イオンカードの入会金はどれくらい？具体的な金額と注意点について解説

イオンカードは、イオンフィナンシャルサービス株式会社が発行するクレジットカードである。本来であれば、クレジットカードの発行には、入会金や年会費などのお金がかかるものだ。

この記事では、イオンカードの入会金は、どれくらいかかるのかについて解説する。これからイオンカードの発行を考えている方は、参考にして欲しい。

イオンカードに入会金・年会費はかからない

結論から申し上げると、イオンカードの発行に入会金や年会費はかからない。

イオンカードでは、50種類以上のカードを取り揃えているが、そのいずれについても入会金はかからない。年会費については初年度だけではなく、2年目以降も無料である。

すなわち、入会してから永年無料というわけだ。なお、カードを発行するときの手数料についてもかからない。

イオンカードはその種類に関係なく、入会金と年会費がかからないカードなのである。

各種イオンカードの入会金と年会費

イオンカードは入会金と年会費のかからないカードであるが、キャラクターカードやゴールドカード、追加カードについても同じなのだろうか。

各種イオンカードの入会金と年会費について、詳しく見ていこう。

キャラクターデザインカードの場合

イオンカードには、券面にキャラクターがデザインされたカードがある。代表的なキャラクターデザインのカードには、以下のようなものがある。

上記のうち、特に人気のキャラクターカードは、券面にミニオンズがデザインされたイオンカードである。

イオンシネマの映画が、1,000円（税込）※で見られることから、入会金や年会費がかかりそうだ。

実際のところ、上記のイオンカードについても、入会金や年会費は一切かからない。キャラクターデザインのイオンカードは、独自の特典を備えているものの、カードの発行から利用まで無料なのである。

※・沖縄・鹿児島・宮崎・山陰・奈良などご利用できない地域がございます。イオン商業施設内の他社映画館は対象外です。
・イオンシネマ/シアタス以外の映画館および、「割引対象外」表示がある特別興行などではご利用いただけません。
・2023年10月1日(日)までに「特別鑑賞シネマチケット」 1,000円（税込）を12枚以上購入されているカード会員さまは、次回登録日まで同単価のチケットは追加購入いただけません。(例)2月1日に初回登録した場合、翌年2月1日に年間購入枚数の累積がリセットされます。
・対象カード会員さまが「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット（前売券）を優待料金で購入いただける特典です。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引き」が適用されますのでご注意ください。
・「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバーIDのご登録(無料)が必要となります。
・利用対象興行の3D/4D/IMAXなどの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。
・シネマチケットの購入は「本人認証（3Dセキュア）」登録済みのイオンカードセレクト（ミニオンズ）、イオンカード（ミニオンズ）、TGC CARDのクレジット払いに限らせていただきます。
・本特典はイオンエンターテイメント（株）が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。
・転売・換金目的の利用が発覚した場合、本特典の利用を停止する場合がございます。
・本特典の内容が変更になる場合や予告なく終了となる場合がございます。

イオンゴールドカードの場合

イオンゴールドカードは、イオンカードやイオンカードセレクトの上位に位置するカードだ。年間50万円以上のカードショッピングを達成することで、カードが発行される。

他社のゴールドカードは、とりわけ年会費が高額なものが多い。しかしながら、イオンゴールドカードは、入会金や年会費が一切かからないのが特徴だ。

ゴールドカードには珍しく、コストがかからないのである。ゴールドカードに切り替えた後も、安心してカードを利用できるだろう。

ETCカード・家族カードの場合

イオンカードは、カード一枚につき、ETCカードを一枚、家族カードを三枚まで、追加発行できる。

追加カードについては、本人カードと同じように入会金や年会費が無料となっているのだ。

ETCカードであれば、有料道路の料金支払いに活用できる。

一方、家族カードであれば、本人カードと全く同じサービスを受けられる。ETCカードや家族カードは、イオンカードと同じように入会金と年会費が無料で作れるのである。

使わないと年会費・入会金がかかるイオンカード

イオンカードは、入会金や年会費が無料であり、コストのかからないカードである。しかしながら、イオンカードの種類によっては、カードを使わないと年会費がかかる場合がある。

そのイオンカードとは、「JQ SUGOCA」と「JMB JQ SUGOCA」の二つだ。以下で詳しく見ていこう。

JQ SUGOCA

年会費	初年度無料
国際ブランド	VISA Mastercard
機能	クレジット 交通系IC
たまるポイント	JRキューポ
追加カード	ETCカード

JQ SUGOCAは、JR九州系の交通系電子マネーSUGOCAの機能を搭載したクレジットカードである。

カードの発行に年会費や入会金はかからず、デポジットについても求められない。

しかしながら、発行してから1年以内に1回以上のカードショッピングを行わないと、2年目以降に、税込1,375円の年会費が発生してしまうのだ。

通常のイオンカードと同じように、カードを発行することに、コストはかからない。ただし、カードを使わないと2年目以降に、年会費が請求される。注意しよう。

JMB JQ SUGOCA

年会費	初年度無料
国際ブランド	VISA Mastercard JCB
機能	クレジット 交通系IC
たまるポイント	JALマイル JRキューポ
追加カード	ETCカード

JMB JQ SUGOCAは、JQ九州系の交通系電子マネーSUGOCAとJALマイレージバンク、JQ CARDの機能が搭載されたクレジットカードである。

このカードを利用することで、JALマイルがたまるほか、JRキューボとマイルの相互交換ができるのだ。また、交換したJRキューボをSUGOCCAにチャージすることもできる。

通常のイオンカードと同じように、カードを発行するにあたって、入会金や年会費はかからない。また、SUGOCCAのデポジットについても無料となっている。

ただし、1年間に1回以上のカードショッピングによる利用がなければ、2年目以降は年会費として、税込1,375円が請求される。交通系電子マネーの機能だけを使いたい人は、2年目以降に年会費が発生することがある。

注意する必要があるだろう。

イオンカードに入会した後の注意点

イオンカードは、発行するカードによって、手数料や寄付金がかかる場合がある。

イオンカードに入会する前に、これらのカードについて把握しておこう。

発行に手数料がかかる場合がある

発行に手数料がかかるパターンとしては、イオンカードと合わせて、次のようなカードを発行した場合がある。

WAONカードプラスは、イオンSuicaカードやイオンカード（ミニオンズ）など、電子マネーWAON機能が付いていないカード向けに、発行するものである。

発行手数料としては、税込300円がかかる。

一方、プラスEXカードは、東海道や山陽、九州新幹線にお得な価格で、乗車できるエクスプレス予約サービスをさす。インターネットからいつでもチケットを予約して、チケットレスで新幹線に乗車できる。便利なサービスだ。

このサービスを利用するためには、年会費と発行手数料を合わせて税込1,100円がかかる。また、再発行するときには、同じように税込1,100円の手数料がかかる。

これらのカードをイオンカードと合わせて使うときには、入会金や年会費とは別にコストがかかるため、気を付けよう。

寄付金が引き落とされる場合がある

イオンカードの種類の中には、毎年のように寄付金が引き落とされるカードがある。そのカードとは、コスモ・ザ・カード・オーパス「エコ」である。

会員価格でお得に給油できる「コスモ・ザ・カード・オーパス」の特典に、環境保全活動をサポートする機能を加えたカードだ。

環境保全活動をサポートするために、毎年500円が自動的に引き落とされるのだ。

入会金や年会費は、通常のイオンカードと同じく無料であるが、年会費のように毎年500円を寄付金として支払う。

イオンカードの利用にコストをかけたくない方は、注意しよう。

イオンカードは入会金がかからないお得なクレジットカード！

この記事では、イオンカードの入会金はどれくらいかかるのか、について解説した。イオンカードの種類は豊富であるが、その種類によらず入会金や年会費はかからない。

ただし、カードの利用状況によって2年目以降に年会費がかかるものや、手数料が発生するものがある。あらかじめ把握しておく必要があるだろう。

イオンカードは、基本的に入会金や年会費が一切かからない。イオンカードの発行を検討しているのであれば、コストを気にすることなく、とりあえず申し込んでみよう。