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DMM株とは?特徴やポイントについて徹底解説!

この記事で解決できるお悩み
  • DMM株の特徴やメリットを知りたい
  • DMM株のデメリットを知りたい
  • 自分に合った証券会社を見つけるための情報がほしい

DMM株は、DMM.com証券が運営しているネット証券である。

DMMグループ企業の実績と24時間サポート体制が整っている安心感が魅力の証券会社だ。

一方で、銘柄や手数料コースの選択肢が限られているというデメリットもある。

今回は初心者にも利用がおすすめなDMM株について、特徴やメリット、デメリットを紹介していく。

DMM株の利用を検討している方向けの記事となっている。

目次

DMM株の特徴とメリット

DMM株の特徴とメリット 資産運用ナビコラム

DMM株の特徴とメリットは、以下の通りだ。

  • 運営元はDMM.com証券
  • 手数料が安い
  • 米国株を担保に信用取引可能
  • サポートは24時間対応

それぞれ紹介していく。

運営元はDMM.com証券

DMM株はDMMグループが運営するインターネット取引に焦点を当てた証券会社だ。

DMMグループ自体は株式や投資信託以外にも、以下のような様々なサービスを提供している。

  • DMM FX
  • DMM CFD
  • DMM ビットコイン

DMMグループ全体の運営ノウハウを十二分に活かして運営されている。

そのため、後述する「手数料が割安」「24時間体制のサポート」などの顧客ニーズに応えられる対応が行えるのだ。

手数料が安い

DMM株はネット証券の強みを活かし、手数料を安く抑えている。日本株と米国株、どちらも手数料が割安という特徴を持っている。

現物取引手数料と信用手数料は、税込価格でそれぞれ以下の通りだ。

取引金額DMM株(現物)SBI証券(現物)
楽天証券(現物)
DMM株(信用取引)SBI証券(信用取引)
楽天証券(信用取引)
5万円以下55円55円88円99円
10万円以下88円99円88円99円
20万円以下106円115円88円148円
50万円以下198円275円88円198円
100万円以下374円535円88円385円
150万円以下440円640円88円385円
300万円以下660円1,013円88円385円
3,000万円以下880円1,013円0円385円
3,000万円超880円1,070円0円385円
参考:DMM株「株式取引の手数料」(2023年1月参照) SBI証券「手数料」(2023年1月参照) 楽天証券「手数料」(2023年1月参照)

2022年7月時点で、業界大手のSBI証券と楽天証券よりも安い手数料を実現している。

中でも自己資金を担保に取引できる信用取引の手数料は、0円〜88円と非常に安い。

ちなみに米国株の場合、手数料は一律0円だ。

国内株はもちろん海外株投資を検討している方にとって有利といえるだろう。

米国株を担保に使用取引可能

DMM株では保有している米国株を担保に、信用取引を行うことができる。

既に多くの銘柄へ投資している方も、現金を新たに追加せずに取引できるため資金効率が良くなるのだ。

投資において「効率よく自己資金を増やしたい」と考える方は少なくない。

しっかりと資金管理を行う必要があるものの、資金効率を重視する方と相性の良いサービスである。

サポートは24時間対応

DMM株のサポートは、24時間対応となっている。以下の3種類の連絡方法が用意され、すぐに不安点や疑問点を解消できる。

  • メール
  • 電話
  • LINE

特筆すべきはLINEでのサポートだ。

わざわざ公式サイトへアクセスせずに、LINEで連絡できる手軽さはDMM株ならではの強みといえる。

「日中は仕事をしていて問い合わせる時間がない」という方でも、24時間対応であれば時間を気にせず連絡ができる。

  • 初めてネット証券を使うため、サポートの質が気になる
  • 夜間を中心に取引したいが、何か起こっても昼間の対応になるのが不安

上記のような方でも、DMM株のサポート体制があれば始めやすいのではないだろうか。

DMM株のデメリット

DMM株のデメリット 資産運用ナビコラム

DMM株のデメリットは以下の3つが挙げられる。

  • 単位未満株の取り扱いはなし
  • 銘柄と手数料コースの選択肢が少ない
  • つみたてNISAは非対応

それぞれ解説していく。

単元未満株の取り扱いはなし

DMM株の最低取引数量は1単元(100株)からとなっている。

そのため、少額投資可能な単元未満株(1株)は取り扱っていない。

様々な銘柄へ分散投資しづらく価格変動による損益額が大きくなりやすいため、注意が必要だ。

銘柄と手数料コースの選択肢が少ない

DMM株では取り扱い銘柄数が少なく、外国株は米国株のみ対応している。

また手数料コースは1種類で、1回の取引金額に応じた手数料がかかる「ワンショットシステム」しか選べない。

ちなみにSBI証券会社では、1日の合計取引金額で手数料が決定する「1日定額プラン」なども用意されている。

しかしDMM株は取引ごとに手数料が加算されるため、1日に何度も取引したい方は不利となる。

つみたてNISAは非対応

DMM株はつみたてNISAに非対応だ。投資信託をつみたてNISAで購入したい場合、別の証券会社を利用しなければならない。

ただし一般NISAには対応しているため、年間120万円の非課税投資枠を利用していきたい方は問題なく利用できる。

ちなみにNISA(一般NISA、つみたてNISA)についてはこちらの記事で詳しく紹介している。

NISAごとの違いや制度の仕組みについて詳しく知りたい方は、ご覧いただきたい。

DMM株がおすすめな人

DMM株がおすすめな人 資産運用ナビコラム

DMM株は以下のような方におすすめだ。

  • 300万円以上取引する人
  • 米国株や信用取引の利用を検討している人

DMM株で1回300万円から3,000万円分の現物取引をした場合、他社よりも350円分お得に取引できる。

また米国株は手数料が一律0円、信用取引は300万円以上は0円という非常にリーズナブルな料金体系となっている。

そのため、高額取引を検討している方や米国株、信用取引を利用する可能性がある方におすすめの証券会社だ。

現時点ではつみたてNISAの対応はないものの、一般NISAを使って節税しながら投資ができる。

取引コストを抑えたい方や非課税枠を使いたい方にも相性の良い証券会社だ。

自分に合う証券会社を見つけよう

自分に合う証券会社を見つけよう 資産運用ナビコラム

今回はDMM株の特徴について紹介してきた。

DMM株のメリットは「割安な手数料」「米国株担保で信用取引可能」「24時間のサポート体制」が挙げられる。

反対に「単位未満株やつみたてNISA非対応」「銘柄と手数料コースの種類が少ない」というデメリットがある。

結論として、DMM株はNISA制度を活用しながら取引コストを抑えて、高額取引を想定している人に向いている。

DMM株はオンラインで口座開設を申し込めば、最短即日に取引を始められるスピード感も魅力の1つだ。

サポート体制が手厚いため、すぐに投資を始めたいけれどサポート体制に不安のある初心者でも安心して取引できる証券会社といえよう。

また、資産運用をやってみたいが、どの様にして運用して良いか悩んでいる人も多いだろう。

最近、「よく分からないまま資産運用をして何百万円も損をした」という話をよく聞く。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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