下の通りだ。

カードローンの銀行名	年金利
三井住友銀行	1.5％～14.5％
東京スター銀行	年率 1.5％〜14.6％

上限のみ、三井住友銀行のほうが若干低めに設定されている。

また、三井住友銀行の場合、住宅ローンの借入中なら年金利は1.5％～8.0％と引き下げられる。

カードローンだけではなく、住宅ローンの利用も考えている場合はお得といえる。

楽天銀行カードローン

楽天銀行のカードローンと、東京スター銀行のそれを比較してみよう。

カードローンの銀行名	年金利
楽天銀行	1.9％～14.5％
東京スター銀行	年率 1.5％〜14.6％

金利の下限は、東京スター銀行のほうが低めに設定されている。

楽天銀行カードローンの場合、不定期ではあるが入会・利用キャンペーンが実施されることがある。これを狙えばお得な利用が可能だ。

楽天ポイントがもらえたり、会員ランクに応じて審査が優遇されたりする。こまめにチェックしてみると良い。

りそな銀行カードローン

りそな銀行カードローンの金利と、東京スター銀行のそれを比べてみよう。

カードローンの銀行名	年金利
りそな銀行	1.99%～13.5%
東京スター銀行	年率 1.5％〜14.6％

年金利だけで見た場合、下限はりそな銀行のほうが高めだが上限は低めに設定されている。

利用額にもよるが、一概にどちらが良いとはいえない。

ただし、りそな銀行カードローンの場合はりそなクラブポイントがたまるサービスがある。

溜まったポイントは、さまざまなサービスや金融機関に還元できる。

カードローンの利用にポイントがプラスアルファされる点は、お得といえる。

東京スター銀行のカードローンの審査基準は？

スターカードローンαの審査基準は公開されていないが、申し込みの条件としては以下の4点が記載されている

これらの条件を満たさない場合は、利用不可と判定される。

また、その他にも信用調査なども審査基準に組み込まれていると考えられるが、詳しい内容は公開されていない。

なお、申込の際の注意点などについては「借入時のポイント」で後述する。

審査にも関わると考えられる内容なので、あわせて参考にして欲しい。

東京スター銀行のカードローンの申込方法

スターカードローンαの申込方法について、理解しておこう。一連の手順は、以下の通りだ。

ここからは、それぞれの手順の内容・ポイント・注意点について解説する。

利用を考えている場合は、参考にして欲しい。

申込・仮審査

申込は、パソコン・スマホ・タブレットを利用して、インターネットから行う。

公式サイトに申込ページへのリンクがあるので、そこから手続きする。

必要事項を入力して送信すれば、申込が完了する。

申込完了後、すぐに仮審査が行われる。年齢・国籍・職業・年収・借入の件数などがチェックされると考えられる。

年齢・国籍については満20歳以上69歳以下で、日本国籍または永住権を持つ国内在住の外国籍個人とそれぞれ決められている。

これらの条件を満たさない場合は、仮審査に通ることは難しいと考えられる。

仮審査の所要期間は2〜4営業日といわれている。

しかし、公式サイトでは仮審査期間の明記はない。

仮審査といっても日数がかかることを念頭に置いておいたほうが良い。

さらに、仮審査通過後には本審査に移行するが、その場合には口座開設が必須条件となっている。

口座開設はWeb・店頭・郵送の3パターンが用意されているので、好きな方法で開設して欲しい。

本審査

仮審査を通過すれば、本審査に移行する。

本審査の際には、本人確認書類の提出が求められるので用意しておくと良い。

ただし、仮審査の申込内容と本審査で提出された確認書類に相違があった場合、仮承認が取り消される可能性がある。

インターネットから申込手続きを行う際には、提出する予定の本人確認書類が正しいものかどうか確認しよう。

なお、本人確認書類の提出もインターネットで可能だ。

スマホなどで書類の画像を撮り、送信すれば完了する。

顔写真付きの本人確認書類なら1点の提出で完了するが、写真がない場合は複数の提出が求められる。

そのため、出来る限り顔写真付きのものを用意しておこう。

また、本審査で行われるのは本人確認書類の確認だけではない。

在籍確認も行われる可能性もあるので注意して欲しい。

ただ、在籍確認については必ずしも行われるとは限らない。

また、行われる場合は個人名でかかってくると公式サイトに明記されている。

審査結果回答

本審査が終了次第、その結果回答が送られてくる。

本審査の結果には3〜4営業日かかるといわれているが、正確な日付は公式サイトには明記されていない。

ただし、信用情報に問題があった場合や、審査そのものが混雑している場合には、1週間程度かかるケースも考えられる。

それなりに時間がかかるということは、念頭に置いておいたほうが良い。

契約

無事本審査に通過できれば、契約を取り交わすこととなる。

インターネットにて契約の内容を確認し、同意の手続きを行う。

必要事項に記入等を行い、送信すれば契約は完了となる。

ローンカード発行・利用開始

契約完了後、ローンカードとそれに伴う暗証番号案内のハガキが自宅に郵送されてくる。

自宅以外の場所への郵送は不可となっているので、注意して欲しい。

ローンカードは東京スター銀行のATMだけではなく、提携している金融機関のATMでも利用可能だ。

なお、提携している金融機関ATMは以下の3つである。

これらのうち、最後のMICS提携ATMとは、コンビニなどに設置されているATMのことだ。

ただし、利用の際には手数料がかかる点を覚えておこう。

ローンカードが自宅に届くまでは、2週間ほどかかるとされている。

2週間も待てないという場合には、アプリの利用が良い。

東京スターダイレクトアプリを利用すれば、契約後のカードが手元に届く前に借入ができる。

手軽に素早く借入がしたい場合は便利なので、ぜひ利用してみて欲しい。

東京スター銀行のカードローン借入時のポイント

スターカードローンαで借入申込を行う際には、以下のポイントに注意したほうが良い。

この2点は仮・本審査時にも注目されているポイントといえる。

何らかの問題ありと判断されれば、申込・利用は拒否されるので注意したい。

ここでは、上記2つのポイントについてそれぞれ解説する。

借入を考えている場合は、参考にして欲しい。

返済能力

スターカードローンαに借入申込をする際、注意したいのは返済能力である。

これは、公式サイトにも「定期的な収入があること」と明記されている点だ。

東京スター銀行が定める「定期的な収入」とは、主に以下のようなことを指す。

公式サイトで公開されている申込の条件のなかに「パート・アルバイトも可」と明記されている。

銀行系カードローンのなかには、パート・アルバイトについては申込不可としているところもある。

ただ、スターカードローンαの場合は可能となっている。

「定期的な収入」と聞いて、年金を思い浮かべる人もいるかもしれない。

年金受給者が申込めるかどうかについては、公式サイト上では明記されていない。

銀行系カードローンのなかには、年金受給者の申込・利用は不可としているところもある。

この点については電話・メールなどで直接確認したほうが良い。

なお、返済能力が重視される理由は、銀行側の貸し倒れを避けるためだ。

貸したものは返してもらわなければならず、銀行系カードローンも同様である。

貸し倒れになると銀行が損をし、世間からの信用・信頼度が落ちてしまう可能性がある。

これらのリスクを軽減するため、返済能力が重視されるのだ。

他社の借入状況

スターカードローンαの借入申込をする際には、他社の借入状況にも注意すべきだ。

複数の銀行などで借入をしている場合は、審査に影響する可能性もある。

複数の金融会社に借入を行っている場合、東京スター銀行が考慮する点として以下の2つがあげられる。

上記どちらの場合も融資した資金の返済が行われない可能性が高く、銀行としてはデメリットしかない。

スターカードローンαは、慈善事業を行っているわけではない。

そのため、返済されないリスクが高い申込を認めることはない。

スターカードローンαに借入申込をする時点で他社の借入金がある場合は、先にそちらを完済しておこう。

東京スター銀行のカードローンの利用が向いている人とは？

スターカードローンαの利用には、どのような人が向いているのだろうか。

利用に向いている人の特徴としてあげられるのは、主に以下の3つとなる。

それぞれの特徴について解説するので、利用を考えている人は参考にして欲しい。

急遽まとまった額の出費が必要になった人

トラブルなどで急にまとまった額を用意しなければならない時に、スターカードローンαは使いやすい。

スターカードローンαを契約しておけば、土日祝や日中以外の時間帯でもATMから借入が可能だ。

例えば、23時に急遽まとまった額の出費が必要になったとしよう。

銀行ATMで預金を引き出す場合、利用できる時間帯が限られている場合もある。

スターカードローンαの場合、提携金融機関としてセブン銀行がある。

ATMの利用は平日・土日祝共に基本的に0:05〜23:55まで利用可能だ。

銀行のATMが利用できる時間になってから借入金分の預金を下ろして返済すれば、利息もほとんどかからない。

いざという時にすぐ利用できるのは、便利と言える。

高額な買い物のために借入をしたい人

高額な買い物のために借入をしたい場合も、利便性は高い。

一般的な銀行融資の場合、その利用方法には制限が設けられている。

例えば、自動車ローンの場合は、自動車の購入にしか利用できない。

しかし、スターカードローンαの場合は事業性資金は除くものの、その他であれば様々な用途に利用できる。

また、利用限度額は最大1,000万円（審査により決定）であり、上限金額までは自由に利用できる。

家族の誰かが一人暮らしをすることになり、まとめて家具を購入する必要が生じた場合などでも利用可能だ。

インターネットで手続きを行いたい人

インターネットで手続きを行いたい人にも、スターカードローンαは向いている。

銀行で融資を受ける際、基本的に銀行へ行かなければならない。

銀行の営業時間内に赴く必要があるのは、当然といえる。

スターカードローンαなら、東京スター銀行へ行かなくても手続きが完了する。

営業時間を気にする必要もないので、利便性が高い。

日中は仕事などで忙しく、銀行へ行く時間がないという人にも向いているカードローンといえる。

契約日から30日間利息0円の東京スター銀行のカードローンに注目

本記事では、東京スター銀行のカードローンの金利などについて解説した。

スターカードローンαを利用する最大のメリットは、契約日から30日間利息0円となる点だ。

契約日から30日以内に返済すれば借入金のみで済む点は、利用者にとって利便性が高い。

申込から借入まで時間はかかるが、アプリを利用すれば借入が可能になるまでの期間は短縮できる。

インターネット申込やアプリを上手く活用して、スターカードローンαを利用しよう。