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60代におすすめの不動産投資とは?おすすめの方法と戦略を徹底解説

この記事で解決できるお悩み
  • なぜ60代に不動産投資がおすすめなのかを知りたい
  • 60代におすすめの不動産投資の方法が知りたい
  • 60代から始める不動産投資で元を取るまでにかかる期間を知りたい

60代で不動産投資を始める場合、どういった戦略を立てるべきなのだろうか。

また、資金を回収するまでにどの程度の時間が必要となるのだろうか。

本記事では、60代に不動産投資がおすすめされる理由や資金の回収にかかる期間、おすすめの不動産投資戦略を解説する。

60代で不動産投資をどのように行っていくか迷っている方は、ぜひ本記事を参考に運用を始めてみてほしい。

目次

なぜ60代に不動産投資がおすすめなのか

なぜ60代に不動産投資がおすすめなのか わたしのIFA

60代が不動産投資を始めるべき理由として以下の3点が挙げられる。

  • 資産の安定性
  • インフレ対策
  • 定期的な収入源の確保

それぞれの内容を解説するので、ぜひ参考にして不動産投資を始めるべきかどうかを判断しよう。

資産の安定性

不動産は、株式などの金融商品に比べて価格変動が少なく、安定性が高い資産として扱われることが多い。

不景気になっても価格が落ちにくく、安定した値動きを期待できる点が60代に不動産投資が推奨される理由だ。

60代になると運用に失敗したときに取り戻すことが難しく、年齢的にあまりリスクを取った運用を行えない。

株式のようなハイリスクな投資先に資産を投じてしまうと、運用に失敗して資産が大きく減少するリスクがある。

不動産はそれ自体に価値があり、金融市場が暴落しているような局面でも価格が落ちにくい。

リスク許容度が低下していく60代において安定性が高い不動産は非常に魅力的だ。

資産全体における安定性を高めるという意味でも、60代から不動産投資を始めると良いだろう。

インフレ対策

不動産はインフレによる物価上昇局面に強い資産と言われている。

インフレ対策の効果が期待できるという点も不動産投資を始めるべき理由のひとつだ。

インフレによって物価が上昇すると、相対的に現金資産の価値は低下する。

例えばAという商品の価格が「1,000円→2,000円」と上昇した場合、1万円で購入できる数量は「10個→5個」と減少してしまう。

1万円という金額は変わらなくても得られる数量が減少しているため、相対的に価値が目減りしているという考え方だ。

しかし不動産は現物資産であるため、インフレによって物価が上昇すると不動産価格が上昇したり、家賃が高くなったりする傾向がある。

インフレに伴って不動産自体の価値や得られる収入が上昇するため、資産価値の目減りを防げるのだ。

インフレ対策という観点からも不動産投資を始めるべきと言える。

定期的な収入源の確保

60代になると考えなければならないのが「定年後の生活資金」である。

60代で不動産投資を始めておくことで、定年後の定期的な収入源を確保できる点がメリットだ。

定年後は主な収入源が公的年金のみとなるケースが多いが、公的年金の受給額は減少傾向にある。

一方で物価上昇によって出費は増えていき、定年後にも長い人生が続く。

退職金などでまとまった資金を保有していても、資産が減少するストレスを感じる人が多い。

不動産投資を始めておけば、入居者からの家賃によって定期的な収入源を確保できるため、公的年金の不足分をカバーできる。

前述の通り、物価上昇局面では家賃を引き上げられる可能性もあり、インフレが起きても老後の資金不足を解消できるだろう。

定年後の生活を見据えて不動産投資を始め、定期的な収入源を確保しておくことを推奨する。

60代が不動産投資で元を取るまでの期間

60代が不動産投資で元を取るまでの期間 わたしのIFA

60代で不動産投資を始める場合、気になるのが「どの程度の期間で資金を回収できるのか」という点だ。

元を取るまでの期間を踏まえて不動産投資をすべきかどうか判断したいという方も多いだろう。

ここでは、回収期間に影響を与える要素や回収期間の目安、運用効率を高めるポイントを解説する。

回収期間に影響を与える要素

不動産投資で資金を回収するまでの期間に影響を与える要素は以下の通りだ。

  • 物件の立地
  • 購入価格
  • 賃料
  • 運営コスト
  • 売却価格

まず、物件の立地によって回収期間は大きく異なる。

人口が減少しつつある地方エリアの物件の場合、不動産価格が下落したり、空室によって家賃が得られなかったりして資金の回収に時間がかかる場合がある。

一方で都市部や駅に近いエリアなどの物件であれば、価格を維持しやすく、安定的に賃料も得られるため回収期間は短くなる。

また、購入価格や賃料、運営コスト、売却価格も回収期間に影響する要素だ。

購入価格が安かったり、賃料が高かったりする場合は回収期間が短くなるものの、コストが高くなっていたり、売却時に価格が大きく下落していたりする場合は回収期間が長くなる。

これらの要素をしっかりと踏まえ、投下した資金をどの程度の期間で回収できるのか計算しておこう。

平均的な回収期間の目安

一般的に不動産投資では、5年〜10年ほどの期間で回収できると言われている。

物件のエリアや賃料、ローンの借入状況によって変動するものの、目安として5年〜10年を見ておくと良いだろう。

投資期間が1年〜2年程度の場合、十分に家賃収入が得られないことから資金回収は難しい。

一方で20年以上の時間をかけて資金を回収しようとすると、売却時の価格を見通すことが難しく、不確実性が高くなってしまう。

60代から不動産投資を始めるのであれば、60代後半から70代にかけての期間までに資金を回収するという計画を立てると良いだろう。

60代で不動産投資の効率を高めるためのポイント

不動産投資の効率を高めて資金を早く回収するためのポイントとして、主に以下の2点が挙げられる。

  • 運営コストを削減する
  • 賃料を引き上げる

不動産投資にかかるコストを削減できれば、手元に残る収入が増えることになる。

運営コストを削減して運用効率を高めよう。

例えば管理会社に物件の管理を任せている場合、自主管理を行えればコストは大きく削減できる。

自主管理が難しい場合でも、管理手数料がもっと安い管理会社を探すことができれば収益性は高められる。

ほかにもローン金利が低い金融機関を探すなど、運営にかかるコストを削減しよう。

また、賃料を引き上げられれば収益性は高まる。

周辺の賃料相場と比較し、契約更新や新たな入居者を受け入れるときに賃料を引き上げると良いだろう。

コスト削減と賃料引き上げによって投資効率を高め、資金を効率良く回収しよう。

60代におすすめの不動産投資の戦略

60代におすすめの不動産投資の戦略 わたしのIFA

60代での不動産投資には以下の3点が成功に不可欠のポイントとなる。

  • リサーチを徹底する
  • リスク管理を怠らない
  • 専門家のアドバイスを受ける

それぞれのポイントを解説するので、ぜひ参考にした上で不動産投資を始めてほしい。

リサーチを徹底する

不動産投資は「情報収集が成功の鍵を握る」と言っても過言ではない。

情報が不足した状態で不動産投資を始めると失敗する可能性が高いため、徹底的なリサーチによって情報収集を行うことが大切だ。

まず、不動産投資は金利の動向に左右されやすく、収益性に大きく影響を与える。

継続的にニュースをチェックしておき、金融政策や金利の動向、それに伴う不動産市場全体の動きを捉えておくことが重要だ。

また、購入する不動産物件の調査も徹底しておきたい。

実際に物件があるエリアに足を運んで周辺環境を調べたり、周辺の賃料相場を調べたりして、どの程度の収益性が見込めるのかを把握しておく必要がある。

手間と時間はかかるが、情報収集の差が不動産投資の明暗を分けると言える。

事前のリサーチを徹底的に行い、ベストな不動産物件を見つけ出そう。

リスク管理を怠らない

不動産投資は、入居者が入らないことによる「空室リスク」や自然災害によって物件が被害を受ける「災害リスク」などが想定される。

しっかりとリスク管理を行い、万が一の事態にも備えられるように準備しておこう。

物件が空室になると家賃収入が途絶えてしまい、日常生活にも影響をきたす可能性がある。

60代になると怪我や病気などで出費が増える場合があるため、家賃収入を当てにせず、ある程度の貯蓄の準備が大切だ。

もちろん空室リスクが低い物件を選ぶための需要調査の徹底もポイントとして挙げられる。

災害が発生すると、建物が被害を受けて家賃収入が途絶えたり、物件の修繕に大きな費用がかかったりする。

火災保険や地震保険などに加入しておき、万が一のときに保険金で対応できるように準備しておこう。

こうしたリスク管理を行い、万が一の事態に備えておくことが重要だ。

専門家のアドバイスを受ける

不動産投資の助言を行う専門家に相談するというのも成功に近づくポイントとして挙げられる。

専門家からアドバイスをもらいながら物件を選んだり、資金計画を立てたりすると良いだろう。

不動産投資の相談先としては、不動産投資会社や不動産コンサルタントなどの選択肢が挙げられる。

不動産投資に関しての専門知識や経験を有しており、物件選びから手続きなどを総合的にサポートしてもらえるだろう。

また、後ほど解説するIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)も相談先としておすすめだ。

資産運用の助言に強みを持つ専門家であり、不動産投資を得意とするアドバイザーも多い。

信頼できる専門家を探し、自分に合った不動産投資のアドバイスを受けよう。

60代の不動産投資の相談先はどこが良い?

60代の不動産投資の相談先はどこが良い? わたしのIFA

前述の通り、60代で不動産投資を始めるのであれば専門家への相談を推奨する。

特に、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は資産運用や不動産投資の相談先としておすすめだ。

ここでは、60代の不動産投資で専門家に相談すべき理由やIFAの特徴、IFA検索サービス「わたしのIFA」の利用方法を解説する。

専門家に相談すべき理由

専門家に相談すべき理由には「不動産投資のハードルが高い」という点が背景にある。

手続きが多いだけでなく、物件の購入にあたって考慮すべきポイントも非常に多いため、専門家の助言をもらいながら不動産投資を始めると良い。

自力で不動産投資を始める場合、まず老後の生活設計をもとにして「どの程度の家賃収入を目標にするか」という点を考慮しなければならない。

そして各エリアの調査を行いながら物件を選んだり、投資効率を考えて資金計画を立てたりする必要があり、不動産投資に慣れない初心者にはハードルが高い内容ばかりだ。

専門家への相談により、あなたの運用目的や資産状況に合った投資プランを提案してもらえる。

物件選びのサポートも受けられるため、安心して自分に合う投資物件を見つけ出すことができる。

60代から不動産投資を始めようと考えている方は、助言を行う専門家に相談すると良いだろう。

IFAとは

相談先でお悩みの方は、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)への相談を推奨する。

IFAとは、金融機関や不動産会社から独立した立場で顧客の投資・資産運用をサポートする専門家のことだ。

IFAは顧客から相談を受け、ライフプランに基づいた投資計画を策定したり、実際に商品を提案したりしている。

不動産投資においては不動産会社と連携しながら物件選びをサポートしたり、税金対策の助言を提供したりと幅広く支援してくれることが特徴だ。

IFAは特定の金融機関や不動産会社からは独立しているため、顧客に対して中立性を保って助言を行える点が強みである。

自分にとってベストなプランを客観的に提案してもらえるため、安心して相談を行えるだろう。

また、IFAは転勤や異動などで担当者が変わってしまうこともなく、長期にわたってサポートを継続してくれる。

自分の投資意向やリスク許容度をよく理解したアドバイザーが長期的に助言をしてくれるため、なんでも相談できるパートナーとして活用できる。

不動産投資の相談先でお悩みの方は、ぜひこの機会にIFAに相談してみてはいかがだろうか。

IFA検索サービス「わたしのIFA」

相談先のIFAをお探しの方は、IFA検索サービス「わたしのIFA」を利用しよう。

「わたしのIFA」とは、相談先を探す投資家とIFAをマッチングさせるサービスだ。

IFAの探し方は簡単で、フォームに資産状況や運用目的を入力するだけで良い。

あとは「わたしのIFA」が全国のデータベースから最適なIFAを抽出して紹介を行う。

紹介されたなかで気になるアドバイザーがいれば、そのまま面談を申し込むことも可能だ。

IFAの紹介は全国47都道府県どこでも対応しており、紹介料や相談費用は無料である。

気軽にIFAとマッチングできることが特徴のサービスだ。

ぜひこの機会に「わたしのIFA」を活用し、自分に合った相談先を探してみてはいかがだろうか。

60代の不動産投資を効果的に実践しよう

60代の不動産投資を効果的に実践しよう わたしのIFA

不動産投資は資産の安定性やインフレ対策、定期的な収入源の確保などの理由で60代におすすめの投資法だ。

徹底的なリサーチやリスク管理によって不動産投資を行い、効果的に運用を実践していこう。

また、不動産投資は手続きが多い上に考慮すべき点も非常に多いため、専門家に助言をもらうと良い。

なかでもIFAは中立な立場でベストな助言を長期にわたって提供してくれるため、安心して相談できるだろう。

IFA検索サービス「わたしのIFA」では、あなたにぴったりのIFAを無料で紹介している。

ぜひこの機会に「わたしのIFA」を活用し、信頼できる相談先を探してみてはいかがだろうか。

60代の不動産投資に関するQ&A

60代で不動産投資をしている人はどれくらいいますか?

不動産投資をしている人の割合は10%〜20%ほどと言われており、60代は全体のなかで割合が高い。

60代の20%前後の人が不動産投資をしていると考えられる。

60代が不動産投資で失敗するとどうなりますか?

60代は退職しているケースが多く、主な収入源が公的年金というケースも少なくない。

不動産投資に失敗したときに損失のカバーが難しく、生活に大きな支障をきたす可能性がある。

特に、年齢を重ねるとケガや病気が増え、医療費・介護費といった負担が増えていくことになる。

これらの出費を負担できなくなる可能性があるため、不動産投資を始める際にはリスク管理を徹底し、失敗しないように準備することが大切だ。

60代は不動産投資をいくらから始めるべきですか?

購入する物件の規模や希望する家賃収入の額、資産状況などによって異なるが、1,000万円程度の資金は準備しておくべきだろう。

60代になるとローンを組むことも難しくなり、融資を受けられたとしてもかなりまとまった頭金が必要となる可能性が高い。

最低でも1,000万円ほどの資金を準備し、ローンの契約も視野に入れながら不動産投資を始めよう。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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