- 10億円を稼ぐ方法を知りたい
- 超富裕層を目指したい
- 資産運用の相談先を知りたい
「資産が10億円あったら……」誰しもそんな想像をしたことがあるのではないだろうか。
夢のまた夢のような話だが、実際に10億円を稼いでいる人がいるのも事実である。
本記事では、10億円を稼ぐための方法について紹介していく。
10億円以上の資産を持つ人はどれくらいいる?
そもそも10億円もの資産を持つ人はどれくらいいるのだろうか。
野村総合研究所の「2021年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模」によると、各資産クラス別の世帯分布は下記の通りだ。
マーケットの分類(純金融資産保有額) | 世帯数 |
---|---|
超富裕層(5億円以上) | 9.0万 |
富裕層(1億円以上5億円未満) | 139.5万 |
準富裕層(5,000万円以上1億円未満) | 325.4万 |
アッパーマス層(3,000万円以上5,000万円未満) | 726.3万 |
マス層(3,000万円未満) | 4,213.2万 |
この定義によれば、資産10億円がある世帯は「超富裕層」に該当する。超富裕層は9.0万世帯となっており、これは全体の0.17%ほどの限られた数である。
超富裕層の定義は5億円以上であるため、10億円以上に絞るとさらに数が少なることが想定される。
10億円を稼ぐ方法5選
会社員が生涯に稼ぐ賃金は、およそ2億〜2億5,000万円ほどといわれている。
その5倍もの金額である10億円を稼ぐことは可能なのだろうか。非常に高いハードルであることは間違いないが、可能性があるとするなら次の5つの方法が候補となる。
- 事業を立ち上げる
- 事業を売却する
- 成長株や割安株を発掘する
- 不動産投資を行う
- レバレッジ運用を行う
ひとつずつ紹介していこう。
事業を立ち上げる
前述の野村総合研究所の調査によると、資産1億円〜5億円の富裕層では約3分の1が事業を営む経営者であることが分かっている。
一定以上の資産を築くためには、会社員ではなく自ら事業を立ち上げて経営者となることが近道だ。
会社を立ち上げ、その事業が大きく成長すれば資産も比例して成長していく。
もちろん10億円もの資産を得るためには、しっかりと事業計画を立てる必要がある。
決して簡単な道のりではないが、10億円を稼ぐことを目指すなら大きなチャレンジも必要だ。
事業を売却する
事業を立ち上げた先のイグジットとして、M&Aによる事業の売却がある。近年経営者の高齢化や後継者不足から、M&Aが活発化している。
事業を成長させ適切なタイミングで売却できれば、10億円以上の資産を手に入れることも不可能ではない。
最近では、「連続起業家」や「シリアルアントレプレナー」と呼ばれる人たちも増えている。
連続起業家とは、企業の立ち上げと売却を繰り返す人のことだ。有名な連続起業家として、イーロン・マスク氏が挙げられる。
時代の流れを読み、その時々で成長性の高い事業を立ち上げることで、M&Aによる資産を築くことが可能である。
成長株や割安株を発掘する
株式投資では、銘柄選定が上手くいけば大きな利益を得られる可能性がある。
自ら事業を立ち上げることが難しい場合は、成長が見込める企業に投資するのもひとつの方法だ。
下記表は、前月対比で大きく値上がりした日本株銘柄である。
順位 | 銘柄(証券コード) | 値上がり率 |
---|---|---|
1 | さくらネット(3778) | 96.37% |
2 | JNS(3627) | 50.0% |
3 | HEROZ(4382) | 48.81% |
4 | 東名(4439) | 44.66% |
5 | サーバワクス(4434) | 41.91% |
1位のさくらネットは1ヶ月で96.37%も値上がりしており、投資した資金がおよそ2倍になる計算だ。
株式投資には「テンバガー」という言葉があるように、株価が10倍以上になる銘柄もある。
もちろんリスクは理解しておく必要があるが、効率よく資産を増やすためにはぜひ取り組みたい資産運用だ。
不動産投資を行う
不動産投資も有効な資産運用である。不動産投資では、一般的に金融機関から融資を受けて物件を購入するため、通常自己資金だけでは手の届かないような物件を購入することが可能だ。
「不動産投資にはレバレッジ効果がある」といわれるのは、このためである。
たとえば、同じ利回り4%が得られる物件であっても、当然価格が高い物件の方が多くの収益を得られる。
不動産投資では金融機関からの借り入れでレバレッジをかけることで、まとまったリターンを狙うことが可能だ。
ただし、現物の不動産投資は物件の修繕・管理にかかる費用や税金なども考慮する必要があるため、しっかりと事前に知識をつけておくことが重要である。
レバレッジ運用を行う
FXや先物などでレバレッジ運用に取り組むのもひとつの方法だ。
レバレッジ運用とは、現金を担保として差し入れることで、実際よりも大きな金額で運用できる仕組みのことである。
たとえば「レバレッジ3倍」の取引では、100万円の証拠金を差し入れることで300万円分の取引が可能となる。
その分得られる利益も大きくなるため、効率的に運用できる方法として知られている。
しかし、レバレッジ取引では発生する損失も大きくなるデメリットがある。
証拠金以上の損失を被ることもあるため、しっかりとリスクを理解しておくことが重要だ。
まずは元手資金を築こう
ここまで10億円を稼ぐ方法を紹介してきたが、いずれも自己資金ゼロから取り組むには難しい方法ばかりだ。
資産10億円を目指すためには、まず元手資金を作ることから始めよう。
「万里の道も一歩から」というように、コツコツと資産形成に取り組むことで資産10億円に少しずつ近付けるはずだ。
資産形成は金融のプロへお任せ
資産形成に取り組む際は、金融のプロであるIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)へ相談することも検討したい。
IFAとは、資産形成に関するサポートをしてくれる金融アドバイザーのことである。
ここからは、IFAの概要と利用方法について紹介していこう。
IFAは資産形成のパートナー
IFAは主に資産形成のアドバイスや、金融商品の提案・販売を行う金融専門のアドバイザーである。
これだけを聞くと金融機関の職員のように思うかもしれないが、IFAの大きな特徴は特定の金融機関に所属していないことだ。
IFAは金融機関から独立した立場で活動することで、顧客目線に立ったアドバイスをすることが可能となる。
企業利益や営業ノルマを優先する必要がないので、顧客にとっても本当に必要なものだけを提案してもらえる安心感がある。
また、IFAへ相談することで、自分では見つけられなかった有益な投資情報を提供してもらえるメリットがある。
中には、広く公募されないような商品もあるので、情報収集の一環として活用するのもよいだろう。
IFAへ相談する流れ
IFAへ相談するときは、検索サービス「資産運用ナビ」を利用することがおすすめだ。
検索サービスでは、相談内容や資産の状況、利用地域に応じて、条件に当てはまるIFAを探すことができる。
IFAにはそれぞれ得意分野や抱える顧客層があるため、自分のニーズと合うIFAを探すのは簡単なことではない。
その点、検索サービスでは相性の良いIFAをピックアップしてくれるので、効率よくIFAと出会うことが可能だ。
IFAと協力して資産形成に取り組もう
10億円を稼ぐことはかなり難しいハードルではあるが、事業の立ち上げや売却、株式投資などに取り組めば達成できる可能性もある。
資産10億円という高いハードルを目指すときは、金融のプロであるIFAへ相談することも検討しよう。
有益な投資情報を紹介してもらえる可能性もあるため、情報収集を行う目的としても積極的に活用することがおすすめだ。
当サイト「資産運用ナビ」では、全国各地のIFAを検索できるサービスを提供している。
ご相談内容や利用地域に応じてピッタリのIFAをご紹介するので、ぜひ気軽に問い合わせしてほしい。