1. ホーム
  2. 資産運用・資産管理
  3. 5,000万円の貯金を貯めるには?効果的な貯金戦略と管理方法

5,000万円の貯金を貯めるには?効果的な貯金戦略と管理方法

この記事で解決できるお悩み
  • 5,000万円を貯金する具体的な方法が知りたい
  • 5,000万円の貯金を効率的に管理する方法がわからない
  • どのくらいの割合の人が5,000万円の貯金を持っているのか知りたい

「貯金5,000万円」と聞くと非現実的に感じる方も多いかもしれないが、実際に5,000万円以上の貯金を有する人は存在する。

貯金額の目標として5,000万円を目指す場合、どのように貯めていけば良いのだろうか。

本記事では、5,000万円以上の貯金を持つ人の割合や効率的に貯金するためのコツ、5,000万円を管理するポイントについて解説していく。

さらに効果的な貯金・資産運用の相談先についても紹介するので、5,000万円の貯金を目標としている方はぜひ本記事を参考にしてみてほしい。

目次

5,000万円以上の貯金を持つ人の割合

5000万円以上の貯金を持つ人の割合 わたしのIFA

まず、5,000万円以上の貯金を有する人の割合についてデータを紹介していく。

世帯別・年代別・年収別に割合を紹介していくので、貯金をしていく上での参考として確認しておこう。

世帯別データ

貯金5,000万円以上を保有する世帯のデータについては、野村総合研究所の調査で発表されている。以下の表は、2021年時点の純金融資産保有額の階層別に分けた世帯数をまとめたものだ。

純金融資産保有額世帯数
5億円以上9.0万世帯
1億円以上5億円未満139.5万世帯
5,000万円以上1億円未満325.4万世帯
3,000万円以上5,000万円未満726.3万世帯
3,000万円未満4,213.2万世帯
出典:野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計」

上記のデータをもとに計算を行うと、5,000万円以上の金融資産を保有している世帯は473.9万世帯になり、全体における割合は約8.7%となっている。

5,000万円以上の資産を保有している世帯は全体で見るとかなり少ないことが分かるだろう。

年代別データ

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和5年)」では、年代別の金融資産保有額の割合を発表している。

ただし、本調査では「3,000万円以上」までの分類しかなかったため、5,000万円以上のデータではない点に注意してほしい。

調査の結果は以下の通りだ。

世帯主の年齢金融資産3,000万円以上と回答した割合
20歳代0.1%
30歳代4.0%
40歳代6.0%
50歳代10.7%
60歳代19.0%
70歳代18.7%
出典:金融広報中央委員会「(参考)家計の金融行動に関する世論調査[総世帯]令和5年調査結果」

上記のデータには「3,000万円以上5,000万円未満」の人も含まれているため正確なデータではないが、年齢を重ねるごとに割合が増えていくということが分かる。

特に、定年で退職金を受け取った60歳代以降の年代が割合として多くなっている。

年収別データ

金融広報中央委員会の調査では、年収別の金融資産保有額の割合も発表している。

こちらも5,000万円以上のデータではない点に注意してほしい。

調査の結果は以下の通りだ。

年収金融資産3,000万円以上と回答した割合
収入はない2.7%
300万円未満5.9%
300〜500万円未満9.9%
500〜750万円未満12.9%
750〜1,000万円未満18.1%
1,000〜1,200万円未満25.5%
1,200万円以上37.4%
出典:金融広報中央委員会「(参考)家計の金融行動に関する世論調査[総世帯]令和5年調査結果」

こちらも「3,000万円以上5,000万円未満」の人が含まれているが、収入に比例して割合が高くなっていくことが分かる。

一方で相対的に収入が少ない人でも3,000万円以上の資産を保有しているケースはある。

相続・贈与で資産を引き継いだケースやすでに資産を築いたことから仕事を減らしているケースなども想定されるが、なかには継続的な貯金・資産運用で3,000万円を達成したというパターンもあるだろう。

5,000万円を効率的に貯金するためのコツ

5000万円を効率的に貯金するためのコツ わたしのIFA

まとまった資産を保有している人の割合を把握したところで、次に効率的な貯金を実践するコツについて解説していく。

貯金を効率的に行うためには以下の4点を押さえておくことが大切だ。

  • 収支の見直し
  • 長期的な計画策定
  • 副業や追加収入の活用
  • 貯金目標の見直し

それぞれのポイントについて解説していく。

収支の見直し

まず、毎月の収入・支出を細かくチェックし、無駄な出費を減らすことが貯金への第一歩だ。

特に「固定費の削減」が重要なポイントとなる。

毎月固定でかかる出費を減らせば、支出削減の効果はずっと続いていく。

月に3,000円分の支出を減らした場合、年間で36,000円、10年続けば36万円も支出を減らせる。

まずはサブスクリプションサービスや通信料金などを見直し、安くできないかチェックしておこう。

また、家計簿をつけて無駄遣いを可視化することも大切だ。

無意識のうちに使っているお金を見えるようにすることで、無駄な出費を減らせる可能性が高まる。

家計簿アプリなどを活用し、日々の支出に対しての意識を強く持っておこう。

長期的な計画策定

5,000万円というまとまった金額を貯めることは一朝一夕には達成できない。

長期にわたる計画を策定し、継続的に貯金をしていく習慣を身に付けることが重要だ。

まずは「いつまでに5,000万円を貯めたいか」というゴールを設定し、そこから逆算して月々の貯金額を設定しておくと良い。

明確な貯金額を決めておくことで習慣化しやすく、時間とともに貯まっていく。

また、毎月の目標額を先に貯金してしまう「先取り貯金」の活用もおすすめだ。

収入が入ったら目標額だけを先に貯金してしまい、残ったお金で生活をするという方法である。

無駄遣いをして使い切ってしまう恐れがなくなり、効率的に貯金を進めていける。

長期的な計画のもとで先取り貯金を実行し、時間をかけてお金を貯めていこう。

副業や追加収入の活用

支出を減らして先取り貯金をしていても、5,000万円はすぐに到達できる金額ではない。

本業以外の収入源を活用して収入を増やし、貯金のペースを上げていくと効率的に貯まっていく。

近年は「働き方改革」などもあって副業を容認する企業が増えている。

また、副業ができるプラットフォームも充実しており、自宅にいながら気軽に副業を始められる環境が整っている。

自分のスキルを活かした副業などを始め、貯金額を増やしていくと良いだろう。

また、不動産投資や株式投資などで収入源を増やすといった方法もある。

家賃収入や配当金などの定期的に得られる収入を貯金に回していき、資産を増やしていく方法だ。

副業・投資を上手く活用しながら収入を増やし、効率的にお金を貯めていこう。

貯金目標の見直し

定期的に貯金目標の見直しを行い、達成度を確認することも大切だ。

5,000万円という金額はそう簡単には貯まらないため、途中で心が折れてしまう可能性がある。

「なぜ5,000万円を貯めたいのか」という目標を再確認して目標に近づいているかを確認することで、貯金のモチベーションを維持していくと良いだろう。

貯金の目標としては以下のようなものがモチベーションになりやすい。

  • 早期退職をして労働から解放されたい
  • お金のことを気にせずにやりたかった仕事を始めたい
  • 海外に移住したい
  • 趣味に没頭したい

定期的に貯金の目標を見直し、モチベーションを維持していくことを心掛けよう。

5,000万円の貯金を管理するポイント

5000万円の貯金を管理するポイント わたしのIFA

ここまで解説してきた貯金のコツを実践し、5,000万円が貯まった場合、次に重要となるのが「貯金の管理」である。

5,000万円という貯金を管理するポイントとして以下の3点を頭に入れておこう。

  • 銀行口座の分散
  • 定期預金の活用
  • 投資の活用

それぞれのポイントについて解説していく。

銀行口座の分散

まず、銀行口座を複数に分けて資金管理を行うことが重要となる。

ひとつの口座に5,000万円を預けていると、万が一銀行が破綻したときに資産が守られなくなってしまう可能性があるためだ。

銀行の預金口座には「預金保険制度」が設けられており、銀行の破綻時に預金を保護する仕組みが整えられている。

定期預金や普通預金等の場合、預金者1人あたり、1金融機関ごとに合算されて元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護される。

つまり1,000万円以上の預金については保護の対象とならず、銀行が破綻したときに返ってこないリスクがあるのだ。

5,000万円の貯金がある場合は5つ以上の銀行に分散させ、1,000万円未満の預金にしておくと安心と言えるだろう。

定期預金の活用

当面使わないお金については「定期預金」を活用することも検討しよう。

定期預金とは、あらかじめ預け入れ期間を設定し、期間中は原則として引き出せない仕組みの預金のことだ。

定期預金は普通預金に比べて金利が高く設定されているため、定期預金を活用することでより多くの利息を得られる。

例えば、メガバンクの三菱UFJ銀行では普通預金金利が0.02%に設定されている一方、定期預金金利は1ヶ月〜2年が0.025%、3年・4年が0.15%、5年・6年が0.2%などとなっている。

当面使わないお金であれば、定期預金で引き出せなくなっても問題はない。

むしろ高い金利で多くの利息を得られるため、メリットの方が大きいと言えるだろう。

定期預金を活用しながら資金を管理していこう。

投資の活用

貯金だけでなく投資も活用し、資産を増やしていくことも検討しよう。

5,000万円という大規模な資産があれば、さまざまな投資手法が視野に入る。

例えば以下のような選択肢が考えられる。

  • 株式
  • 債券
  • 投資信託
  • 不動産

いずれも預貯金とは違って元本保証はないが、預貯金の利息よりも高いリターンを期待できる投資先だ。

当面使わない資金を投資に回して長期的に運用を継続していけば、資産を増やしていける可能性がある。

自分ひとりで投資を始めることが不安であれば、専門家の力などを借りながら資産を運用していくと良いだろう。

5,000万円を貯金する方法や管理するポイントは誰に相談するべき?

5000万円を貯金する方法や管理するポイントは誰に相談するべき? わたしのIFA

5,000万円という貯金目標の達成や資金管理には、専門家の力を借りることを推奨する。

資金計画の策定や貯金の管理・運用をすべて自分ひとりで行うことは容易ではないため、プロの助言をもとに効果的に準備していくことが重要だ。

相談先の専門家として以下のような選択肢が挙げられる。

  • ファイナンシャルプランナー(FP)
  • 銀行の相談窓口
  • 「わたしのIFA」の活用

それぞれの相談先について解説していく。

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナー(FP)は、相談者のライフプランの達成に向けた資金面での助言を行う専門家だ。

貯蓄・資産運用や保険、税金などの幅広い知識を有しており、一人ひとりのライフプランに寄り添った提案を行う。

FPは収入・支出のバランスを分析して家計の見直しを提案したり、ライフプランの達成に向けた資金計画の助言を行ったりしている。

貯金5,000万円という目標に向けた相談先として適していると言えるだろう。

ただし、FPは具体的な商品の提案や仲介などはできず、あくまでも「一般的な助言」までしかできない。

具体的な商品や投資プランまで踏み込んだアドバイスを求めるのであれば、FP以外の相談先を検討した方が良いだろう。

銀行の相談窓口

銀行に所属する資産運用アドバイザーに相談を行い、自分に合った貯金プランを検討していくという方法もある。

普段よく利用する銀行であれば相談にも行きやすいだろう。

銀行の場合、実際に取り扱っている商品の提案などもしてくれることが特徴だ。

5,000万円の貯金目標に適した商品を提案してもらえる上に、契約手続きもサポートしてくれる。

ただし、銀行は顧客の利益とともに「自社の利益」についても考えなくてはならない。

なかには手数料が高い商品やリスク水準が見合わないような商品を提案してくるアドバイザーも存在するため注意が必要だ。

「わたしのIFA」の活用

信頼できる相談先をお探しの方は、IFA検索サービス「わたしのIFA」の利用を推奨する。

フォームに希望する条件を入力するだけで、あなたにぴったりのIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とマッチングできるサービスだ。

そもそもIFAとは、特定の金融機関には所属せずに独立した立場で顧客の資産運用をサポートする専門家のことを指す。

顧客のニーズに基づく資金計画の策定や具体的な金融商品の提案・仲介などを通じ、資産運用を総合的に支援してくれる専門家だ。

IFAは顧客に対しての中立性を保っており、手数料が高い商品やリスクが適さない商品などを勧誘される心配がない。

安心して5,000万円の貯金に向けた資金準備の相談を行えるだろう。

「わたしのIFA」では、あなたの資産状況や運用目的にぴったりのIFAを紹介している。

IFAの紹介料や相談費用は原則無料、全国47都道府県どこでも相談可能だ。

貯金や資産の管理でお悩みの方は、ぜひこの機会に「わたしのIFA」を活用して信頼できるアドバイザーを探してみてはいかがだろうか。

5,000万円を目指して効率的に貯金していこう

5000万円を目指して効率的に貯金していこう わたしのIFA

本記事では5,000万円以上の貯金を持つ人の割合や効率的な貯金のコツ、貯金管理のポイントなどを解説してきた。

収支の見直しや長期的な計画の策定、副業等による収入源の確保などで貯金を行い、5,000万円を目指して準備していこう。

また、5,000万円の貯金を達成したり、資金を管理したりする上では投資を検討することも大切だ。

専門家に相談して計画を立て、効率良く準備していくと良いだろう。

専門家のなかでもIFAは中立な立場から資金計画の策定や商品の提案・仲介などの助言を提供してくれるためおすすめだ。

「わたしのIFA」を活用し、信頼できるIFAを探してみてはいかがだろうか。

5,000万円の貯金に関するQ&A

5,000万円貯めるには何年かかりますか?

貯金を行うペースにもよるが、毎月10万円の貯金で約41年、毎月30万円を貯金していくと約14年で5,000万円が貯まる計算となる。

貯金だけでは貯まるまでにかなりの時間が必要となるため、投資を活用していくと良いだろう。

例えば、毎月10万円を年間利回り5%の投資で準備する場合、約23年で5,000万円に到達する。

もちろん投資額を増やせばさらに早く準備できるため、投資を上手く活用しながら効率良く資産を準備していこう。

5,000万円を安全に管理する方法を教えてください。

5,000万円を安全に管理するポイントとして「銀行口座の分散」が挙げられる。

預金保護制度によって1つの金融機関につき元本1,000万円と利息は保護されているが、それ以上は銀行が破綻しても返ってこない可能性がある。

複数の銀行口座に資金を分け、1,000万円未満を預け入れることで5,000万円の資産を安全に管理できる。

60歳で5,000万円以上の貯金をしている割合はどのくらいですか?

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和5年)」では、年代別の金融資産保有額の割合を発表している。

「5,000万円以上」という分類はなく「3,000万円以上」の金融資産を保有している割合ではあるが、60歳代で19.0%が該当した。

60代以降になると、退職金の受け取りなどでまとまった資産を得られるケースが多く、ほかの年代に比べて資産額が多くなっていると推測される。

貯金が5,000万円あれば仕事をやめても心配ないですか? 

年代や生活水準、運用状況によって異なる。

50代以降で浪費をしなければ仕事を辞めても問題ない。

一方、20代・30代であれば、支出をできるだけ減らして5,000万円を投資に回していれば仕事を辞めることも視野に入る。

一度専門家に相談し、5,000万円の投資や収入・支出を考慮したシミュレーションをしてもらうと、仕事を辞めても問題ないか把握できるだろう。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

・本サイト「わたしのIFA」はアドバイザーナビ株式会社が運営しております。
・本サイトに掲載される情報に関しては、最大限の注意を払っておりますが、金利、手数料、その他商品情報の完全な正確性や信頼性を保証するものではありません。
・本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

目次