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20代から始めるべき金融資産の築き方!投資戦略とその重要性

この記事で解決できるお悩み
  • 20代で金融資産を増やす方法を知りたい
  • 20代で投資を始められるのかがわからない
  • 投資を始めるための基本的な知識が欠けている

20代で金融資産を増やしたい、新たに投資を始めたいがどのようにしたら始められるか悩んでいる方もいるだろう。

この記事では、20代の金融資産の築き方や投資戦略、おすすめの投資方法を初心者向けに解説する。

目次

20代で考えるべき金融資産の築き方とその重要性

20代で考えるべき金融資産の築き方とその重要性 資産運用ナビ

20代から金融資産について考えるのは早いと感じる方もいるだろう。

しかし、資産形成は早めに進めることをおすすめしたい。

利益のみならず、将来的に様々な財産を形成できるからだ。

20代における投資の意義

長らく預金金利の低い状態が続き、一昔前のように、銀行にお金を預けておけば資産形成ができるという時代ではない。

給与水準の向上に期待が持てないが物価は高騰する、など不安要素が多いからこそ、投資を行うことをおすすめする。

若いうちから投資を始めれば、それだけ投資の期間が長くなり、時間を味方につけることができるのだ。

投資といっても、株式、投資信託など様々な商品がある。

自身の収入や時間を自由に使える20代のうちに投資の経験をつみ、それぞれの商品特性などを学ぶこともできるだろう。

特に株式投資などはその会社のビジョン、経営や財務状況など総合的に判断し投資を行う必要がある。

この経験を繰り返すことで、経営者の目線を持って会社の状況や社会情勢などを読み解く力がつくだろう。

これらの学びも必ず人生の財産になるに違いない。

長期投資で得られる利益

投資は、長期にわたり時間をかけることで運用の成績が上がる傾向にある。

世界経済は基本的には右肩上がりに成長を続けているが、リーマンショックやコロナウイルスの蔓延など、一時的に落ち込むこともある。

しかし、長期で見ればこれらの短期的な価格変動の影響も抑えることができ、安定的に資産を増やすことが可能となるのだ。

投資においては時間を味方につけることが非常に重要である。

20代で貯金をしている割合は9割前後にのぼる一方、投資を行っているのは男女ともに5%以下と低い。

諸外国に比べると投資を行っている人口が少ないことがわかる。

しかし、20代で投資を行っている人口が少ない分、早くスタートすれば、将来の資産額に大きな差をつけることもできる。

老後や年金問題が話題になる一方、まだまだ先のことと考えがちだが、将来のゆとりある生活のためにも長期投資は有益なのだ。

リスクとリターン

投資には必ず「リスク」が発生する。「元本割れ」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

相場の下落などにより、最終的な資産が最初の投資額より目減りすることだ。

商品にもよるが、必ず利益が出る、投資額がそのまま保証をされ必ず戻ってくる、というわけではないことを覚えておこう。

リスクについて正しく理解をした上で投資を行うことで、安定した運用ができるだろう。

大きな利益、リターンを得ようとすると価格の振れ幅「リスク」が高くなる。

「ハイリスク・ハイリターン」というケースだ。

逆に、安定した運用でリスクが低い商品はリターンも低くなる。

投資において「リスクが低く、ハイリターン」の商品はないのだ。

初心者でも始められる投資戦略

初心者でも始められる投資戦略 資産運用ナビ

次に投資戦略について考えてみたい。

投資先の選定やバランスなどを解説する。

投資先の選定

株式投資、投資信託、債券、投資信託など様々な商品が存在する。

投資先を選定するときには真っ先に、自身の投資の目的を明確にしてほしい。

定期的に分配金を受け取りたい、将来に向けての資産形成、お金が必要になるまでじっくり運用したい、いざという時のための資金を作りたいなど、具体的に目標とその金額を整理してみよう。

商品によっては、途中売却ができるものとそうでないものが存在するなど、運用の目的により商品の特性も選ばなくてはならない。

それにより、投資方法や投資先がはっきりしてくる。

積立投資の継続

先述したように、投資は長期投資を行うことで、時間を味方につけ投資成果を高めることができる。

様々な要因で市場は上下を繰り返すが、マイナスが発生した場合も時間をかけることで再びプラスに転じることも可能だ。

短期間での価値や利回りを評価し売買を繰り返しても、効率的な運用は難しい。

継続的にコツコツと、そして長期にわたり投資をすることができるのは20代ならではの特権といっても過言ではない。

資産の多様化とリバランスの重要性

投資をする際に意識したい2つのポイントがある。

一つは資産の多様化だ。

株式、投資信託、保険など、どれか一箇所がマイナスに転じても、資産の全てに影響が及ばないよう、リスク管理の上で資産を多様化しておくことは重要だ。

また「リバランス」もリスク回避のために必要になる。

「リバランス」とは複数の資産に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をすることだ。

例えば、当初のポートフォリオを株式50%、債券50%で定め、その後に株式が値上がりし株式80%、債券20%に変化したとしよう。

この場合、当初想定よりもポートフォリオ全体のリスク値が上昇することとなる。

そこで、株式の一部を売却し、逆に値下がりした債券に追加投資をするのだ。

投資は常に変動するため、運用を続けていると当初定めた資産配分が崩れ始め、それが原因で想定以上のリスクをとってしまうこともある。

また、マイナスの資産をそのままにするのではなく、現状の資産の状況や投資先の状況を見ながら軌道修正・改善を常に行うことで、運用効率を高める狙いもある。

20代の貯金額から考えるおすすめの投資方法

20代の貯金額から考えるおすすめの投資方法 資産運用ナビ

では、20代の金融資産額から考えるおすすめの投資方法を紹介しよう。

20代の平均的な金融資産額

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯]令和3年調査結果」によると、20代単身世帯(年収300万円以上500万円未満)の貯蓄額は平均値230万円、中央値は100万円という結果になっている。

平均資産額から考えるおすすめの投資方法

上記の結果を踏まえた上で、リスク、マイナスに転じても、追加投資や日常生活がきちんといとなめる程度の投資で、おすすめできる投資の方法を3つご紹介しよう。

投資信託

初心者であれば「投資信託」はおすすめの商品だ。

運用はファンドマネージャーなどの運用のプロが行ってくれる。

また、月に100円から購入可能な商品も存在する。

自己判断を常々迫られるような投資ではないこと、少額からでも始められることが、初心者に適した特徴といえる。

さらに、投資信託は一つで複数の資産に投資ができるパッケージ商品のようなものだ。

このため、簡単に分散投資によるリスク軽減の効果が得られることも初心者におすすめの理由と言えるだろう。

株式

近年、スマートフォンなどから、定額かつ気軽に投資ができるようになっている。

株式はまとまった金額での投資が必要だが、単元未満株を選べば10,000円以下での購入も可能だ。

株式投資は投資信託に比べて、ハイリスクハイリターンな商品だが、配当金や株主優待なども期待できる。

また、社会情勢や企業のビジョンなども含めて、投資の経験を積む上では良い投資の商品と言える。

国債

名前の通り「国債」は元本と利息の支払いを国が保証してくれる。

そのため、株式や不動産投資、投資信託などの他の金融商品に比べリスクが低いのが特徴だ。

できるだけリスクを回避したい方におすすめだ。

リスクが低い分、利回りも高くないが、20代からの長期間投資で複利は大きくできる。

長期分散投資の重要性

長期・分散投資は投資の基本とも言える非常に重要な戦略である。

特に20代であれば、運用の期間は長く確保することができるので必ず実践するようにしてほしい。

長期投資は、先述した価格変動の影響を抑える効果に加え、複利の効果も得られる。

複利の効果とは、ある元本に対して投資で得た利益を元本に足して運用していくことで、全体の資産が指数関数的に増えていくことを指す。

また、分散投資も先述のようにリスク管理において忘れてはならない戦略である。

ここまで、20代で投資を始めるべき理由とその効果、おすすめの投資法について解説してきた。

投資は長期にわたって続けることでその効果を高めることができる。

また、若いうちから投資による知識や経験を身につけることがあなたの財産にもなるだろう。

しかしながら、数ある投資先から商品を選定したり、運用中のリスクを管理することは容易なことではない。

一人で始めることに不安があれば、積極的に専門家のアドバイスを活用してほしい。

20代の資産管理は誰に相談するべきか

20代の資産管理は誰に相談するべきか 資産運用ナビ

20代で投資を始める意義やその効果について理解ができても、知識不足や損失への不安からいざ始めるとなるとなかなか踏み出せない人が多いのではないだろうか。

特に、20代で投資に取り組んでいる人の割合はまだまだ少なく、周りに相談できる人が少ないことも事実だろう。

そんなあなたの不安を解決するのが、投資のプロ、IFAである。

そこでこの章では、IFAの役割やメリットについて詳しく解説していく。

IFAが果たす役割とそのメリット

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は投資の専門家だ。

日本におけるIFAは、証券会社や銀行と業務提携し、株式や債券、投資信託などの売買を仲介する「金融商品仲介業者所属の登録外務員」で、内閣総理大臣の登録を受けている。

投資のプロとして、相談者それぞれの予算、投資の目的にあった投資の計画や商品、運用方法を指導してくれる。

現状の投資の内容から、投資後のプランの見直しなど全面的なアドバイスが受けられることがメリットといえる。

資産の健全な管理とIFAとの連携

IFAは、各投資家の資産の現状を把握し、カスタマイズされた投資戦略を提案する。

また、社会情勢や投資先の業界の状況や構造や、専門知識がなければわからない情報を得ることができるため、これらの様々な要因を見据えた上で第三者の目線から資産の健全な管理ができているか見直しや軌道修正も行うことも可能だ。

IFAとの相談、連携をすることで投資を押し進めるだけでなく、投資戦略の計画、自分ではなかなか難しいリバランスなど、全面的なアドバイスを受けながら安定した運用ができる。

IFAの選び方

IFAを選ぶ際には「自分の目的に合ったアドバイスをもらえるか」を判断することが最も重要だ。

自身のプランに合ったアドバイスでなければ、目的を達成することが困難になる。

また、初心者の方であれば不明点や質問も増えることが予想されるため、話しやすさ、相談のしやすさなどの相性も大事にしたい。

他にも、長期にサポートしてもらえるかも大きなポイントになる。

しかしながら、そもそもどこでIFAを探したらいいのかわからない、という方が大半ではないだろうか。

そこでおすすめするのが、IFAとのマッチングサービスである「資産運用ナビ」だ。

資産状況や相談内容などを選択すると、あなたの条件にマッチしたIFAを簡単に見つけることができる。

また、マッチング後には無料相談もできるので、積極的に活用して納得のいくアドバイザー選びをしてほしい。

まとめ

まとめ 資産運用ナビ

本記事では、20代の金融資産の築き方や投資戦略、おすすめの投資方法を初心者向けに解説した。

20代での投資は、長期投資の効果を最大限に活用することで、効率的な資産形成に繋がる可能性がある。

また、資産を築くために、IFAと連携することでその実現がより具体的になる。

IFAは、それぞれの投資家に合った投資戦略を計画し、適切なアドバイスをすることができる。

IFAに相談することで、これから先の長い運用や投資戦略を最適化した上で、リスクを管理するための有益なアドバイスが得られるだろう。

20代から資産運用を始めようと考えている方、投資やプランニングで悩んでいる方は、あなたに合った IFAをマッチングしてくれる「資産運用ナビ」を利用してみてはどうだろうか。

「資産運用ナビ」ではあなたのご相談内容に合わせてIFAを検索できるサービスを提供している。

条件にフィットしたIFAを見つけることができるので、ぜひお気軽にお問い合わせをしてほしい。

専門的な視点から効率良く運用を行うために以下のボタンから無料相談に申し込んでみよう。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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