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資産5,000万円は誰でも可能?金融資産5,000万円への道のりを解説!

この記事で解決できるお悩み

・誰でも資産5,000万円を目指すことができるのか?
・貯金だけでなく、資産5,000万円を突破するためにやるべきことは?
・複利効果を上手く活用して、資産5,000万円を達成する方法を知りたい

資産5,000万円突破を目指すにあたって、クリアするべき条件というものが存在する。

この記事では資産5,000万円が見えてくる条件について、具体的にやるべきことについて言及しながら解説していく。

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目次

資産5,000万円は準富裕層

資産5,000万円は、準富裕層と呼ばれる資産水準である。金融資産3,000万円〜5,000万円未満のアッパーマス層の次のステージであり、金融資産3,000万円以上の人が目標としやすい資産水準である。

野村総合研究所が発表している国内の総世帯における資産額でみると、資産5,000万円以上の準富裕層の割合は、以下の通りである。

国内における純金融資産階層の割合

超富裕層 (5億円以上)0.17%
富裕層 (1億円以上5億円未満)2.58%
準富裕層 (5,000万円以上1億円未満)6.01%
アッパーマス層(3,000万円以上5,000万円未満)13.42%
マス層(3,000万円未満)77.83%
出典:野村総合研究所「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数」

上記の通り、資産5,000万円以上の準富裕層の割合は全体の6.01%と少ないことが分かる。それだけ資産5,000万円以上を超えることが難しいことの表れでもある。資産5,000万円を超えるためには、それ相応の時間と工夫が必要なのだ。

ただし、金融資産3,000万円をすでに達成しているのであれば、資産5,000万円は視野に入っているはずだ。では、資産5,000万円が見える条件について確認していこう。

貯金だけでは時間がかかる

資産5,000万円は誰でも可能?金融資産3,000万円を超えたらやるべきこと わたしのIFAコラム

アッパーマス層である資産3,000万円から5,000万円以上を目指すなら、貯金だけではかなりの時間がかかってしまう。なぜなら、資産額にして2,000万円を超える金額差があるからだ。

例えば、現在の金融資産が3,000万円で5,000万円を目指すとして、毎月10万円(年間120万円)を貯金に回したとすると、達成するまでの期間は次のようになる。

(5,000万円−3,000万円)÷120万円=16年6ヶ月

実に16年以上の歳月がかかるのである。時間をかけてもいいのであれば、貯金だけで達成することも可能であるが、16年間にわたり貯金し続けられる人がどれだけいるだろうか。

もし、ご自身がもう少し稼ぎに余裕があり、毎年200万円を貯められるのであれば、達成するまでの期間は大幅に短縮できるだろう。

(5,000万円−3,000万円)÷200万円=10年間

毎年200万円の貯金で10年間、毎年300万円であれば6年6ヶ月で達成可能だ。ただし、このような金額を貯金できるだけの年収と安定して稼ぎを得られるだけの収入源を持っている必要があるだろう。

まとめると、資産3,000万円の人が資産5,000万円を貯金だけで達成することは可能であるが、長い時間がかかってしまうのだ。

貯金だけで資産5,000万円をできるだけ早く達成したいのであれば、できる限り稼ぐ金額を増やし、月々に貯めるお金を増やさなければならない。

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資産運用の複利効果を活用する

資産5,000万円は誰でも可能?金融資産3,000万円を超えたらやるべきこと わたしのIFAコラム

貯金だけでは時間がかかる。ではどうすれば資産5,000万円に到達するまでの時間を短縮することができるだろうか。

結論から先に申し上げると、資産運用の複利効果を活用することだ。毎月の貯金を行いながら、資産を複利で運用することで、資産5,000万円に到達するスピードは格段に早くなる。

資産運用における複利とは

資産運用における複利とは、元本から生まれた利益を再び元本に組み込んで再投資することで次回以降の利息が時間の経過とともに、増えていく仕組みだ。

例えば、元本100万円で資産運用を始めるとしよう。年利10%の複利で運用するならば、3年間の資産運用となる。

(1年目)
元本100万円+(元本100万円×10%)=110万円
(2年目)
元本110万円+(元本110万円×10%)=121万円
(3年目)
元本120万円+(元本121万円×10%)=132.1万円

年間利回りは同じであるにもかかわらず、運用期間が長くなるほど元本に上乗せされる利益は増えていくのである。上記の計算式の場合は、1年複利で運用しているが、半年や1ヶ月のように複利の期間が短くなるほど、元本が増えるスピードは上がっていく。

複利に対比される運用方法に単利という考え方があるが、こちらは元本から生まれた利息を元本に組み込まずに、運用するという仕組みである。

そのため、複利と比べると元本の増え方が遅い。元本100万円を年利10%で運用した場合、単利と複利の元本には次のような違いが生まれる。

運用期間 単利運用の元本複利運用の元本
1年後110万円110万円
2年後120万円 121万円
3年後130万円132.1万円
4年後140万円145.31万円
5年後150万円 159.841万円

5年間の運用期間だけでも、上記のような金額差が生まれるのである。このように資産運用における複利とは運用期間が長くなるにつれて、加速度的にお金が増えていく仕組みだ。

複利を活用して資産5,000万円を突破する

資産運用の複利を活用することで、資産5,000万円を突破するまでの期間を短縮できる。

例えば、現在の金融資産が3,000万円で毎月10万円ずつ貯金しながら、年利3%の複利で運用する場合を見てみよう。なお、年利3%という水準は過度なリスクを取らずに狙える利回りである。

結果としては、9年で資産5,000万円を突破できる。貯金のみの場合と比べると、7年近く短縮できていることが分かる。

このように、毎月の貯金に加えて資産を複利で運用することで、資産5,000万円に達成するまでの期間を大幅に短縮できるのである。資産運用によるパフォーマンスをもう少し良好に保てるのであれば、達成するまでの期間はさらに短くなるだろう。

貯金だけでは資産5,000万円を達成するためには時間がかかるが、毎月の貯金と並行する形で複利による資産運用を行うことで、資産5,000万円を突破するまでの期間を大幅に短縮できるのである。

まとめ

資産5,000万円が見えてくる条件は、毎月の貯金に加えて複利による資産運用を行うことにある。

特に「貯金3,000万円以上はあるが、資産運用を行なっていない人」は複利による資産運用を行うことを検討してみると良いだろう。

また、資産運用を一人で資産運用を行って行くのが難しいと感じる方は、「わたしのIFA」を活用してプロに相談をしてみてはいかがだろうか。プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。

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※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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