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資産運用をプロに任せたい人必見!プロに任せるおすすめの投資法と注意点を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 資産運用をプロに任せたい
  • 資産運用をプロに任せる時の注意点が知りたい
  • プロに資産運用してもらうメリットが知りたい

新NISAの開始や日経平均株価が4万円を超えたことなどから、資産運用に興味を持つ方が増えた。

しかし資産運用の経験がない方は、どのように始めるべきかわからないため、プロにお任せしたいと考えているのではないだろうか。

この記事では資産運用をプロに任せるメリットやデメリット、具体的な運用手法について解説している。

最後にはおすすめのプロについても紹介しているので、資産運用を始めたい、プロに任せてみたいと考えている方は参考にしてほしい。

目次

資産運用をプロに任せるメリット

資産運用をプロに任せるメリットとデメリット、プロに運用を任せるのがおすすめな人の3つについて解説する。

  • 資産運用をプロに任せるメリット
  • 資産運用をプロに任せるデメリット
  • プロに運用してもらうのがおすすめな人

資産運用をプロに任せるメリット

資産運用をプロに任せるメリットは以下の3つだ。

資産運用をプロに任せるメリット
  • 資産運用の手間や時間を削減できる
  • 投資できる商品の幅が広がる
  • 手軽にプロのノウハウを活用できる

資産運用の手間や時間を削減できる

資産運用を成功させるためには、投資先の業績や財務状況の確認、世界経済や金融市場の情報収集などさまざまなことを行わなければならない。

しかし日常生活や仕事が忙しい人にとってそれらを行うことは非常に難しい。

資産運用のプロに運用を任せると、情報収集や勉強は最低限で行うだけで良い。

また資産運用で長期的に利益を出すためには、ポートフォリオの入れ替えやリバランスが重要だ。

最適なポートフォリオは投資家の状況によって異なる。

同じ投資家であっても、ライフステージが変われば、相性の良いポートフォリオは変わってくる。

また運用の結果によっては、ポートフォリオと保有資産の比率にズレが生じる。

プロに運用を任せると、ポートフォリオの入れ替えやリバランスを定期的に行ってくれるため手間が一切かからない。

投資できる商品の幅が広がる

プロに資産運用を任せると、個人投資家ではアクセスが難しい商品へ投資が可能になる。

たとえば、ヘッジファンドや未公開株、オフィスビルなどの高級不動産などが該当する。

投資できる商品の幅が広がると、さまざまな投資チャンスをつかみやすくなる。

また分散投資によるリスク低減にもつながる。

手軽にプロのノウハウを活用できる

一般的にプロのノウハウを活用するためには、多額のコストが生じる。しかし投資商品によっては、少額でプロのノウハウを活用できる。

どのような商品や銘柄を選ぶのか、どのような視点で銘柄選定するのか、利確・損切りのタイミングなどは投資初心者がすぐに理解することは難しい。

プロに資産運用を任せるとノウハウを学べ、かつ真似がしやすいため、スキルが身につきやすくなる。

初心者が資産運用のスキルを効率的に身につけたいと考えるなら、プロのノウハウを間近で見て学ぶのがおすすめだ。

資産運用をプロに任せるデメリット

資産運用をプロに任せるデメリットは以下の3つだ。

  • コストが高くなりやすい
  • 短期運用で成果を出すことは難しい
  • 相性の良いプロを見つけるのが難しい

コストが高くなりやすい

資産運用をプロに頼ると、自分で運用するよりもコストが高くなりやすい。 

SBI証券や楽天証券では国内株式の取引手数料は無料化されており、保有コストもかからない。

一方で投資信託やファンドラップ、ロボアドバイザーなど資産運用を任せられるサービスは、商品購入時に手数料が生じるケースは珍しくない。

また運用手数料はおよそ0.1%〜3%かかるのが一般的だ。さらに商品によっては、解約時の手数料も発生する。

コストは資産運用のリターンを押し下げる原因となる。

プロに運用を依頼するときは、手数料以上の成果を上げられるのかは十分にチェックする必要がある。

短期運用は難しい

一般的にプロの資産運用は、長期運用が前提となっている。

つまり短期運用でリターンを得たい方は、プロに資産運用を依頼しても望み通りの成果を得られない可能性が高い。

短期運用はギャンブル性が高くなりやすく、プロであっても安定的にリターンを出すことは難しい。

プロに運用を任せる場合は、長期的な視点でリターンが出れば良いという気持ちで依頼しよう。

相性の良いプロを見つけるのが難しい

資産運用のプロといっても、経歴や得意分野ごとにさまざまな専門家がいる。

その中から自分の投資目的やリスク許容度に合ったプロを見つけることは非常に難しい。

また資産運用のプロをうたっていても、何の専門知識やスキルも持たない人もいる。

そのような方は無資格であることが多く、素性を十分に調査しないと、詐欺に巻き込まれてしまうリスクがある。

資産運用のプロに依頼する場合、代表者の経歴や実績、素性を必ず確認し、自分と相性が良いのかを必ずチェックしよう。

プロに運用してもらうのがおすすめな人

プロに運用してもらうのがおすすめの人は、日常生活や仕事が忙しい方、または投資初心者だ。

日常生活や仕事が忙しい人

先述したように資産運用の成功のためには、日頃から情報収集や勉強が欠かせない。

また投資手法によっては日々の値動きを確認しなければならず、仕事や家事に追われている人にとって現実的ではない。

プロに運用を依頼すると、上記のような面倒なことはすべて任せられる。

そのため日々忙しい方であっても、資産運用に取り組める。

投資初心者

資産運用で成功するためには、多くの知識や経験が必要だ。

しかし初心者はどちらも持っていないため、利益を出すことが難しい。

しかしプロの力を借りることにより、専門からノウハウを生かした投資が誰でもできる。

また銘柄選びは売買タイミングなどの投資判断も、プロが的確に行ってくれる。

プロにおまかせ!おすすめの資産運用法を紹介

自分で資産運用するよりもコストが高い

プロに任せられるおすすめの運用方法を以下3つ解説する。

  • 投資信託
  • ファンドラップ
  • ロボアドバイザー

投資信託

投資信託で最もおすすめするのは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)だ。

このファンドは、日本を含む全世界の株式およそ3,000銘柄に投資をする。

つまりこのファンドを購入すれば、世界のどこの国が成長しても恩恵を受けられる。

また基本的に購入時の手数料は無料で、信託報酬は年率0.05775%と業界最安クラスだ。

また過去5年のリターンは17.62%と、驚異的な成績を残している。

どこの国に投資すればいいかわからない、あまり多くの商品を持ちたくないという方におすすめの投資信託だ。

ファンドラップ

ファンドラップでイチオシの商品は、三井住友信託銀行のラップ口座だ。

2022年3月松時点のデータではあるが、三井住友信託銀行のラップ口座は、運用損益がプラスの顧客の割合が98%と最も多かった。

平均は77.4%で、投資したほとんどの顧客が利益を出している商品だ。

ラップ口座には2つの種類があり、最低投資金額が異なる。

最低投資金額
ファンドラップ500万円以上
ファンドラップ・プレミアム1億円以上

ファンドラップでは、分散投資を通じて世界経済の中長期的な成長の享受を目的にしている。

5つの運用コースが用意されており、目的ごとに適切なコースを選択可能だ。

  • 保守的
  • やや保守的
  • 重要
  • やや積極的
  • 積極的

直接負担する手数料は固定報酬と成功報酬に分かれている

。固定報酬では運用資産の時価総額に対して最大で年率1.760%支払わなければならない。

成功報酬は運用成果の16.5%を支払う。

ラップファンドは投資信託と比べて、手数料が高くなりがちだ。

そのため高い手数料に見合うだけの収益があるのかは必ず確認したい。

ロボアドバイザー

ロボアドバイザーで最もおすすめなのは、ウェルスナビ(WealthNavi)だ。

ウェルスナビは預かり資産と運用者数ともにNo.1のサービスだ。

預かり資産は1.2兆円を突破(2024年5月13日時点)、運用者数は38万人もいる。

ウェルスナビは「長期・積立・分散」でリターン最大化を目指している。

要するに分散投資で資産運用のリスクを低減しつつ、中長期的に資産を増やすことが目的だ。

実際にサービスを利用している人の中には、4年7ヶ月の運用実績で+33.39%、年7ヶ月の運用実績が+64.26%と十分な成績を出している人もいる。

手数料は年率1.1%(税込)と非常にシンプルだ。※3,000万円を超える部分は年率0.55%

取引や資産のバランス調整など、資産運用の面倒なことを低コストでお任せしたい人は投資を検討すべきだ。

プロに資産運用を任せるときの注意点

プロに運用を任せるときの注意点について以下3つを解説する。

  • 自分の余剰資金額やリスク許容度、運用目標を明確にする
  • 各運用手法や金融商品のリスクを正確に理解しておく
  • 運用成績を定期的に確認し、必要に応じてリバランスする

自分の余剰資金額やリスク許容度、運用目標を明確にする

まずは自分の余剰資金額を確認しよう。お金は3つに区分できる。

1つ目は生活防衛資金だ。病気やけがなどで働けなくなったときに備えるためのお金で、生活費の3か月から6か月分が目安である。

2つ目は使い道の決まっているお金だ。たとえば5年後に必要になるマイホームの頭金、3年後の結婚式の費用などが該当する。

3つ目が余剰資金だ。余剰資金は上記2つに該当しないお金である。

余剰資金だけで資産運用を行っていれば、仮に含み損をかかえても、生活やライフイベントに支障が出ない。

次に自分のリスク許容度を把握しよう。リスク許容度とは、投資家ごとに耐えられる損失額を示す指標だ。

リスク許容度が高いと多額の損失にも動じない人といえる。一方でリスク許容度の低い人は、少額の損失にも耐えられない。

リスク許容度は投資手法を選ぶうえで、非常に重要な指標だ。

心地よく資産運用を継続するためには、リスク許容度に合った投資手法を選択しよう。

適切な投資手法を選ぶためには、運用目標を明確にすることも重要だ。

運用目標とは「お金が必要な時期、金額、用途」を明確にすることである。

たとえば「30年後までに3,000万円を老後資金として準備したい」といったものが目標だ。

運用目標を明確にすることで、必要な投資金額、リターンがわかる。

それらを把握できると、投資すべき商品を絞れるため、投資手法の選択が楽になる。

各運用手法や金融商品のリスクを正確に理解しておく

各運用手法や金融商品のリスクはそれぞれ異なる。そもそも資産運用には下記のリスクがある。

リスクの種類概要
信用リスク投資先の企業や債券の発行体が破産し、投資資金を回収できなくなること
流動性リスク現金化できなくなること
金利変動リスク金利が変動し、金融商品の価値に影響が出ること
価格変動リスク価格が変動し、元本割れする​リスクのこと
為替変動リスク為替が変動し、円建ての資産価値に影響が出ること

株式は価格変動リスクが大きい。一方で上場株式であれば流動性リスクは低く、現金化できなくなるというケースはほとんど考えられない。

不動産は株式よりも価格変動リスクは小さい。一方で価格が高く売却相手を見つけにくいため、流動性リスクは低い。つまり現金が欲しいときにすぐに売却できないリスクを伴う。

また同じ株式であっても国内株式に為替変動リスクはないが、海外株式にはある。

このように選択する運用手法や金融商品ごとにリスクは異なる。

そのため投資先を検討する場合は、どのようなリスクを抱えているのかを確実にチェックし、想定外のトラブルが起きないようにしよう。

運用成績を定期的に確認し、必要に応じてリバランスする

基本的に、資産運用を開始する前にポートフォリオを決める。

ポートフォリオとは資産配分のことで「株式50%+債券50%」のように表現する。

運用を始めた当初は、ポートフォリオと資産の保有比率が同じであったとしても、運用成績によってはそこにズレが生じる。

たとえば上記のポートフォリオで運用しており、株式のリターンが好調であれば「株式70%+債券30%」のように株式の比率が高まり、債券の比率が低下する。

このズレをポートフォリオ通りに戻すことをリバランスという。

リバランスは次の2つの方法によって行う。

  • 保有比率が高まった資産を売却する
  • 保有比率が低下した資産を購入する

リバランスを行わないと過大なリスクを取ってしまったり、想定通りのリターンが得られなくなったりする。

そのような事態を避けるためにも、年に1・2回はリバランスを行おう。

 資産運用の相談は誰にすべき?

ここまではプロに資産運用を任せる手法やメリット・デメリットについて紹介してきた。

ただしプロに任せられるといっても、希望や不安が出てくることもあるだろう。

そのようなときは専門家に相談する選択肢も考えられる。

ここでは資産運用の相談は誰にすべきかについて以下の3つを解説する。

  • 資産運用を専門家に相談することの重要性
  • IFAの役割とメリット
  • IFA検索サービス「資産運用ナビ」の活用法と利用推奨

資産運用を専門家に相談することの重要性

資産運用を成功させるためには、多くのプロセスを経なければならない。

リスク許容度や余剰資金額の把握、運用目標の設定などを投資家ごとに行う必要がある。

これらを正しく行う際に専門家の力が必要になる。

専門家は豊富な知識や相談実績をもとにして、投資家ごとに最適な運用戦略やポートフォリオなどをアドバイスしてくれる。

また信頼できる専門家がいれば、相場が不安定なときにもすぐにアドバイスを求められるため、資産運用を継続しやすくなる。

長期的に資産運用を継続したい方は、専門家の力を借りるべきだ。

IFAの役割とメリット

資産運用の相談先としておすすめしているのは、証券会社や銀行をはじめとした金融機関から独立したIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)だ。

金融機関に所属していると、ノルマを優先するケースが多く、顧客に適さない提案が行われることもある。

しかしIFAは組織に所属していないため、組織のしがらみはなく、中立的な立場からアドバイスを提供してくれる。

また定期的な転勤がないため、長期にわたって関係性を構築しやすい。資産運用は長期で行うのが前提だ。

信頼できるアドバイザーがいれば、ライフイベントの変化があっても、すぐに対応できる。

どのような専門家にアドバイスを求めたら良いかわからない方には、IFAをおすすめする。

IFA検索サービス「資産運用ナビ」の活用法と利用推奨

「IFAがおすすめ」といっても、探し方がわからないという方もいるだろう。

おすすめの方法は、IFA検索サービス「資産運用ナビ」の活用だ。

年収や金融資産、運用目的など簡単な情報を入力するだけで、あなたと相性の良いIFAを紹介してくれる。

紹介されたIFAの経歴や実績、得意分野は事前にチェックできるため、ミスマッチが起こりにくい。

また現在「資産運用ナビ」では、無料相談を実施している。

IFAに話を聞いてみたい方は、下記のリンクから「資産運用ナビ」に登録してほしい。

資産運用をプロに任せたいならIFAに相談しよう

この記事では、プロに資産運用を任せるメリット・デメリットやおすすめの運用方法、任せる際の注意点について解説した。

記事中では、具体的なおすすめ商品も紹介しているが、あくまでも一例だ。

最適解は投資家ごとに異なるため、商品を通じてプロに運用を任せたい方は投資を始める前に、専門家からアドバイスを受けよう。

特にIFAは中立的な立場から長期にわたって、有益なアドバイスを提供してくれる。

自分と相性の良いIFAを見つけたい方は、IFA検索サービス「資産運用ナビ」を活用するのがおすすめだ。

資産運用をプロに任せるに関するQ&A

ファンドラップに投資するにはいくら必要ですか?

大手証券会社であれば、最低300万円〜500万円は必要だ。

富裕層向けのコースであれば最低投資金額が1億円というケースもある。

資産運用のプロを選ぶ際に最も重要なポイントは何ですか?

提案内容が重要だ。資産運用のプロによっては、ノルマをはじめとした組織のしがらみを優先した提案が行われるケースもある。

そのような提案をもとに資産運用を行っても成功する確率は低い。

信頼できるプロは、リスク許容度や運用目的に適した提案をしてくれる。

そのためプロを選ぶ際は提案内容に注目しよう。

プロに資産運用を任せた場合のリスクにはどのようなものがありますか?

プロに運用を任せるリスクは以下の3つだ。

  • コストが高くなりやすい
  • 短期運用で成果を出すことは難しい
  • 相性の良いプロを見つけるのが難しい

特に相性の良いプロを見つけたい方は、IFA検索サービス「資産運用ナビ」を活用するのがおすすめだ。

登録は下記のリンクから行えるため、気になる方は利用してほしい。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

・本サイト「資産運用ナビ」はアドバイザーナビ株式会社が運営しております。
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