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マネックス証券でのIFA活用法とそのメリットとは?自分に合ったIFAの見つけ方も解説

この記事で解決できるお悩み
  • 資産運用にIFAを利用する方法とそのメリットが知りたい
  • マネックス証券でのIFAを活用した資産運用の始め方を知りたい
  • IFAの選び方がわからない

IFA(独立系資産運用アドバイザー)とは、特定の金融機関に属さずに投資家の資産管理を行う人の総称である。

実際の取引はネット証券で開設した口座を介して行われる。

そのため、IFAをを活用した資産運用を検討している方にとって、どの証券会社を利用するべきなのか、ということは重要な選択の一つとなるだろう。


そこで本記事では、代表的なネット証券会社であるマネックス証券を例に、IFAの役割からマネックス証券での資産運用方法、そしてIFAの選び方について解説する。

また自分に合ったIFAの見つけ方も紹介するので、あなたの運用戦略の参考として役立ててほしい。

目次

IFAとは?役割とメリット

IFAとは?役割とメリット 資産運用ナビ

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は、米国ではすでに資産運用の相談先として定着しており、弁護士や医師などと並んで社会的地位が高いポジションとなっている。

日本でも近年は存在感を増しており、相談先の選択肢として挙げられるようになってきた。

しかし「IFAがどんな役割を担っているか知らない」「IFAに相談するメリットが分からない」という方も多いだろう。

ここでは、IFAの基本的な特徴や相談するメリット、具体的な活用方法について解説していく。

まずはIFAに対する理解を深め、自分自身の運用戦略を考えていく上でどのように活用すべきか見極めよう。

IFAの定義と役割

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とは、資産運用アドバイザーの一種だ。

顧客の資産運用をサポートすることが主な役割となっており、個別のニーズに合った運用プランの策定支援や具体的な金融商品の提案・仲介などを行っている。

IFAは「金融商品仲介業者」として登録を受ける必要があり、登録の際には「金融商品取引業者」である金融機関との業務委託契約が必要となる。

自社で金融商品を取り扱っているわけではなく、業務委託契約先の金融機関の商品を提案・仲介する仕組みだ。

IFAが「独立系」のアドバイザーと言われているのは「経営立場が既存の金融機関から独立している」という点が背景にある。

金融機関と業務委託契約を交わしているもののあくまで協業相手となっているため、「特定の商品を販売してほしい」といった販売方針などが指示されることはない。

中立な立場から自由に顧客の資産運用をサポートできる点がIFAの特徴だ。

また、IFAの業務委託契約は1社に制限されるわけではなく、複数の金融機関と業務委託契約を結ぶことができる。

複数の金融機関が取り扱う金融商品の中から顧客に合ったものを選び、提案・仲介できる点もIFAならではの強みと言えるだろう。

米国ではすでに定着しているIFAだが、近年は日本でも事業者が増えてきている。

金融庁の「金融商品仲介業者登録一覧」によると、令和5年11月30日時点で法人・個人合わせて678事業者が金融商品仲介業者として登録を受けている。

IFAが注目を集めて日本でも増加傾向にあるのは、相談をする顧客側にメリットが多いという点が背景として挙げられるだろう。

資産運用におけるIFAのメリット

資産運用においてIFAに相談を行うメリットとしては、主に以下の3点が挙げられる。

資産運用におけるIFAのメリット
  • 中立な立場からのサポートを受けられる
  • 多様な運用手法の選択肢から検討できる
  • 中長期的な相談相手になってもらえる

前述の通り、IFAは中立な立場から顧客の資産運用をサポートすることが大きな特徴となっている。

会社の販売方針や営業ノルマが設けられているわけではないため、顧客に寄り添って本当に必要な金融商品の提案を行える点が強みだ。

「自分にとって最適な運用方法を知りたい」と考えている方はIFAへの相談をおすすめする。

また、IFAによっては株式や債券などの一般的な運用手法だけでなく、不動産投資やヘッジファンド、プライベートエクイティ、仕組債などの運用手法にも対応している場合がある。

多様な選択肢の中から自分に合ったものを選び、最適なポートフォリオを構築できる点もIFAに相談するメリットと言えるだろう。

さらに、IFAには原則として転勤制度がないため、中長期的に相談できる点も魅力だ。

担当者がずっと変わらずにサポートしてくれるため、一貫した運用方針で戦略を立ててくれる。

ライフステージが変化した場合に運用戦略を練り直したり、相続・贈与などの資産承継問題まで対応してくれたりと、長期的に信頼できるパートナーになるだろう。

このように、IFAは公平な立場からアドバイスを行う信頼できるパートナーになる存在だ。

「資産運用を始めてみたい」「支給された退職金を運用して豊かな老後を過ごしたい」と考えている方は、ぜひ信頼できるIFAを探してみてはいかがだろうか。

IFAの具体的な活用方法

実際にIFAに相談する場合、どういった場面でどのように活用できるのだろうか。

提供されるサービス内容を把握し、活用する方法について検討しておこう。

IFAが提供しているサービスは主に以下の通りだ。

  • ライフプランに合わせた資金計画策定のサポート
  • 家計の収支・保険の見直し
  • 具体的な金融商品の提案・仲介
  • 継続的な運用状況のフォロー・見直し
  • 所得税や相続税の対策

IFAは、まず顧客のライフプランを丁寧にヒアリングした上で資金計画の策定をサポートする。

家計の収支や保険の見直しも対応してくれるため、希望のライフプランを実現するために取り組むべきことを明確にした上で資産運用を始められる。

「効果的な資金計画を立てたい」「家計・保険の見直しをしたい」と考えている方はIFAに相談しよう。

また、IFAは資金計画に適した具体的な金融商品を提案・仲介することも役割となっている。

中長期的な目線でニーズに合ったアドバイスを行ってくれるため、自分に合った最適なポートフォリオを構築できる。

加えて継続的なフォロー・見直しにも対応しており、マーケットや自身のライフステージの変化に合わせた適切なプランへの変更もできる。

さらに、不動産投資などを活用した税金対策や相続・贈与などの資産承継についての相談も可能だ。

「資産を効率的に増やしていくこと」だけでなく、「手元に資金を残すこと」を目的とした税金対策にも活用できるのがIFAの強みとなっている。

上記の通り、IFAはさまざまなシーンで活用でき、あなたにとっての「お金のかかりつけ医」になってくれる存在だ。

お金についての悩みや不安を抱えている方は、IFAに相談することを検討してみよう。

マネックス証券でのIFA活用法とそのメリット

マネックス証券でのIFA活用法とそのメリット 資産運用ナビ

マネックス証券では、複数のIFA法人と提携して「IFAサービス」を提供している。

マネックス証券で「証券総合取引口座」を開設している顧客が利用でき、具体的なアドバイスをもらいながら資産運用を行うことができる。

すでにマネックス証券に口座を持っていてIFAサービスの利用を検討していたり、口座未開設でIFAサービスに興味を持っていたりするのであれば、IFAサービスの特徴を正しく理解することが重要だ。

ここでは、マネックス証券のIFAサービスの基本的な特徴や契約している法人一覧、マネックス証券を使うメリットを紹介する。

IFAサービスを最大限活用する方法も解説していくので、ぜひ参考にしてほしい。

マネックス証券のIFAサービスの特徴

マネックス証券のIFAサービスは、マネックス証券と提携しているIFAに資産運用をサポートしてもらえるサービスだ。

マネックス証券の「証券総合取引口座」を開設している人が利用できるサービスとなっており、口座の管理はマネックス証券、アドバイス・提案はIFAがそれぞれ対応する形となる。

マネックス証券のIFAサービスでは、国内株式や投資信託での運用はもちろん、通常のインターネット取引では取り扱っていない債券も運用できる。

保険や相続対策、不動産投資などの内容も、相談先のIFAが専門としている領域であれば相談可能だ。

そして、マネックス証券ではインターネット取引とIFAサービスの併用もできる。

IFAを媒介して取引した場合はIFA手数料が適用され、自らの投資判断でインターネット取引を行った場合はインターネット手数料となる。

自分で自由に取引をしたり、IFAにアドバイスを求めたりしながら柔軟に取引できる点が特徴だ。

また、中には「IFA法人が破綻したら資産が無くなってしまうのではないか」と不安を感じている方もいるだろう。

しかし顧客の資産はマネックス証券で預かって分別管理しているため、万が一IFA法人が破綻した場合でも金銭・有価証券は保全される。

マネックス証券のIFAサービスを利用するためには「証券総合取引口座」の開設とともにIFAサービスへの申し込みも必要となる。

口座未開設の場合は口座申し込みと同時にIFAサービスに申し込みができ、すでに開設済みの場合はコールセンターに電話することで申し込みに必要な書類が郵送される。

マネックス証券の契約IFA法人

2023年12月現在、マネックス証券は以下のIFA法人と提携している。

IFA法人名本店所在地
株式会社アールアドバイザーズ北海道
AVALON株式会社東京都
ウェルスガーディアン株式会社東京都
株式会社Wells Partners東京都
FPブレーン株式会社千葉市
シグマ株式会社名古屋市
CDPパートナーズ株式会社東京都
GBFアドバイザーズ株式会社東京都
SHIPS株式会社大阪市
株式会社Japan Asset Management東京都
ジャパンウェルスアドバイザーズ株式会社東京都
株式会社TYウェルス・パートナーズ東京都
株式会社TA名古屋市
PODウェルスマネジメント株式会社東京都
ファイナンシャル・ジャパン株式会社東京都
5バリューアセット株式会社大阪市
ヴァスト・キュルチュール株式会社大阪市
株式会社FRUOR BATON愛媛県
株式会社ベストパートナーズ大阪市
ミライズアセット株式会社熊本県
出典:マネックス証券「契約IFA法人一覧」

さまざまなIFA法人の中から自分に合うアドバイザーを探すことができる。

各IFA法人のターゲットとしている顧客層や得意分野、運用方針などをチェックし、自分に合うIFAを探してみよう。

マネックス証券を使うメリット

マネックス証券を活用してIFAに相談するメリットとしては、主に以下の3点が挙げられる。

マネックス証券を使うメリット
  • 複数のIFAの中から自分に合うアドバイザーを探せる
  • 年会費・コンサルティング料がかからない
  • 米国株・中国株の取り扱いが多い

先ほどご紹介した通り、マネックス証券は数多くのIFA法人と提携している。

さまざまな選択肢の中から自分に合ったIFAを探せる点は大きな魅力と言えるだろう。

一口にIFAと言っても、得意分野やターゲットとしている顧客層などはそれぞれ異なる。

株式投資を専門とするIFAもいれば不動産投資を強みとするIFAもいる。

資産形成を始める層をターゲットとして資産運用をサポートしているIFAや、富裕層向けに税金対策などをサポートしているIFAもいる。

マネックス証券では多様な選択肢の中からIFAを選べるため、自分に合ったIFAを探すことが可能だ。

また、IFAへの相談でかかる手数料はIFAを媒介して金融商品の取引を行った場合のみとなっている。

年会費・コンサルティング料などは一切かからないため、相談していないときに費用が発生する心配はない。

取引のときだけ手数料が発生する仕組みとなっている点は、マネックス証券のIFAの強みだ。

そしてマネックス証券自体を利用するメリットとして、米国株・中国株を多く取り扱っているという特徴が挙げられる。

米国株の取扱銘柄数は5,000超(2023年2月24日時点)中国株の取扱銘柄数は2,000超(2021年2月1日時点)となっている。米国株や中国株への投資に興味・関心がある方にとっては大きなメリットと言えるだろう。

上記3つのメリットに魅力を感じる方は、マネックス証券のIFAサービスを活用してみてはいかがだろうか。

IFAサービスを最大限活用する方法

マネックス証券のIFAサービスの特徴を踏まえ、サービスを最大限に活用するためのポイントとして以下の3点を押さえておこう。

  • 基本的な運用戦略はIFAに任せる
  • インターネット取引と併用して自分でも投資をしてみる
  • アフターフォローを活用する

IFAサービスでは、あなたの年齢や資産状況、今後のライフプランに合わせた投資方針を策定する。

具体的な運用商品の提案・仲介もしてくれるため、基本的な運用戦略はプロであるIFAに任せると良いだろう。

しかし、IFAから学んだ投資の知識を活かして自分でも取引をしてみたくなることがあるかもしれない。

マネックス証券ではインターネット取引とIFAサービスを併用できる。自分で興味を持った銘柄などがある場合は、手数料を抑えられるインターネット取引で投資してみると良いだろう。

ただしIFAに任せている運用プランに影響が出ない程度に低リスクかつ少額で投資をすることをおすすめする。

そして、IFAサービスでは運用の状況やライフステージの変化に応じ、保有している商品のバランスの見直しにも対応してくれる。

運用状況も面談・電話等で定期的に報告され、不明点もその都度相談可能だ。

アフターフォローをしっかりと活用し、定期的に最適な資産バランスに調整していこう。

IFAと証券会社の違い

IFAと証券会社の違い 資産運用ナビ

マネックス証券のIFAサービスについて紹介してきたが、そもそもIFAと証券会社にはどういった違いがあるのだろうか。

違いを理解しないままIFAを利用してしまうと、相談に失敗してしまう可能性が高い。

特徴を正しく理解し、自分に合ったアドバイザーを見つけることが重要だ。

ここでは、IFAと証券会社所属のコンサルタントの違い、IFAを利用する際の注意点、自分に合うアドバイザーを見つける重要性について解説していく。

IFAと証券会社所属のコンサルタントの違い

IFAと証券会社に所属するコンサルタントの違いとしては、主に以下の3点が挙げられる。

  • 自社で取り扱う商品を提供しているかどうか
  • 転勤制度があるかどうか
  • 企業規模の大きさ

前述の通り、IFAは自社で商品を取り扱っていない。

自社の金融商品を提案・仲介する証券会社と大きく異なる点だ。

証券会社のコンサルタントは、会社の販売方針で特定の金融商品を重点的に売らなければならなかったり、毎月営業ノルマを課せられたりしている。

「ノルマクリアのためにやむを得ず商品を提案する」というパターンがある。

一方、IFAは会社の方針や営業ノルマなどが設けられていないため、本当に顧客に合った提案が可能だ。

繰り返しとなるが、中立な立場で顧客に寄り添った提案を行う点がIFAの大きな強みと言える。

また、転勤制度の有無もIFAと証券会社のコンサルタントの違いとして挙げられる。

証券会社のコンサルタントは数年で転勤してしまうケースが多く、長期的にサポートは受けられない。

IFAには転勤制度がなく、中長期的な付き合いの中でじっくりと運用の相談を行える。

担当者が変わるたびに運用方針が変わるような心配も不要で、一貫したサポートを受けられることが特徴だ。

そして、企業規模の大きさという面でもIFAと証券会社には違いがある。

大手証券会社に比べて企業規模の小さいIFAに資産を任せるのが不安という方も多いだろう。

しかし資産を管理するのは証券会社であるため、IFAが破綻しても資産は守られる。

企業規模が小さいからといって大切な資産を失うリスクが大きいわけではないため、安心してほしい。

IFAと証券会社に所属するコンサルタントの違いを踏まえ、最適な相談先を検討しよう。

IFAを利用する際の注意点

IFAに資産運用の相談をする際には以下の2点に注意が必要だ。

  • 料金体系がIFAによって異なる
  • IFAの情報を得ることが難しい

IFAに相談をして資産運用をサポートしてもらう場合、当然だが手数料が発生する。

この手数料がIFAによって異なる仕組みとなっているため注意が必要だ。

先ほどご紹介したマネックス証券のIFAは取引のたびにIFA手数料が発生し、年会費やコンサルティング料などは一切かからない仕組みだった。

しかし中には資産残高に応じて手数料がかかるようなケースもあり、IFAによって料金体系が異なる点に注意が必要だ。

資産残高に応じて手数料がかかるケースは、IFA側が顧客に何度も売買させる「回転売買」を防げる仕組みとなっている。

IFAにとっては顧客の資産残高が増えることが自分の利益となるため、顧客の資産を最大化させるための提案を行ってくれる点が魅力だ。

しかし、資産残高に応じた手数料だからと言ってコストを抑えられるとは限らない。

どちらの料金体系が自分に合っているのか見極め、自分に合うIFAを選ぼう。

また、米国では資産運用の相談先として主流になっているIFAだが、日本ではまだ定着しているとは言い難いサービスだ。

そのため、IFA自体の情報を得ることが難しい点に注意しておこう。

特に実際にIFAに相談しようと考えている方にとって、情報を得るハードルが高い点は大きな課題となる。

信頼できるIFAに出会う方法を見極め、自分に合ったアドバイザーに相談しよう。

自分に合うアドバイザーを見つける重要性

自分に合うアドバイザーを見つける必要がある理由として以下の2点が挙げられる。

  • アドバイザーごとにターゲット・得意分野が異なる
  • 相性が悪いアドバイザーに相談しても長続きしにくい

前述の通り、IFAはアドバイザーによってターゲットとしている顧客層や得意な運用手法が異なる。

自分がターゲットから外れていたり、希望する運用手法以外を得意としていたりするアドバイザーに相談しても、資産運用で高い効果を得ることは難しい。

IFAがターゲットとしている顧客層にマッチしている場合、アドバイザーは自分と似たような属性の顧客からの相談実績が豊富にあるということになる。

豊富な経験と知識をもとに、自分に合った的確なアドバイスをしてくれるだろう。こうした観点から考えると、自分に合うアドバイザーに相談する重要性は非常に高いと言える。

また、性格などの面で相性が合わないアドバイザーに担当してもらっても、ストレスに感じて長続きしにくい。

性格の面での相性もある程度見極める必要があるのだ。

資産運用は短期間で大きな利益を狙うよりも、長期的に運用を継続して利益を積み重ねていくことの方が重要となる。

長く付き合っていける相性の良いアドバイザーを探す重要性も高いと言えるだろう。

IFAはどのように選べば良いのか

IFAはどのように選べば良いのか 資産運用ナビ

信頼できるアドバイザーを探す重要性を解説したが、実際どのようにIFAを探せば良いのか悩んでいる方も多いだろう。

前述の通り、日本においてIFAがまだまだ定着しているとは言えず、情報を得ること自体が難しい。

また、そもそもどのような基準で信頼できるIFAを探せば良いのかも分かりにくいことだろう。

ここでは、IFAを選ぶ際の基準やおすすめのIFA検索サービス「資産運用ナビ」のサービス内容、利用するメリットについて解説していく。

自分に合うアドバイザー探しの手助けになれば幸いだ。

IFAを選ぶ際の基準とチェックポイント

自分に合うIFAを選ぶ際の基準として以下の3点を押さえておこう。

  • ターゲットと得意分野
  • IFAとしての登録年数
  • 「FD宣言」の公表の有無

先ほどから繰り返している通り、IFAはそれぞれターゲットとしている顧客層や得意分野が異なる。

ホームページ等に記載されているケースが多いため、まずは自分の運用目的・資産状況とマッチしているかどうかチェックしておこう。

また、IFAとしての登録年数もチェックポイントとして押さえておくと良いだろう。

登録年数が長いアドバイザーは継続的に資産運用の相談に対応してきた実績があると推測できるためだ。

こちらもホームページ等を確認すれば、IFAとしての登録年数や実績は確認できる。

「登録年数3年以上」をひとつの目安として確認してみよう。

そして「FD宣言(顧客本位の業務運営方針)」を公表しているかどうかもチェックポイントとして確認しておくことをおすすめする。

FD宣言とは「顧客を第一に考えた業務運営のためにどのような方針を策定しているか」という内容の宣言のことであり、金融庁から公表を求められているものである。

FD宣言は法律で義務付けられているものではないため、宣言していない業者が悪徳業者というわけではない。

しかし、顧客本位のサポートを行う意思があるかどうかを判断する基準として、FD宣言を公表しているかどうか確認しておこう。

「資産運用ナビ」のサービス内容

ここまで自分に合うアドバイザーを見つけることの重要性を解説してきたが、実際に相性の良いアドバイザーを探すことは容易ではない。

IFA自体の情報収集が簡単ではない上に、自分の運用目的や資産状況に合うアドバイザーを見極めていく必要があるためだ。

「信頼できるアドバイザーを探したい」とお考えの方には「資産運用ナビ」の利用をおすすめする。

「資産運用ナビ」とは、投資家とIFAをマッチングさせるサービスのことである。

「資産運用ナビ」では、あなたの希望の条件をたった60秒入力するだけで、全国のデータベースの中から最適なアドバイザーを自動で抽出・紹介する。

運用目的や資産状況、性格の相性なども踏まえて診断されるため、あなたに合ったアドバイザーを見つけ出すことができるだろう。

「IFAに相談したいけど情報が少なくて困っている」「信頼できるIFAを探したい」とお考えの方は、ぜひ「資産運用ナビ」を活用してみてはいかがだろうか。

「資産運用ナビ」を利用するメリット

「資産運用ナビ」を活用してアドバイザーを探すメリットとしては、以下の3点が挙げられる。

「資産運用ナビ」を利用するメリット
  • アドバイザーのプロフィールを確認後に面談に申し込める
  • 全国47都道府県どこでも相談可能
  • 費用は金融取引の発生時のみ

「資産運用ナビ」では、アドバイザーのプロフィールが公開されている。

アドバイザーの経歴や得意分野、メインとしている顧客層などをチェックした上で面談に申し込めるため、ミスマッチを事前に防げる。

アドバイザーが自分に合うかどうかを見極めた上で相談できる点が大きな魅力だ。

また、IFAの相談は全国47都道府県どこでも対応できる。

各地にいるアドバイザーがあなたの資産状況や考えを丁寧にヒアリングし、最適な運用方法を提案する。

WEBや好きな場所で面談できるため、気軽に相談できる点も大きなメリットと言えるだろう。

そして「資産運用ナビ」では相談費用が一切かからず、費用の発生は金融商品を取引したときのみとなっている。

もちろん何度でも相談可能なので、費用の心配をせずに納得が行くまでじっくり相談できる。

資産運用について不安な点をクリアにしてから運用を始めることが可能だ。

サービスの利用はまったく知識がなくても問題なく、「何から相談して良いか分からない」という方でも安心して利用できる。

「資産運用を始めたいけどどうすれば良いか知りたい」「信頼できるアドバイザーを探したい」とお考えの方は、ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を活用して自分に合うアドバイザーを探してみよう。

まとめ

まとめ 資産運用ナビ

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は、中立な立場から資産運用をサポートするという役割を担っている。

多様な運用手法の提案や中長期的なサポートにより、あなたの資産運用を最大化してくれる頼もしいパートナーになるだろう。

マネックス証券ではIFAサービスを提供しており、複数のIFAから自分に合う担当者を探せる仕組みとなっている。

米国株や中国株に強いマネックス証券を利用したい方は、マネックス証券のIFAサービスの利用がおすすめだ。

また、IFAによってターゲットとしている顧客層や得意な分野が異なるため、自分に合うアドバイザーを見極めることが非常に重要となる。

最適なアドバイザーを探したいと考えている方は「資産運用ナビ」の利用をおすすめする。

「資産運用ナビ」では、たった60秒希望の条件を入力するだけで、あなたの運用目的や資産状況、性格にマッチしたアドバイザーを紹介している。

信頼できるIFAを探したいのであれば、ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を利用してみてはいかがだろうか。

よくある質問

IFAの具体的なサービス内容は?

IFAは、ライフプランに合わせた資金計画策定のサポートや家計・保険の見直し、具体的な金融商品の提案・仲介などを行っている。

継続的に運用状況をフォローしてくれたり、所得税・相続税の対策をサポートしてくれたりと「お金のかかりつけ医」のような役割でさまざまなシーンで支えてくれる。

マネックス証券でIFAを利用する際の手順は?

マネックス証券のIFAサービス利用には「証券総合取引口座」の開設とともにIFAサービスへの申し込みが必要となる。

口座未開設の場合は口座申し込みと同時にIFAサービスへの申し込みができる。

すでに開設済みの場合、コールセンターに電話をかけるとIFAサービスの申し込みに必要な書類が郵送される。

IFAと証券会社の違いは?

IFAと証券会社の違いとして以下の3点が挙げられる。

  • 自社で取り扱う商品を提供しているかどうか
  • 転勤制度があるかどうか
  • 企業規模の大きさ

IFAは、証券会社で取り扱う金融商品を仲介する役割となっており、自社で商品は取り扱っていない。

証券会社のような転勤制度もなく、長期的なパートナーになれる点が大きな強みだ。

また、IFAの企業規模が証券会社に比べて小さいことで資産を預けることに不安を感じている方も多いが、資産の管理は証券会社が行う。

IFAが倒産しても資産を失う心配はない。

IFAはどうやって見つけられる?

日本においてIFAはまだまだ定着しておらず、情報を得ることは難しい。

自分に合うアドバイザーを探したいのであれば「資産運用ナビ」がおすすめだ。

希望の条件を入力するだけで運用目的や資産状況に合ったアドバイザーが自動で抽出・紹介される。

相談費用も一切かからないため、ぜひ気軽に「資産運用ナビ」を利用してみてはいかがだろうか。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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