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最新の投資戦略を掴む!資産運用の完全ガイド

この記事で解決できるお悩み
  • 最新の投資情報について知りたい
  • 初心者でも始められる投資方法を知りたい
  • 投資のリスク管理方法について学びたい

2022年11月に政府が公表した資産所得倍増プランは、家庭金融資産を「貯蓄から投資へ」向かわせることに主軸が置かれている。今後、投資を学び正しく運用する力がますます求められていくだろう。 

今、資産運用を始めるにはどんな情報が必要なのだろうか。

この記事では、2023年の投資の最新のトレンド、市場の動向について解説している。年々注目されつつあるESG投資についても取り上げた。そして、投資初心者が知っておきたい投資の手法、リスクの管理の仕方についても記している。

新しい情報をもとに、投資をさまざまな視点で検討したい方はぜひ参考にしてほしい。

資産運用の種類について比較したい人は下記の記事を参考にするといいだろう。

資産運用の種類について、分かりやすく解説されている。

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目次

最新の投資トレンドを理解する

最新の投資トレンドを理解する 資産運用ナビコラム

最新市場の傾向を紐解くキーワードは「コロナからの脱却」「海外からの日本株の評価」といったものが目立つ。

市場や投資商品の最新動向

2023年5月日経平均株価は、33年ぶりに日経平均株価3万1,000円台に回復した。

要因としては、新型コロナ5類引き下げに伴い、行動制限の緩和や訪日外国人増加による消費拡大が期待されたこと。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株の追加購入を示唆したことで外国人投資家からの注目度も上がっていることが挙げられる。

ただし、円安や物価上昇の影響が市場を下押しする要因にもなる見込みだ。

2023年の投資トレンド

現在株価は上昇トレンドを形成しているが、世界経済の減退や日銀による緩和縮小の政策修正を折り込むと年後半は徐々に不安定な状態になると見込まれる。年間を通すと概ね2022年相当の株価水準となる予想だ。

前年以上の利益を確保するためには、日経平均などのインデックスよりも高いリターンを確保しそうなアクティブファンドへの投資、レバレッジ型ETFを活用した短期投資が注目されている。

ESG投資とは

ESG投資は環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の観点から投資先を決める方法だ。非財務の情報であるが、長期的に成長する企業にはこの3要素が影響すると考えられ、投資先選びの世界的な潮流となっている。

ESG投資の普及団体であるGSIAによると、世界のESG投資の投資残高は2016年の22兆8390億ドルから2020年には35兆3010億ドルに増加している。

また、海外の投資先を考えたとき、米国には魅力的な条件が揃っている。

米国には既に巨大なヘルスケア市場があり、2020年度の米国の国民医療費は4兆1240億ドルであり、現在の円換算(1ドル134円)では約550兆円という巨大な産業でありながら、2040年には11兆8000億ドルまで市場の拡大が見込まれている。

つまりこの市場でビジネスを軌道に乗せることが出来れば、継続的な企業成長が期待できる。

米国ヘルスケア市場の投資について、より詳しく知りたい人は下記の記事を参考にするといいだろう。

米国ヘルスケア市場の投資について、分かりやすく解説されている。

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投資初心者のための完全ガイド

投資初心者のための完全ガイド 資産運用ナビコラム

ここでは、投資を始めるにあたって知っておきたい3つのポイントを解説する。

いくらから投資を始められるか

投資に必要な最低金額は、投資商品によって異なり以下のとおりだ。

日本株

国内株は100株単位で購入する。しかし単元未満株という仕組みもあり、1株単位での購入ができるものもある。

外国株

原則1株から購入ができる。米国株は株式分割を積極的に実施しているため、株単価が低く、多くの株は1株100ドル程度までで購入することができる。

投資信託

各金融機関で最低金額が定められており、一般的には最低1万円だ。積立型の商品には100円から開始できるものもある。

投資に必要な知識とその習得法

投資をするには、知識を得て自身で正しい判断ができることが不可欠だ。金利や株価といった経済の動向、各投資種類の特徴、節税に関わる事項などを知る必要がある。

また、自分自身の資産状況やリスク許容度を正しく捉えるための知識も必要だ。

投資の勉強法はネットによる情報収集や、書籍を購入することで手軽に始められる。セミナー受講は、プロから学ぶことで独学では得られない知識を得ることができる。

専門のアドバイザーと共に実践を重ねながら投資感覚を磨く方法もおすすめだ。

投資口座の選択方法

投資口座を口座開設する際は、各証券会社の特徴を知り自分にあった先で開設してほしい。

具体的には次の項目を確認しておきたい。

  • 取引手数料
  • 外国株扱いの有無
  • 単元未満株扱いの有無
  • 取引ツールの使いやすさ

証券口座を開設し運用を開始すると、他社への口座変更は手続きが煩雑で手間がかかる。投資を始める前に、しっかり選択することが大切である。

リスク管理の基礎

リスク管理の基礎 資産運用ナビコラム

投資においてリスクを適切にコントロールすることは成功の要となる。リスクを抑える方法も併せて紹介する。

リスクとリターンのバランス

投資でのリスクとは損ではなく不確実性であり、価格の振れ幅を指す。リターンは運用で得られる利益のことだ。

リスクとリターンは大きければ増加し、小さければ減少するという相関関係であるといえる。

求める運用成果によっては、リスクを取らなければ、期待通りのリターンが得られないため一概にリスクが高い金融商品が悪いというわけではない。重要なのは、どの程度のリスクなら受け入れられるかを把握することだ。

分散投資の重要性

運用は、投資種類を複数組み合わせる「分散投資」が鉄則である。1つの運用商品に集中させてしまうと、損失時、資産全体に大きな影響を及ぼしてしまう。

さまざまな投資対象に分けておけば、特定のマイナスを他の投資商品がカバーすることで安定した運用に取り組める。

組み合わせは別の値動きをするもの、投資先の地域が異なるものが良いとされている。例えば、株式と債券、先進国と新興国などの組み合わせが考えられる。

シナリオ分析とストレステスト

シナリオ分析とは、将来起こりえる出来事を予測し、それによる影響から必要な対応策を検討するシミュレーション方法だ。不確実性が高く、中長期にわたって起こり得る運用リスクを認識するために、特に有効な手段である。

ストレステストは、株価の急変や金利の高騰など、金融市場に不測の事態が発生した場合を想定し、損失の度合いをシミュレーションする。その上で適切な回避方法を準備しておくリスク管理方法だ。

いずれもリスク管理の手法であり、活用することで投資に対する漠然とした不安を視覚化し対処できる。

専門家の助けを借りて投資戦略を強化する

専門家の助けを借りて投資戦略を強化する 資産運用ナビコラム

IFAとは、独立系ファイナンシャルアドバイザーというお金の専門家だ。効果的な投資について、個別のプランを策定している。

IFAの役割

IFAは、多くが銀行や証券会社の出身者で、豊富な経験と知見を持ち合わせている。特定の金融機関に属していないことから、幅広い分野の商品を組み合わせたプランの提案が得意としている。

多くの商品を扱っているため、投資に関する最新トレンドに触れている。IFAに相談すれば、投資を学ぶにあたって新しい情報を得ながら知識を取り入れていくことが可能だ。

IFAとの相談で得られるメリット

IFAは、転勤や異動がないのも特徴的だ。同じ担当者が長期的に顧客の保有資産を把握・管理することで、隅々まで行き届いたアドバイスを提供できる。

市場が不安定な時でも、適宜気軽に相談できる体制が整っていれば、安心して積極的な投資が行えるだろう。

最新の情報と共に冷静に判断する力を備えるために、IFAと共に戦略を練ってみてはいかがだろうか。

IFAを選ぶ際のポイント

IFAを選ぶ際は、質問に的確に回答できる人物を選ぶべきだ。証券アナリストや上位のFP資格などを保有している場合、知識が担保されているといって良い。

また、投資全般のアドバイスを行っているが、投資信託、保険、不動産など得意分野がある。相談スタイルもオンライン相談での手軽さに注力していたり、対面相談を重視していたりとさまざまだ。

自身の希望に合わせた対応ができるのか事前に確認しておきたい。

投資の最新情報はIFAに聞いてみよう

まとめ 資産運用ナビコラム

本記事では、投資に関する最新の戦略、投資を行う際のリスク管理方法を解説した。

資産運用の必要性が高まりつつある今、最新の情報を取り入れ運用を検討することで、効果的な成果が実現する。

ただし市場や経済、金利など外側で起こる事象に目を向けるだけではなく、内側である自身の投資状況や運用成果を正しく見るための知識も必要だ。特にリスクに関する理解は相場変動や損失時に冷静な判断ができるようしっかりと深めておきたい。

投資や運用に関する疑問や不安がある場合、IFAに相談してほしい。

IFAは疑問や不安に寄り添うだけでなく、プロの視点で投資に対するアドバイスを提供している。

自分に合った投資の最新情報を得て上手に運用を行いたいと考えている方は、「資産運用ナビ」を活用し、以下のボタンから無料相談に申し込んでほしい。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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