- 楽天証券IFAコースの手数料体系について詳しく知りたい
- 資産運用にIFAを活用するメリットがわからない
- 手数料以外でIFAを選ぶ際に重視するべきポイントを知りたい
楽天証券IFAコースの手数料が高いと感じている方へ。本記事では、同社IFAコースの手数料体系について、特徴やメリットと合わせて解説する。
また、手数料以外でIFAを選ぶ際に重視するべきポイントについても解説するので、あなたの運用戦略の参考として役立ててほしい。
楽天証券IFAコースの特徴

楽天証券で選べる「IFAコース」はどのような特徴があるのかを解説していくので、検討する際に参考にしてみてはいかがだろうか。
手数料が高いとされる理由の背景分
「手数料が高い」と感じてしまう理由の背景には、自分で選び・購入した場合と比べると手数料が発生してしまうためだと予測できる。
では、楽天証券のIFAコースの手数料は他の証券会社と比べると高いのだろうか。
具体的な数字を紹介するので、金額を比べていこう。
国内株式(ETF・ETN・REITなど)
コース | 1注文の代金 | 手数料(税込) |
---|---|---|
楽天証券Aコース | 25万円超~100万円以下 | 1.1000 % |
楽天証券Bコース | 50万円超~100万円以下 | 535円 |
SBI証券IFAコース | 50万円超~100万円以下 | 5,720円 |
SBI証券IFAコース(Aプラン) | 100万円以下 | 1.265% |
以上の数字を比べると、楽天証券のIFAコースは比較的手数料が低いと言えるだろう。
また、楽天証券でIFA口座を利用する際は、コンサルティング料金や年会費は発生しない。(一部IFAはコンサルティング料金あり)
IFA口座で取引を行う場合のみ専用の手数料が発生し、金融商品仲介業者によってAコースとBコースが異なるため、事前に確認しておくと安心である。
IFAの定義や役割について解説
「IFA」とは「独立系金融アドバイザー」のことを指し、資産運用の深い知識や経験を持ち合わせているため、資産運用に関する悩みに寄り添える職業である。
金融商品などで資産運用の相談をすると、手数料の高い商品・売上につなげられる金融商品など、相談者に最適なプランではないケースがある。
しかし、IFAは金融機関などから独立しているため、相談者の状況に合わせて希望を叶えられるようなプランの提供やサポートが可能なのだ。
「数多くある種類から最適な資産運用方法が知りたい」と考える人は、IFAに相談することをおすすめする。
楽天証券が提供するIFAコースの特徴やメリットについて解説
楽天証券が提供するIFAコースの特徴やメリットについて解説していくので、ぜひ参考にしてほしい。
- 初期手数料が0円
- IFA専用の金融商品がある
- 相談者に寄り添ったオーダーメイドプランを提案してもらえる
- 資産運用の知識が浅くても、安心して資産運用をはじめられる
- 長期的なサポート(相続・贈与など)を受けられる
- 投資定期売却サービスの利用可能
- 他金融機関からの入金や移管にかかる手数料をキャッシュバック(条件あり)
楽天証券のIFAコースは初期費用がかからないため、資産運用にはじめて挑戦する人でも気軽に相談できる。
資産運用に関する知識が浅いケースや、今までよりもリターンを多く得たいなどの希望がある場合、「どの金融商品が自分にベストかな?」と悩んでしまう人も多いだろう。
IFAに相談することで1人1人にあった金融商品を提案してもらえるため、資産運用初心者の人などに人気のコースである。
また、IFAのサポートがあるからこそ活用できる金融商品もあるため、多くの選択肢から自分にベストな資産運用を行えるのが特徴的だ。
ヒアリングや資産運用方法を選んだあとは資産運用をIFAに任せられるため、忙しい人や資産運用初心者でも安心して投資を行えるシステムである。
また、初期費用が0円で、運用費と管理費は資産から定期的に引き落とされるため、別途支払う必要がないのも嬉しいポイントだと言える。
IFAの具体的な活用方法について解説
IFAの具体的な活用方法について紹介していくので、気になる人はぜひIFAに相談してみてはいかがだろうか。
楽天証券のIFAコース:活用方法
- IFAを探す
- 面談
- 口座開設の申し込み
- 取引開始
以上の流れで、楽天証券のIFAコースを利用可能だ。
また、IFAの探し方は以下の3つから選べるので参考にしてほしい。
IFAの探し方
- 楽天証券提携IFA事業者一覧
- オカネコfor楽天証券
- セミナーに参加
楽天証券IFAコースの手数料は高いのか?コスト対効果を検証しよう

ここでは「楽天証券のIFAコースの手数料が高いのか」という疑問に視点をあて、紐解いていく。
楽天証券IFAコースの手数料体系を詳細に解説
楽天証券のIFAコースには、金融商品仲介業者によって「Aコース」と「Bコース」の2つのコースに分かれており、手数料が異なる。
では、「国内株式(ETF・ETN・REITなど)」の手数料を以下の表に記載するので確認していこう。
Aコース(現物取引・信用取引) | |
---|---|
1注文の代金 | 手数料(税込) |
25万円以下 | 最低手数料の2,750円 |
25万円超~100万円以下 | 1.1000 % |
100万円超~200万円以下 | 0.9625%+2,200円 |
200万円超~300万円以下 | 0.8800%+3,850円 |
300万円超~400万円以下 | 0.8250%+5,500円 |
400万円超~500万円以下 | 0.7700%+7,700円 |
500万円超~1,000万円以下 | 0.6600%+13,200円 |
1,000万円超~2,000万円以下 | 0.6050%+18,700円 |
2,000万円超~3,000万円以下 | 0.5500%+29,700円 |
3,000万円超~5,000万円以下 | 0.3300%+95,700円 |
5,000万円超~1億円以下 | 275,000円 |
1億円超 | 0.1100%+177,100円 |
Bコース(現物取引・信用取引) | |
---|---|
1注文の代金 | 手数料(税込) |
5万円以下 | 最低手数料の55円 |
5万円超~10万円以下 | 99円 |
10万円超~20万円以下 | 115円 |
20万円超~50万円以下 | 275円 |
50万円超~100万円以下 | 535円 |
100万円超~150万円以下 | 640円 |
150万円超~3,000万円以下 | 1,013円 |
3,000万円円超 | 1,070円 |
以上が楽天証券のIFAコースの手数料である。取引する金融商品によって手数料が異なるので、気になる人は楽天証券のサイトを確認してほしい。
資産運用にIFAを利用するメリットについて解説
資産を増やすために、資産運用をはじめようと考えている人は多い。
そのため、「専門家に相談した方がいいのは分かるけど、手数料がかかるのは嫌だな…」と資産運用をする際にIFAに相談するのを悩んでしまうだろう。
では、IFAに相談することで得られるメリットはどのようなものがあるのだろうか。
- 相談者にとって最適な金融商品を選定してもらえる
- プロに任せられるため、安心して資産運用を行える
- 金融商品の価格が下落しても、IFAに相談することで冷静に対処できる
- 長期的に資産運用サポートや、お金の相談ができる
以上が、資産運用にIFAを利用するメリットである。自分の資産状況や家族構成など複数のポイントから最適な資産運用方法を提案・アドバイス・サポートを受けられるのは、投資家にとって安心できるポイントだろう。
また、金融商品によっては価格が下落してもすぐに売却しない方がいいケースがある。
しかし、価格が下落すると「損をしたくない」という焦りから急いで売ってしまい、元本割れなどの残念な結果につながる可能性があるのだ。
そのため、資産運用の深い専門知識と多くの経験があるIFAに最適なアドバイスを受けられる環境を準備しておくのが理想的だ。
コスト対効果の評価方法(費用対利益のバランスを考慮した運用戦略)
楽天証券でIFAコースを選んだ場合、AコースかBコースによって発生する手数料が違うため、どちらのコースかによって負担額は異なる。
また、どの金融商品を選ぶかによって、IFAを利用すべきかどうかを判断するのもいいだろう。
例えば、S&P500などの指数に連動する投資信託(インデックスファンド)を利用して毎月一定額を積み立てていき、老後の資産準備を行いたいと考えているとする。
このような金融商品を選ぶ場合は、初心者でも運用できる傾向にあるため、運用自体は難しい訳ではないだろう。
しかし、株式投資・債券投資・不動産投資などさまざまな金融商品を選び、リスクを軽減させるために最適なポートフォリオを組み運用するとなれば話は変わる。
この場合、各金融商品の知識だけではなく、各企業や国などの数多くの情報が必要になるため、1人で管理・運用を行うのは難易度が高いだろう。
そのため、「自分がどのような金融商品で資産運用したいか」「どれくらいのリターンを狙いたいか」というポイントは、IFAを活用するかの判断に重要である。
資産運用を成功に導くIFAを選ぶ「基準ポイント」

資産運用を成功に導くIFAを選ぶ「基準ポイント」を解説していくので、参考にしながらIFAを探してみてはいかがだろうか。
手数料以外で、IFAを選ぶ際に重視するべきポイントについて解説
IFAは、資産運用・保険・相続などのお金に関することを相談するため、「手数料の高さ」以外にも重視すべきポイントがある。
- 企業の信頼性
- FD宣言をしているか
- 資産運用などの知識の深さ
- IFA(担当者)の出身金機関はどこか
- IFAとの相性のよさ(考え方・性格)
- リスクとリターンの説明をしっかりと行っているか
- IFAとして登録してから3年以上経っているか
以上のポイントを基準にしながらIFAを選ぶと、資産運用を成功に導ける可能性が上がるので、ぜひ参考にしてほしい。
自分の資産について相談し、運用を任せるからこそ、信頼できるIFAかをしっかりと見極めるのがおすすめだ。
「FD宣言」というキーワードを聞いたことがあるだろうか。
FD宣言とは、「顧客本位の業務運営に関する原則」のことを指し、2017年に金融庁が発表したものになる。
FD宣言は義務ではないため、IFAの中にも公表している者と公開していない者で別れるが、1つの基準として宣言しているIFAを選ぶ方が理想的である。
また、今までの実績も必ずチェックしておきたいポイントで、一般的には「IFA登録を行ってから3年以上経っているか」というラインが基準である。
IFAのホームページなどしっかりと確認し、資産運用の知識量だけではなく、経験も豊富なIFAを探すようにしよう。
資産運用は「リターン」に注目してしまうが、「リスク」に関しても丁寧に説明していくれるIFAこそが、よい結果に導いてくれるはずだ。
自分に合ったアドバイザーを選ぶことの重要性について解説
IFAは、資産運用・保険・相続などの幅広いジャンルの悩みに対応できる人が多いため、長期的に相談をする人が多い傾向にある。
そのため、違和感を感じるアドバイザーは避けるべきだと言える。
例えば、低コストで行えるインデックスファンドで資産運用をしたいと伝えているのに、大きなリターンを狙えるアクティブファンドを勧めてくるなどのケースだ。
専門知識があるからこそアクティブファンドをおすすめしていると考えたいが、「手数料が高いから…?」と違和感を感じてしまう人も少なくないだろう。
違和感を感じてしまうと、資産運用に対して不安に感じるシーンが増え、担当アドバイザーや資産運用自体に対してポジティブに考えられなくなる可能性がある。
自分が大切に保有してきた資産だからこそ、「〇〇さんだからお願いしたい」と安心して任せられるIFAと出会うことこそが、豊かな資産運用結果につなげられるポイントだ。
IFAはどのように選ぶべき?

IFAはどのようにして選ぶべきなのだろうか。
ここでは、「IFAの選び方」を解説していくので、今後のために役立ててほしい。
IFAを選ぶ際の基準とチェックポイントについて解説
自分にあったIFAを選ぶためには、どのようなポイントをチェックするといいのだろうか。
実際にIFAを探す際には以下のポイントを参考にしながら、探してみてほしい。
- 相談できる範囲
- 料金体系
- サポートの手厚さ
- どのような体制か
相談できる範囲
「お金に関する相談」は幅広く、ライフプラン・資産運用・保険・不動産・贈与・相続などがある。
IFAによって得意ジャンルや対応可能ジャンルが異なるため、相談できる範囲が対応しているか事前に確認しておこう。
料金体系
IFAに相談する際に発生する料金は、IFAによって異なるためしっかりと確認する方がいい。
例えば、相談料や売買仲介手数料などが挙げられるだろう。
資産運用の知識が浅い人は、相談料が発生しないIFAを選ぶと気軽に1歩を踏み出せるため、無料で相談できる「資産運用ナビ」の活用をおすすめする。
サポートの手厚さ
個人にベストな金融商品を、IFAに選んでほしいと考える人は多いだろう。
しかし、金融商品を買ったあとのサポートもいい結果につなげるためには欠かせないポイントだ。
そのため、サポート内容の手厚さ・サポート頻度や期間なども確認しておく方が、安心して資産運用を続けられる。
アドバイザーとの相性
上記「IFAを選ぶポイント」で紹介した通り、お金のことを任せるからこそ、資産運用に関する専門知識の深さ以外のポイントも見極めなければならない。
例えば、「考え方が合うか」「威圧的ではないか」「相談者の悩みに寄り添ってくれているか」などが挙げられるだろう。
属している会社の口コミなども確認した上で、ストレスのない関係を築けるようなIFAを探すと豊かな生活を手に入れやすいと言える。
IFA検索サービス「資産運用ナビ」のサービス概要と活用方法について解説
「資産運用ナビ」は、最短60秒で相性のいいIFAと出会えるサービスを提供しているため、仕事や家事で忙しい人でもスキマ時間で相性のいいIFAを探せる。
通常、自分が望む条件のIFAを探すためには、時間と労力がかかってしまう。
しかし、IFAを活用すれば、最短60秒で条件にあったIFAとマッチングできるのだ。
「将来のために」「退職金を活用したい」などのさまざまな目的にあったIFAとマッチングすることで、目標を達成しやすくなるだろう。
「資産運用ナビ」の嬉しいメリット
「資産運用ナビ」のメリットを解説していくので、今後のIFA選びの際にはぜひ参考にしてほしい。
- 自分に合ったIFAを無料かつ最短で見つけられる
- 事前にIFAの経歴や得意分野を確認できる
- 相談はWEBでも対応しているため気軽に相談可能
- 金融機関から独立しているため、相談者に寄り添った提案ができる
- リスクが高い商品を勧める・しつこい営業をされる心配はない
- サポート体制が充実している
以上が、資産運用ナビで得られるメリットである。
上記でも紹介しているが、最短60秒で自分に合うIFAと無料で検索できるため、忙しい人におすすめしたい方法である。
名前・年齢・職業・相談したい内容などの必要な情報を入力するだけで、自分が求めている条件に近いIFAを見つけられるのは嬉しいポイントだ。
また、IFAと面談を行う前にIFAの得意分野などの情報を確認できるため、効率よく相性のいいIFAを探せる。
また、「資産運用ナビ」で紹介されるIFAは、相談者に寄り添った提案ができるため、しつこい営業などの不快な対応もされる心配がない。
そのため、安心して資産形成を行えるのは大きなメリットである。
全国どこでも何度でも相談可能なため、転勤などの引越しをしても継続してサポートを受けられるので、長期的なプランを組み立てやすい。
まとめ

今回の記事では、楽天証券IFAコースの特徴と手数料を中心に解説した。
資産運用についてIFAに相談することで、自分の希望・資産状況・家族構成などに合わせた最適なプランを提案してもらえる。
成功結果に導くためのIFA選びで重視するといい「基準ポイント」は、信頼できる企業か・FD宣言をしているか出身金融機関はどこかなどについて知るといいだろう。
自分にあったアドバイザーを選ぶことで安心して資産運用を行えるため、専門知識の深さ以外にも考え方などが合う相性のいいアドバイザーを見つけることが重要だ。
IFA検索サービス「資産運用ナビ」は最短60秒で条件に合ったアドバイザーとマッチングできるため、利用してほしい。