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債券投資のメリット・デメリットとは?債券選びの方法を解説

投資初心者におすすめのリスクの低い投資商品に、債券というものが存在する。

他の金融商品と比べて非常に安定性が高く、安全に運用できることで知られている債券ですが、債券投資にはどのようなメリットがあるのだろうか。

また、債券投資をすることで、デメリットというのが存在するのだろうか。

もし、元本割れのリスクが高いのであれば、投資先として慎重になるという方もいるであろう。

今回は、債券投資のメリットやデメリット、債券選びの方法についてわかりやすく解説していく。

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目次

債券投資のメリットとは?

債券投資のメリットとは? わたしのIFAコラム

債券とは、国や会社、地方公共団体などが事業展開に必要な資金を得るために発行している借用証書のことである。

この債券に投資をすることで、投資家は利益を得ることができる。まずは、債券投資のメリットについて説明していく。

銀行の定期預金よりも金利が高い

資産運用の方法として銀行の定期預金を利用する方は非常に多い。

しかし、定期預金の金利は、年利0.01%のものが多く非常に低く設定されている。そのため、銀行の定期預金にお金を投資しても、ほとんどお金は増えない。

一方で、債券投資であれば、定期預金の金利よりも高く増やしていくことができる

つまり、銀行の定期預金と比べれば債券投資なら数倍の速度で増やせるメリットがある。今まで銀行の定期預金しか知らなかった方にとって債券投資は非常に魅力的に見えるだろう。

資産ゼロのリスクが非常に低い

投資をする以上、リスクとリターンの関係にはしっかりと注意するべきである。

債券投資は、さまざまな金融商品と比べても非常にリスクの低い投資商品である。そのため、資産ゼロのリスクは非常に低い。

一方で、債券投資ではなく、FXを選んだ場合はどうだろうか。

FXの場合、手持ちのお金以上にお金を動かせる仕組みが存在するため、資産ゼロはもちろん、大きくマイナスとなってしまう可能性がある。

この違いから考えても債券投資のリスクの低さは、非常に大きなメリットといえるだろう。

売却益を得られる

債券投資は非常にリスクが低いことで知られているが、株式投資と同じように途中売却することで、売却益を得ることができる。

もし、債券投資を始めたタイミングの取得単価よりも高値で売却できれば、売却益を得られるメリットがある。

一方で、取得単価よりも下回っていた場合は、元本割れによってマイナスとなるリスクも発生する。

債券投資において途中売却という行為は、リスクが伴うので慎重に行うことをおすすめする

利益の計算が非常にしやすい

債券投資は、非常に利益計算がしやすい投資商品である。

なぜなら、投資額に応じて年利の受け取りが決まっているからである。

最近投資といっても、金利変動の生じやすい債券商品では、非常に利益計算が難しくなる。

そのため、債券投資でも、固定金利の金融商品を選ぶと、利益計算が簡単になる。利益計算が簡単であれば、資産運用の計画も立てやすくなるだろう。

債券投資のデメリットとは?

債券投資のデメリットとは? わたしのIFAコラム

一方で、債券投資には、どのようなデメリットが発生するのだろうか。

途中売却時に元本を下回る可能性がある

債券投資は、サービスの仕組み上、償還を迎える前に自分の意思で売却できる。

償還とは、契約満了日に債権の保有者に対して、債券の保有者に対して、額面全額を払い戻すことをいう。

その際、契約満了日のことを償還日といい、払い戻されることを償還と呼ぶ。

そのため、償還を迎える前に債券を売却した場合、取得価格よりも低ければ損失になってしまう

銀行預金のような安定性を求めている方にとって、このようなリスクはデメリットといえるだろう。

財政破綻が生じれば、お金が戻ってこない

債券投資である以上、投資先である国家や政府などが財政破綻となれば、投資したお金は戻ってこないというデメリットがある

しかし、財政破綻によってお金が戻らないというリスクは、極めて低いと考えてよい。

そのため、そういったリスクが隠れている程度に思っておくとよいだろう。

債券を売ることができない場合もある

債券が値上がりして、どうしても売りたいと思うこともあるだろう。

その場合、需要と供給が成り立たない債券を買ってしまうと自分が売りたいと思っても売れないというデメリットが生じる。

なぜなら、債券投資における売買は、買いたい人と売りたい人がいなければ成立しないからだ。

金利が上昇すると売却で損失が出やすい

債券投資をする際は、債券の市場全体の特性について知っておくと投資をしやすくなる。

たとえば、債券は、金利が低下すると金融商品としての価値を高めやすい。

一方で、金利が上昇すると債券は金融商品の価値を下げてしまう

そのため、債券の値上がりによって売却益を得たいと思っている方は、金利が上昇しているタイミングで売ってはいけない。

なぜなら、金利が上昇しているため、債券価格が下がり、元本を下回りやすく損失が出やすいからだ。

価格の上昇や下降に関係なく、そのような特徴があることを知っておくことで、債券投資の魅力に気づくきっかけにもなるだろう。

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債券選びで押さえたい4つのポイント

債券選びで押さえたい4つのポイント
わたしのIFAコラム

債券投資をする際は、有名な金融商品を選んでおけば、特に問題はない。

いつも使っている銀行名+債券、または銀行名+債券+0.05と検索すると、目的とするページが表示される。債券投資をしたければ、そのページの指示に従って始めるとよいだろう。

せっかく債券投資をするのであれば、特殊なものを選んでみたいと思う方もいるだろう。

その場合は、次のことを最低限調べておくとよい。

調べておくべきポイント
  • 【ポイント1】発行体を調べる
    • まずは、発行体について調べよう。発行体とは、その金融商品を提供している発行者のことである。発行体の信用度が低ければ、債務不履行となるリスクがあるため注意が必要だ。
  • 【ポイント2】額面金額を調べる
    • 額面金額には、契約満了日を迎えた時に、どれくらいのお金を受け取れるのかが記されている。額面金額は、債券が発行される前に決まっているため、債券投資する前にその金額を確認しておくとよい。
  • 【ポイント3】利率を調べる
    • 債券投資をする場合は、利率を調べよう。利率とは、投資した債券に対して、どれくらいの利益が得られるかがわかる項目である。一般的には、0.05%などと記されているケースが多い。
  • 【ポイント4】償還日を調べる
    • 改めて同じような説明となるが、償還日を見ることで、お金の払い戻しが行われる契約満了日がわかる。投資商品によっては、償還日が無期限となっているものもあるため注意が必要である。

まとめ

まとめ わたしのIFAコラム

債券の選び方については、たった4つのポイントであるが、これらを押さえて調べる能力をもっておくだけで、債券投資におけるリスクは大きく回避できる。

債券は、一般的なイメージの投資というよりも、銀行預金よりも少しだけ良い程度の利益しか得られない。

そのため、債券よりも増えやすい投資もしてみたいと思ってきたのではないだろうか。

それなら、投資信託への投資がおすすめである。具体的な始め方については、「わたしのIFA」に相談をしてはいかがだろうか。

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※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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