JCB ORIGINAL SERIESの家族カードのメリットとデメリットを徹底解説

クレジットカードを利用すると、家族カードの発行の有無について見たことがあるだろう。

JCB ORIGINAL SERIESにも家族カードを発行できるものがいくつか存在している。

では、家族カードを発行するとどのようなメリットがあるのだろうか。

本記事では、家族カードのメリットや注意点などをそれぞれ解説していく。

JCB ORIGINAL SERIESにおける家族カードとは

家族カードとは、本会員の家族が使用するために発行できるクレジットカードのことを指す。

JCB ORIGINAL SERIESの中にはいくつか家族カードを発行できるものが存在している。

ここでは、JCB ORIGINAL SERIESの家族カードを発行できるカードや家族カードを発行対象について解説していく。

家族カードが発行できる種類

ここでは、JCB ORIGINAL SERIESで家族カードが発行できるおすすめカードの基本情報と特徴について記載していく。

JCBカードW

JCBカード Wは、18歳から39歳までが限定で入会できる個人向けのスタンダードカードである。

こちらもJCBカードS同様、ナンバーレスなら最短5分でカード番号の発行が可能となっており、ポイント付与率は常に2倍となる。

ただし、モバ即には入会条件があるため申し込みの際は下記を確認しよう。

さらに、年会費は40歳になるまでは無料となっているため、価格.comのクレジットカードカテゴリ人気ランキングで2022年上半期・下半期の2期連続第1位となっている。

その他JCBカードWの基本情報は以下となっている。

ラインナップ	JCBカードW
年会費 （本人）	無料
年会費 （家族）	無料
申込対象 （本人）	高校生を除く18歳以上から39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある人
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外：最高2,000万円
ポイント優遇	ポイントは常に2倍 ポイント優待店での利用でさらにポイントアップ

JCBカード W plus L

JCBカードW plus Lは、18歳から39歳までが限定で入会できる女性向けのスタンダードカードである。

こちらもJCBカードS同様、ナンバーレスなら最短5分でカード番号の発行が可能となっており、ポイント付与率は常に2倍となる。ただし、モバ即には入会条件があるため申し込みの際は下記を確認しよう。

また、JCBカードW同様に、年会費は無料となっている。ただし、入会できるのが18歳～39歳であるため気をつけよう。

さらに、JCBカードW plus L限定特典として、毎月10日・30日には当選すると2,000円分のギフトカードをもらえるプレゼント企画や女性のための保険サポートを受けられるなど女性に嬉しい特典が多く受けられる。

その他JCBカードW plus Lの基本情報は以下となっている。

ラインナップ	JCBカード W plus L
年会費 （本人）	無料
年会費 （家族）	無料
申込対象 （本人）	高校生を除く18歳以上から39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある人
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外：最高2,000万円
ポイント優遇	ポイントは常に2倍 ポイント優待店での利用でさらにポイントアップ

JCBプラチナ

JCBプラチナは、JCB ORIGINAL SERIESの中でもプレミアムカードに位置しており、ハイクオリティなスペックを有したJCBカードである。

年会費は27,500円とJCB ORIGINAL SERIESの中では高いが、それに伴う特典として、365日24時間のコンシェルジュサービスや世界の空港ラウンジ等を無料で使用できるなどさまざま存在する。

その他JCBプラチナの基本情報は以下となっている。

ラインナップ	JCBプラチナ
年会費 （本人）	27,500円（税込）
年会費 （家族）	1名様無料 2人目より1名様につき3,300円（税込）
申込対象 （本人）	25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある人
旅行傷害保険 ※利用付帯	国内：最高1億円 海外：最高1億円
ポイント優遇	海外ダブルポイント JCB STAR MEMBERS

JCBゴールド

JCBゴールドは、JCB ORIGINAL SERIESの中でもゴールドカードに位置しており、安心の補償、上質なサービスを有したJCBカードである。

初年度の年会費は無料となっており、2年目以降は11,000円（税込）が発生する。

他にも、優待サービスが充実しており、国内および一部海外の空港ラウンジサービスを無料で受けられる点や付帯保険で最高1億円の補償を有している点、スマートフォン保険などJCBカードSと比較すると大きく向上している。

その他JCBゴールドの基本情報は以下となっている。

ラインナップ	JCBゴールド
年会費 （本人）	11,000円（税込） ※オンラインで入会申し込みの場合は初年度年会費無料。 （本会員の方が対象。資料請求でお申し込みの方、もしくはお切り替えの方は対象とならない。）
年会費 （家族）	1名様無料 2人目以降は1枚につき1,100円（税込）
申込対象 （本人）	20歳以上（学生除く）で、ご本人に安定継続収入のある人
旅行傷害保険 ※利用付帯	国内：最高5,000万円 海外：最高1億円
ポイント優遇	ポイント優待店での利用で2倍以上 海外ダブルポイント JCB STAR MEMBERS

JCBゴールド ザ・プレミア

JCBゴールド ザ・プレミアは、招待制の限定カードとなっており、JCBゴールドと同等の年会費で同等以上の性能を有したJCBカードである。

JCBゴールド ザ・プレミアの特典として、国内外の空港ラウンジを無料で利用できることや上質な旅館やホテルの案内、コンシェルジュデスクが評価したレストラン約500店舗の予約を簡単に行えるなど、ワンランク上の体験を提供してくれる。

その他JCBゴールド ザ・プレミアの基本情報は以下となっている。

ラインナップ	JCBゴールド ザ・プレミア
年会費 （本人）	11,000円（税込）＋サービス年会費5,500円（税込） ※条件を満たした方はサービス年会費無料
年会費 （家族）	無料
申込対象 （本人）	ご招待制
旅行傷害保険 ※利用付帯	ご招待時にご案内
ポイント優遇	ご招待時にご案内

家族カードの発行対象は？

家族カードは本会員と同様のサービスや特典を付与される場合が多い。このため、誰に対しても発行できるわけではなく、一定条件が課されている。

JCB ORIGINAL SERIESの家族カードの発行対象は、本会員の配偶者や両親、子供などに限られている。さらに高校生を除く18歳以上に対して発行が認められている。

JCB ORIGINAL SERIESで家族カードを作成するメリット

家族カードを利用することで得られるメリットはさまざまである。

ここでは、家族カードを利用するメリットについて、年会費や性能、ポイントの観点からそれぞれ解説していく。

年会費が安価または無料

家族カードの年会費は、対象カードによってもさまざまだが、そのほとんどが本会員よりも安価となっている。

JCB ORIGINAL SERIESの家族カードは、1枚目の年会費が無料となることが多く、2枚目から年会費が発生するものなども存在している。

一部条件で年会費が発生する家族カードは以下となっている。

会員と同性能で使用ができる

家族カードのメリットとして、本会員と同性能のクレジットカードを使用できる点である。

例えば、JCBカードSには旅行傷害保険が海外旅行傷害保険で最高2,000万円（利用付帯）まで補償が付帯されている。

他にもショッピングガード保険やJCBスマートフォン保険なども付帯されている。（利用付帯）

家族カードを発行した場合、これらの付帯保険も合わせて付いてくるため、発行するだけでもお得なことが分かるだろう。

これは、カードグレードを問わないため、家族に1枚発行するのがおすすめである。

ポイントが貯まりやすい

家族カードのメリットとして、ポイントが貯まりやすい点である。

本会員はもちろん、家族カードでも同様にポイント還元率は同等となっている。

また、別々で使用した場合でもポイントは本会員のポイントとして合算されるため、日々のショッピング利用を対象カードで行うことでポイントを大幅に貯めることができる。

JCB ORIGINAL SERIESの家族カードで気を付けたいポイント

家族カードにはさまざまなメリットがある。一方で、気をつけておきたいポイントもいくつか存在している。

ここでは、家族カードで注意点を解説していく。

支払い口座

家族カードの注意点として、本会員の所持するカードと家族会員の所持するカードで支払い口座を分けることができない点である。

このため、支払いの際は本会員が使用した金額と家族会員が使用した金額の合算を支払うこととなる。

しかし、支払い限度額に関しては家族会員の使用分が加わったとしても上限値は変わらないため、注意が必要である。

利用明細

家族カードの注意点として、利用明細が本会員でも確認できる点である。本会員が確認できる利用明細には、金額はもちろんのこと、日付や支払いを行った店舗、商品情報などさまざまである。

一方で、本会員としては事前に支払い内容が確認できるため、メリットとも言えるだろう。

家族カード以外にもある！JCB ORIGINAL SERIESのメリット

JCB ORIGINAL SERIESにはさまざまなメリットが存在している。では、具体的にどのようなメリットがあるのだろうか。

ここでは、JCB ORIGINAL SERIESに共通するメリットについて3つ解説していく。

一部のメリットについては、カードのランクで変化するものもあるので注意しながら確認してほしい。

長く使うほどメリット

JCB ORIGINAL SERIESのメリットとして、長く使うほどメリットが増加することが挙げられる。

長く使用したメリットとしては以下3つ存在いる。

JCB ORIGINAL SERIESでは、カードアップグレードを希望する場合、その申し込みがJCB会員専用Webサービス「MyJCB」で可能である。

JCB STAR MEMBERSは、年間で一定以上の金額を利用した会員に応じて、ポイントアップ特典を受けられるメンバーシップサービスのことである。

サポート体制が安心

JCB ORIGINAL SERIESのメリットとして、サポート体制が充実していることが挙げられる。

充実したサポートとして、以下3つが挙げられる。

例えば、JCB GLOBAL WiFiでは、海外で利用できるWiFiルーターのレンタルサービスが優待価格で使用できる。

また、海外レンタカーサービスでは、JCBカードでレンタカーを利用する場合、5～25%の割引となるなど、他にもさまざまなサポートが受けられる。

付帯保険

JCB ORIGINAL SERIESのメリットとして、付帯保険が充実していることが挙げられる。付帯保険として、以下3つが挙げられる。

旅行傷害保険は、国内・海外のそれぞれがあり、旅行中の事故や怪我、病気、その他盗難や破損などの損害に対する補償をする保険のことを指す。

JCB ORIGINAL SERIESでは、国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険の2つとも付帯されている。

ショッピングガード保険は、対象カードで購入したものを90日間以内に事故により損害を被った場合に補償する保険である。

また、JCBカードSでは、海外のみ損害を補償している。

航空機遅延保険は、対象カードで航空券を購入した場合、国内外の航空便の乗継遅延等で発生した費用を補償してくれる保険である。

JCB ORIGINAL SERIESの申し込み手順

JCB ORIGINAL SERIESの申し込み手順はいくつかの手順が必要であるが、モバイル即時入会サービスを使用することで、最短5分でカード番号を取得することが可能である。

モバイル即時入会サービスを使用する申し込み手順

モバイル即時入会サービスを使用する申し込み手順としては5つのステップとなっている。

モバイル即時入会サービス以外の申し込み手順

モバイル即時入会サービス以外の申し込みの場合は2種類存在しており、インターネットで行う方法と郵送で行う方法の2種類となる。

手続き方法としては、以下の手順となっている。

また、モバ即の入会条件は以下となる。

JCB ORIGINAL SERIESの家族カードを上手に活用しよう！

JCB ORIGINAL SERIESでは、家族カードを無料で発行できるものが多く、2枚目以降に年会費が発生するものも存在している。

家族カードでは、本会員のものと同様の性能を持っており、さらにポイントが貯まりやすくなるなどメリットも豊富となっている。

一方で、注意点として支払い口座が共有となることや利用明細が本会員に自動的に共有される点などが挙げられる。

JCB ORIGINAL SERIESには所持していることでメリットが得られるものもあるため、家族カードを検討している人はぜひJCB ORIGINAL SERIESから選択するのがよいだろう。