「投資って、初心者に難しくてできないのでは?」や、「初心者でも簡単に始められてわかりやすい投資ってないの?」と思っている方におすすめの投資方法がある。
それが、インデックス投資である。
インデックス投資は、本業に集中したい方や相場の値動きに左右されたくない方でも、簡単に資産形成を始めることができる。
今回は、初心者に簡単でわかりやすいインデックス投資とは、いったいどのような投資方法なのか、基礎知識やメリット・デメリット、資産形成の3つのポイントについてわかりやすく解説していく。
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インデックス投資とは?わかりやすい基本のお話
インデックス投資とは、どのような投資方法なのだろうか。その基礎知識をわかりやすく説明していく。
インデックス投資とは?
インデックス投資とは、特定の市場全体の動きと連動するように設計された投資商品のことだ。
投資の世界において、特定の市場全体の動きは、インデックスと呼ばれている。
たとえば、テレビで「今日の日経平均株価は、~」という言葉を聞いたことはないだろうか。
日経平均株価は、日本に存在する代表的な会社の株価のインデックスなのである。
そのため、日経平均株価を見れば、日本の市場がどのような状態なのかが値動きの様子から簡単にわかる。
もし、日経平均株価に投資をしていれば、日経平均株価が上昇すれば保有している株価も上昇し、下落すれば値下がりしていく。
インデックス投資は、非常に手数料が安く、さまざまな投資先に分散投資できる。
そのため、投資初心者でも相場の様子がわかりやすくリスクの低い投資商品といわれている。
覚えておくと便利な代表的なインデックス
インデックス投資を始める際、いくつか覚えておくと便利なインデックスがある。
代表的なインデックスを覚えておけば、何に連動して動いている投資商品なのかが簡単にわかる。
代表的なものは、次のとおりである。
投資対象 | インデックス | 銘柄構成 |
---|---|---|
日本株式 | 日経平均株価 | 東証第一部上場銘柄のうち225銘柄が含まれている |
JPX日経インデックス400 | 東証第一部上場銘柄のうち400銘柄が含まれている | |
TOPIX(トピックス) | 東証第一部上場のすべての銘柄が含まれている(約1800銘柄) | |
海外株式 | S&P500指数 | アメリカの会社の代表的な企業500社が含まれている |
MSCIコクサイ・インデックス | 日本を除いた先進国22カ国の上場会社が含まれている | |
日本債券 | NOMURA-BPI総合指数 | 国債や社債などの日本の代表的な公社債銘柄が含まれている |
海外債券 | シティ世界国債インデックス | さまざまな技術で進んでいる先進国の国債が含まれている |
コモディティ | CRB指数 | 天候不順や地震などのリスクを抱えたエネルギーや穀物などの銘柄が含まれている |
日本REIT | 東証REIT指数 | 東京証券取引所に上場している不動産投資信託のすべての銘柄が含まれている |
海外REIT | S&P先進国REIT指数 | 日本を除いた先進国の不動産投資信託のすべての銘柄が含まれている |
上記は、代表的なインデックスとして紹介したが、決してすべてのインデックスを網羅しているわけではない。
新しいインデックス名を見つけた場合は、「何に連動しているのか」を探る習慣をもっていれば、新しい知識が次々と得られるだろう。
わかりやすいインデックス投資のメリット・デメリット
インデックス投資をすれば、どのような得があるのだろうか。
次に、わかりやすいインデックス投資のメリット・デメリットについて説明していく。
インデックス投資のメリット
投資初心者がインデックス投資を実践するメリットをわかりやすく説明すると、次のようなものがある。
- インデックスという市場全体の値動きと連動するため、わかりやすい
- 運用時に発生する手数料が非常に低い
- リスクを抑えて分散投資が簡単にできる
- FXのように値動きを見続けるといった手間がない
- 少額(100円)から着実に積み立てられる
どれも初心者にとってわかりやすく嬉しいメリットばかりである。
インデックス投資のデメリット
一方で、インデックス投資にはどのようなデメリットがあるのだろうか。
注意点も含めて説明していく。
- 市場の平均(インデックス)に投資しているため、平均以上の投資ができない
- 元本よりも下回りマイナスになる可能性がある
- 運用手数料が発生する
- 長期的な視点で利益を伸ばしていく手法なので、10年20年は待っておく必要がある
インデックス投資は、あくまでも投資行為である。
投資初心者におすすめといっても、相場によってはインデックス投資でも元本を下回ることがある。
しかし、10年20年と長期的に投資をしていれば、複利効果によって下回ることがほとんどなくなるため、長期的な視点で資産形成をしておくと良い。
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インデックス投資の資産形成の3つのポイント
投資初心者がインデックス投資で資産形成をしていくのなら、次の3つのポイントを押さえておくと簡単に資産を増やすことができる。
- 分散投資する
- 投資初心者は、多くの場合、リスク許容度が非常に低い。リスク許容度とは、リスクに対する余裕のことだ。「損失リスクなんて怖くない」といっている方でも元本を下回ると、投資をやめてしまう人はたくさん存在する。
- そのため、投資初心者は損失リスクを限りなく小さいものにすることが、投資のポイントといえる。つまり、分散投資して、ひとつの銘柄がだめになっても、他の銘柄の上昇で損失を抑えるといった運用方法がインデックス投資成功のポイントなのだ。
- 余剰資金で投資する
- インデックス投資は、他の投資方法と比べれば、非常に損失リスクの低い投資方法である。しかし、投資額が数千万円の方が暴落を受ければ、一時的に損失は簡単に数百万円になる。そのため、「そのお金がなくなってしまっては、絶対に困る」というようなお金で投資していた場合、余裕のある対処ができなくなる。
- そのため、最初は余剰資金でインデックス投資を始めることをおすすめする。余剰資金なら一時的になくなってしまっても、困ることはないだろう。あとは、市場が右肩上がりへと成長することを期待して、投資額を増やしていくだけである。
- ドルコスト平均法で長期的に投資する
- インデックス投資は、ドルコスト平均法と呼ばれる投資方法で投資すると利益を伸ばしやすい。ドルコスト平均法とは、価格の変動する投資商品に対して、毎月(期間は人によって異なる)一定金額ずつを投資していく方法のことである。
- そのため、価格の低いときは投資信託をたくさん買えるが、価格の高いときはたくさん買えない。この買い方なら高値水準で集中投資してしまうリスクがなく、暴落時にたくさん買える。
- インデックス投資における集中投資によるリスクを回避したいと思っている方は、特にドルコスト平均法でリスク分散をすると投資を継続しやすくなる。
まとめ
インデックス投資は、投資の仕組みが簡単でわかりやすく、投資初心者におすすめしやすい投資方法である。
他の投資方法と比べても、インターネット上に調べればたくさんの情報が存在する。
そのため、インデックス投資でドルコスト平均法を実践していけば、右肩上がりの市場の恩恵をきっと得られるだろう。
一方で、インデックス投資に限らず、投資信託を購入してみたものの、どの様に運用して良いか悩んでいないだろうか。
最近、「よく分からないまま資産運用をして何百万円も損をした」という話をよく聞く。
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