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SMBC日興証券の特徴と評判を徹底解説!なぜ投資家に選ばれているのか

この記事で解決できるお悩
  • SMBC日興証券のサービスにどのような特徴があるのか知りたい
  • SMBC日興証券の評判が知りたい
  • 運用相談をどこにするべきかわからない

SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループ傘下の証券会社だ。

100円から株を購入できる「日興フロッギー」、自動で投資信託の積立ができる「投信つみたてプラン」など、初心者でも利用しやすいサービスを多数提供している。

本記事では、SMBC日興証券の利用者からの評判をもとに、メリット・デメリットを詳しく分析していく。

どのような投資家に向いているかも解説しているため、SMBC日興証券に興味のある方はぜひ参考にしてしただきたい。

また、SMBC日興証券のような対面証券の評判とその特徴についてはこちらにまとめてあるのでぜひ見てほしい。

目次

SMBC日興証券のサービス内容

まずは、SMBC日興証券の基本的な概要や提供しているサービス、特徴などを確認していこう。

SMBC日興証券の会社概要

SMBC日興証券は、野村證券、大和証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と並ぶ日本の5大証券と呼ばれる大手証券会社だ。

何度も合併や名称変更を繰り返しながら事業を続けており、元を辿ると100年以上の歴史を持つ。

現在は、SMBCグループの一員として、総合証券サービスを幅広く提供している。

100円から株を購入できる「日興フロッギー」や申し込み手数料0円で積立投資を始められる「投信つみたてプラン」など、投資初心者に向けたサービスも充実している証券会社だ。

SMBC日興証券が提供するサービス

SMBC日興証券が提供するサービスをまとめると下記の通りだ。

取扱商品
資産運用サービス
株式
債券
投資信託
FX
日興ファンドラップ
ロボアドバイザー
年金・保険
投信つみたてプラン
証券担保ローン
(イージー・コムストックローン)
個人型確定拠出年金(iDeCo)
持株会
取引方法総合コースダイレクトコース
入金方法銀行振込
提携ATM
インターネット決済
即時入金(バンク&トレード)
出金方法銀行振込
提携ATM
キャッシュカード
預け替え

SMBC日興証券では、「総合コース」と「ダイレクトコース」の2つの取引コースからどちらかを選んで取引を始める。

総合コースは、支店の担当営業者からのアドバイスや投資情報の提供を受けながら取引できるコースだ。

資産運用のみならず、相続・贈与や事業承継などお金に関するあらゆる相談事を担当者に直接相談できるという特徴がある。

ダイレクトコースは、パソコンやスマートフォンを利用して自分で取引を行うコースだ。

総合コースに比べて取引手数料を抑えやすいというメリットや、さまざまなダイレクトコース限定のサービスを利用できるというメリットがある。

総合コースとダイレクトコースの違いをまとめると下記の通りとなる。

スクロールできます
コース総合コースダイレクトコース
取扱商品オンライントレードおよび支店での取扱商品原則、オンライントレードでの取扱商品
お取引窓口・
株式委託手数料(現物)
支店オンライントレードてれトレオンライントレードてれトレ
100%30%割引約定金額帯ごとの定額
オペレータオペレータ
15%割引15%割引
日興イージートレード
米国株式取引手数料
支店オンライントレードてれトレオンライントレードてれトレ
30%割引1注文あたりの売買金額に対して0.495%
(税抜0.45%)
最大22米ドル
(税抜20米ドル)
オペレータオペレータ
15%割引15%割引
問い合わせや
事務手続き
日興イージートレード
日興コンタクトセンター
支店担当者
日興イージートレード
日興コンタクトセンター
投資相談専任の担当者がつく専任の担当者はつかない
出典:SMBC日興証券 お取引コース比較一覧

SMBC日興証券の特徴

SMBC日興証券の特徴を確認していこう。

他の証券会社と比較した際の特徴には、下記のようなものがある。

SMBC日興証券の特徴
  • 100円から株を購入できる「日興フロッギー」
  • 手数料0円で始めやすい「投信つみたてプラン」
  • 国内屈指のIPO取扱銘柄数

「日興フロッギー」は、100円から金額指定で株式やETF、REITが取引できる投資サービスだ。

dポイントでも株が購入できて、NISA口座も活用できるというメリットがある。

通常、配当をもらえるのは1単元(100株)に達した場合だが、日興フロッギーでは単元未満株数であっても保有株数に応じて配当金がもらえる。

単元株数など基準を満たせば株主優待を得ることも可能だ。

いきなり単元株数分を購入するのはハードルが高いが、コツコツと株式を購入していきたいという方にも適しているだろう。

日興フロッギーのサービス内では、さまざまなテーマごとに2,000本以上の記事が無料で閲覧できる。

記事には関連する銘柄が紹介されていて、気になる会社はそのまま購入手続きを行える。

学びながら気になった企業にすぐに投資できるという新しい投資スタイルを体験できるのも他にはないサービスだ。

SMBC日興証券では、毎月一定の金額を銀行口座や証券口座から引き落として投資信託を自動で購入する「投信つみたてプラン」も提供している。

毎月1,000円から気軽に積立が可能で、取扱本数は約700本となっている。

原則として、申し込み手数料は無料となっているため、コストを気にせずに積立投資を始められるのもメリットだ。

SMBC日興証券の評判とは?

続いて、SMBC日興証券の利用者からの評判をチェックしていこう。

合わせて、外部からの評価やSMBC日興証券が行っている取り組みについても紹介する。

SMBC日興証券の顧客満足度や信頼度について

SMBC日興証券は、顧客満足度向上にも力を入れている証券会社だ。

電話窓口を評価する「問い合わせ窓口格付け」では、国内唯一18年連続で「三つ星」評価を獲得している。

コンタクトセンターやチャットでの問い合わせ窓口も充実しており、不安に感じたことをすぐに問い合わせられるのは利用者の安心感につながるだろう。

「お客さまの声」を積極的に活かす取り組みも実施しており、これまでにも「オンラインで米国株の取引をしたい」「オンライン取引のセキュリティを高めてほしい」「書類の提出が必要な各種手続きをオンラインでできるようにしてほしい」といった顧客からの声にスピーディーに対応してきた。

常に、顧客の声に向き合い、サービスの改善に努めている証券会社だと判断できるだろう。

SMBC日興証券の良い評判の例

SMBC日興証券の良い評判には、下記のようなものがあった。

SMBC日興証券の良い評判
  • 担当者の対応やサポートが丁寧
  • 大手証券という安心感がある
  • 日興フロッギーは少額投資に活用しやすい

担当者が丁寧に対応してくれる、コールセンターのサポートが親切でわかりやすい、という声がよく見られた。

SMBC日興証券では、総合コースの場合は専任の担当者が資産運用や口座開設、相続・贈与、事業承継などさまざまな金融ニーズのサポートを行ってくれる。

一方、ダイレクトコースの場合は専任の担当者は付かないものの、日興コンタクトセンターに問い合わせることで疑問点や不安を解消しやすい。

また、大手証券という基盤がしっかりしているのも、取引する上で安心感につながりやすいという声もあった。

セキュリティ面やシステムがしっかりしているかどうかを重視する人にとっても、SMBC日興証券は魅力的な選択肢となるだろう。

また、SMBC日興証券が提供している日興フロッギーは、少額からコツコツ投資を始めたい人に便利だと評判だ。

100円から投資を始められたり、投資情報に関する記事からそのまま株を購入できたりするので、投資初心者にも使いやすいだろう。

なお、弊社がSMBC日興証券のユーザーを対象に実施したアンケートでも、「手厚いサポート」や「日興フロッギーの利便性」については同証券のメリットとして多くの投資家から支持されていた。

SMBC日興証券の悪い評判の例

一方、SMBC日興証券の悪い評判としては、下記のようなものが挙げられる。

SMBC日興証券の悪い評判
  • ネット証券に比べて手数料が割高
  • 投信積立プランはネットバンク不可
  • ダイレクトコースでは特定の担当者に相談できない

SMBC日興証券の取引手数料は、ネット証券と比べるとやや割高だ。

ネット証券では、株式取引手数料の無料化も進められており、大手対面証券ではなかなかコスト面で勝つのは難しいだろう。

とにかく運用コストを安く抑えたいという方にとってはデメリットとなるかもしれない。

また、投資信託を自動で毎月購入してくれる投信積立プランはネットバンクに対応していない点が使いにくいという声も多かった。

メガバンクや地方銀行などが主な対象となっているため、ネット銀行を主に利用している方にとっては使いにくいかもしれない。

SMBC日興証券では、顧客サポート窓口が充実しているものの、ダイレクトコースでは特定の担当者に相談できないという点には注意が必要だ。

いつも特定の担当者に相談したいという方は、総合コースの方が適している。

SMBC日興証券はどんな投資家に向いているのか

ここまで紹介した特徴や評判を踏まえて、SMBC日興証券のメリット・デメリットを整理していこう。

併せて、どのような投資家に向いている証券会社かも分析するため、ぜひ参考にしてみてほしい。

SMBC日興証券のメリット

SMBC日興証券のメリットは下記の通りだ。

SMBC日興証券のメリット
  • 大手対面証券の中では取引手数料が安めに設定されている
  • dポイントユーザーに使い勝手が良い
  • 投資情報が豊富で初心者でも利用しやすい

SMBC日興証券の取引手数料は、大手証券会社の中では比較的安めに設定されている。

特に、ダイレクトコースでは、国内株式の約定代金が10万円までであれば、手数料は137円となる。

大手対面証券会社では、最低取引手数料を1,000円〜2,000円程度に設定していることも多く、気軽に少額取引をしやすいのは大きなメリットだ。

また、信用取引であれば委託手数料や現引・現渡の手数料が約定代金にかかわらず無料となっているため、信用取引のニーズがある投資家にも適しているだろう。

その他にも、投資をしながらdポイントを貯められたり、貯めたdポイントを投資に利用できたりするサービスもあるため、お得に投資を続けられるだろう。

日興フロッギーをはじめとする情報提供サービスも豊富なので、初心者でも気軽に投資を始めやすい。

SMBC日興証券のデメリット

SMBC日興証券のデメリットは下記の通りだ。

  • 総合コースの運用コストは高くなりやすい
  • ダイレクトコースは取扱商品が限られる
  • ネット銀行の利用者との相性があまりよくない

ダイレクトコースの取引手数料は大手証券の中でも安めに設定されているが、総合コースの取引手数料はその他の大手対面証券並の手数料水準となっている。

特に、支店の営業担当者に相談しながら株式投資の取引を行う場合の最低手数料は5,500円となっており、数万円〜数十万円程度の少額投資を行う場合は手数料負担がかなり大きくなってしまう。

また、ダイレクトコースでは一般的な株式や投資信託の取引はできるものの、株式オプションやVWAPトレード、一部の債券、年金・保険などの購入はできない。

幅広い商品を取引したいというニーズと運用コストを抑えたいというニーズを同時に叶えるのは難しいという点に注意しよう。

SMBC日興証券はどんな投資家に向いているのか

上記の内容を踏まえ、SMBC日興証券は以下のような投資家に向いている証券会社だ。

  • 学びながら投資を行いたい人
  • 運用コストはかかっても良いから特定の担当者に相談したい人
  • 専任担当者は付かなくても良いからコストを抑えて少額投資を行いたい人

SMBC日興証券は、総合コースの「担当者の手厚いサポートを受けられる」という魅力と、ダイレクトコースの「少額から取引コストを抑えて投資できる」という魅力の両方を併せ持つ証券会社だ。

しかし、取引コースはどちらかを選ぶ必要があるため、両者のメリットを同時に享受することはできない点に注意しよう。

また、SMBC日興証券では日興フロッギーや投資レポート、セミナーなど投資情報を入手できる機会を多数提供している。

投資について学びながら実践したいという人にも適しているだろう。

資産運用の相談先にはどんな選択肢がある?

資産運用の相談先は、証券会社以外にも存在する。

ここでは、近年の大手証券の傾向を解説しつつ、おすすめの相談先を紹介する。

近年の大手証券の傾向とデメリット

近年、大手証券の対面で相談できるコースは、富裕層に特化している傾向がある。

また、コスト削減のために人員整理や営業店の統廃合、窓口の縮小も進んでいるため、気軽に投資相談をしたいという方にはあまり適していない可能性もある。

証券会社の営業担当者の質も人によってさまざまなので、担当者によっては自分のニーズに合わない商品を提案したり、すぐに転勤してしまったりということも考えられる。

気軽に相談しつつ、長く資産運用を任せたいという方は、別の相談先を検討してみても良いだろう。

資産運用における専門家の重要性

資産運用においては、プロに相談することが重要だ。

「自分に合った運用法」は人によって異なり、同じ人であってもライフステージによって変わっていくためだ。

正しい運用方法を検討するためには、投資や経済、金融商品についての深い知識も必要となるため、投資初心者では難しく感じられる場合が多いだろう。

自分のリスク許容度や運用目的、金融資産などに合わせた運用戦略の立て方を専門家に相談することで、適切な資産運用を行いやすくなる。

IFAという選択肢、IFA検索サービス「資産運用ナビ」の活用法

気軽に資産運用を相談できるパートナーが欲しいという方は、IFAという選択肢を検討してみてほしい。

IFAは、独立系ファイナンシャルアドバイザーとも呼ばれ、銀行や証券会社などの金融機関に所属せずに資産運用のアドバイスを行う専門家だ。

豊富な知識や経験に基づく質の高いアドバイスが期待できるため、投資について学びながら資産形成を行いたいという人にも適しているだろう。

自分に合ったIFAを探すためには、IFA検索サービス「資産運用ナビ」の活用がおすすめだ。

年齢や投資目的、金融資産などを入力すると、自分に適したアドバイザーが自動で検索・抽出される。

アドバイザーのプロフィールを確認した上で面談を申し込むかの判断ができるため、安心して利用しやすいというメリットがある。

ぜひこの機会に、IFA検索サービス「資産運用ナビ」を利用してみてほしい。

SMBC日興証券は日興フロッギーが評判!

SMBC日興証券は、大手証券の一角を担う歴史のある証券会社だ。

総合コースの手厚いサポートやダイレクトコースの運用コストの安さなど、投資家にとって魅力的な特徴を持っている。

本記事では、利用者からの評判とともにメリット・デメリットを解説し、どのような投資家におすすめなのかも分析した。

投資の最適解は人によって異なるため、まずは自分に合った運用方法を見つけることが重要だ。

これから資産運用を始めるなら、顧客目線でのアドバイスをくれるIFAの活用がおすすめだ。

特定の金融機関からは独立しているため、中立的な立場で助言をしてくれるというメリットがある。

ぜひこの機会に、IFA検索サービス「資産運用ナビ」を利用して、あなたに合ったアドバイザーを見つけてみてはいかがだろうか。

SMBC日興証券の評判に関するQ&A

SMBC日興証券の強みは何ですか?

SMBC日興証券の強みは、主に以下の3点だ。

  • 「日興フロッギー」で100円からの少額投資が可能
  • 原則申し込み手数料0円の「投信つみたてプラン」を利用できる
  • 担当者やコールセンターによる手厚いサポートを受けられる

詳細については記事内でも解説しているため、ぜひチェックしてほしい。

SMBC日興証券で人気の商品は何ですか?

SMBC日興証券では、IPOの人気が高い。

総合証券会社という強みを活かし、引受種類や引受量が多いため、銘柄によっては当選確率が上がりやすい。

ダイレクトコースの場合は、資産残高に応じて設定された4つのステージによって当選確率が変動する「ステージ別抽選」によって、当選確率を上げることも可能だ。

SMBC日興証券と三井住友銀行の関係性を教えてください。

SMBC日興証券と三井住友銀行は、どちらも「三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)」という持ち株会社の傘下にある企業だ。

グループ企業という強みを活かして、「銀証資産づくりセット」という連携サービスも提供している。

これは、SMBC日興証券で対象商品やサービスを500万円以上購入した方は、三井住友銀行で特別金利の定期預金を組めるというサービスだ。

資産運用にプロは必要ですか?

資産運用で成功するためには、自分のリスク許容度や目標リターン、余剰資金、今後のライフイベントに応じた運用戦略を設定することが重要だ。

しかし、投資初心者の場合は、これらの要素を自分で正確に把握して運用戦略を立てるのが難しい場合もある。

資産運用のプロに相談することで、適切な運用戦略に基づいた商品選びもしやすくなるだろう。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

・本サイト「資産運用ナビ」はアドバイザーナビ株式会社が運営しております。
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・本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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