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【種類別】投資信託おすすめ銘柄を紹介

この記事で解決できるお悩み
  • 投資信託の銘柄選びに悩んでいる
  • おすすめの投資信託を知りたい
  • 投資信託の相談先を知りたい

現在国内の公募投信は約6,000本もの種類があり、投資家は豊富な種類の中から投資先を選定できる。しかし、初めて投資信託を購入する人は「どのファンドが良いのか分からない」と悩むこともあるだろう。

本記事では、初心者におすすめの投資信託銘柄をカテゴリー別に紹介していく。

目次

【外国株式】投資信託おすすめ銘柄

【外国株式】投資信託おすすめ銘柄 資産運用ナビコラム

外国株式ファンドには、米国や中国など1ヶ国に投資先を絞ったものもあれば、複数の国に分散投資するものもある。

ここでは、複数の国の株式を組み入れているインデックスファンドを紹介していこう。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

ファンド名eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
騰落率(3年)75.25%
純資産総額(百万円)1,236,631
販売手数料なし
信託報酬0.11330%
信託財産留保額なし
参考:eMAXIS専用サイト(2023年6月29日現在)

eMAXISシリーズはシンプルな仕組みと低コストで投資できることから、投資初心者にも人気のファンドシリーズだ。特に、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」をベンチマークとするインデックスファンドで、1兆円以上の純資産総額を持つ大型ファンドである。

先進国から新興国まで広く投資できるので、「多くの国に分散投資したい」という人におすすめのファンドだ。

ニッセイ外国株式インデックスファンド

ファンド名ニッセイ外国株式インデックスファンド
騰落率(3年)82.53%
純資産総額(百万円)530,969
販売手数料なし
信託報酬0.09889%
信託財産留保額なし
参考:ニッセイ外国株式インデックスファンド(2023年6月29日現在)

ニッセイ外国株式インデックスファンドは「MSCIコクサイ・インデックス」をベンチマークとしており、日本を除く先進国へ投資するインデックスファンドだ。2023年5月末時点の組入比率は米国が約7割となっており、次いでイギリス、フランス、カナダなどが組み入れられている。

直近3年の騰落率は80%以上という高パフォーマンスを見せていることも特徴だ。

eMAXIS Slim新興国株式インデックス

ファンド名eMAXIS Slim新興国株式インデックス
騰落率(3年)45.24%
純資産総額(百万円)116,864
販売手数料なし
信託報酬0.18590%
信託財産留保額なし
参考:eMAXIS専用サイト2023年6月29日現在

eMAXIS Slim新興国株式インデックスは「MSCIマージング・マーケット・インデックス」をベンチマークとしており、中国やインドなどの新興国に投資するインデックスファンドだ。

2023年5月末時点での組入上位10ヶ国は下記の通りである。

国・地域組入比率
1.ケイマン諸島15.6%
2.台湾15.4%
3.インド14.0%
4.韓国12.5%
5.中国11.8%
6.ブラジル5.1%
7.サウジアラビア4.1%
8.南アフリカ2.9%
9.メキシコ2.7%
10.タイ2.0%
引用:eMAXIS Slim新興国株式インデックス月次レポート(2023年5月)

1位がケイマン諸島となっているのは、テンセントやアリババなどの中国企業がタックスヘイブンであるケイマン諸島に拠点を置いているためである。

新興国への投資は先進国に比べてリスクは高まるものの、その分リターンを期待できるメリットもある。「リスクを取りながら高いリターンを狙いたい」という場合は、一部新興国をポートフォリオに組み入れてみるのも良いだろう。

【国内株式】投資信託おすすめ銘柄

【国内株式】投資信託おすすめ銘柄 資産運用ナビコラム

次に、国内株式のファンドを紹介していく。

MHAM株式インデックスファンド225

ファンド名MHAM株式インデックスファンド225
騰落率(3年)47.04%
純資産総額(百万円)170,131
販売手数料上限2.2%
信託報酬0.55%
信託財産留保額なし
参考:MHAM株式インデックスファンド225(2023年6月29日現在)

MHAM株式インデックスファンド225は、日経平均株価をベンチマークとするインデックスファンドだ。日本を代表する企業225社に分散投資できるので、初めて資産運用を行う人でもチャレンジしやすい。

ただし、本ファンドは購入手数料の上限が2.2%となっているため、利用する金融機関によってはコストが発生する。購入時のコストを抑えたい人は、購入手数料が無料となるネット証券などを利用すると良いだろう。

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)

ファンド名eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)
騰落率(3年)45.83%
純資産総額(百万円)80,720
販売手数料なし
信託報酬0.143%
信託財産留保額なし
参考:eMAXIS Slim2023年6月29日現在

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)はTOPIXをベンチマークとするインデックスファンドだ。日本の株式市場に広く投資したい場合は、日経平均株価ではなくTOPIXをベンチマークとするファンドを選ぶことがおすすめである。

本ファンドは購入手数料や信託財産留保額がかからないうえに、信託報酬も0.143%と低コストで運用できる点が魅力だ。

ひふみプラス

ファンド名ひふみプラス
騰落率(3年)21.11%
純資産総額(百万円)523,458
販売手数料上限3.3%
信託報酬1.0780%
信託財産留保額なし
参考:ひふみプラス2023年6月29日現在

ひふみプラスは国内外の株式に投資しているが、約8割が国内株式で構成されているためここで紹介する。これまで紹介した2ファンドはどちらもインデックスファンドだったが、ひふみプラスはファンドマネージャーが投資先を選定するアクティブファンドだ。

成長性が期待できる割安株を発掘してくれるので、自分では見つけられないような中小型株銘柄に投資することが可能である。「日本の中小企業を応援したい」、「これから成長しそうな企業に投資したい」という場合は、ひふみプラスへの投資がおすすめだ。

【バランスファンド】投資信託おすすめ銘柄

【バランスファンド】投資信託おすすめ銘柄 資産運用ナビコラム

バランスファンドは株式や債券、REITなどを組み合わせて運用するファンドである。リスクを抑えたい人や多くの金融商品に分散投資したい人は、バランスファンドを選ぶと良いだろう。

ここでは、2つのバランスファンドを紹介していく。

のむラップファンド(積極型)

ファンド名のむラップファンド(積極型)
騰落率(3年)48.20%
純資産総額(百万円)136,142
販売手数料上限1.1%
信託報酬1.518%
信託財産留保額0.3%
参考:のむラップ・ファンド2023年6月29日現在

のむラップファンドは国内外株式、国内外債券、REITに分散投資するバランスファンドだ。このシリーズには「保守型」や「普通型」などがあるが、積極型は株式やREITを多めに組み入れることが特徴である。

そのため、直近3年の騰落率はバランスファンドながら約50%となっている。

「バランスファンドに投資したいが、リスクを抑えすぎたくない」という場合は、のむラップファンドの積極型を検討してみよう。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

ファンド名eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
騰落率(3年)33.80%
純資産総額(百万円)208,000
販売手数料なし
信託報酬0.143%
信託財産留保額なし
参考:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)2023年6月29日現在

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、下記の8つの金融資産に均等に分散投資するバランスファンドだ。

  • 国内株式
  • 先進国株式
  • 新興国株式
  • 国内債券
  • 先進国債券
  • 新興国債券
  • 国内REIT
  • 先進国REIT【各資産12.5%ずつ】

先進国から新興国まで幅広く投資できるので、このファンドを1つ保有するだけでもしっかり分散投資が行える。

銘柄選定はIFAが強い味方

銘柄選定はIFAが強い味方 資産運用ナビコラム

投資信託には多くの種類があり、各ファンドで特色が異なる。初めて資産運用に取り組む人は、なかなか銘柄を選定できないことも多いだろう。

そんなときにおすすめなのが、IFAへの相談だ。IFAとは「独立系ファイナンシャルアドバイザー」と呼ばれる金融アドバイザーで、投資信託の銘柄選定についても相談ができる。

利用者のニーズをヒアリングしたうえで必要な商品を提案してくれるので、銘柄選定が苦手な人はぜひ相談を検討したい。金融のプロに相談しながら銘柄選定ができる点は、資産運用に取り組むうえで非常に心強い味方だといえる。

自分に合ったファンドを見つけよう

自分に合ったファンドを見つけよう 資産運用ナビコラム

本記事では、投資信託のおすすめ銘柄を紹介してきた。銘柄を選定する際は、自分の投資意向を明確にしたうえで、その投資意向に合ったものを選ぶことが大切だ。

銘柄選定に悩んだら、IFAへ相談することも検討しよう。IFAは顧客目線でのアドバイスをくれるため、長期投資に取り組むなかで良いパートナーになってくれるはずだ。

当サイト「資産運用ナビ」は、全国各地のIFAを検索できるサービスを提供している。ご相談内容や利用地域などに応じて相性の良いIFAを紹介するので、気軽に問い合わせてほしい。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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